No.7501 Value Plus (Japan) Vマーク しょうゆ味ヌードル

No.7501は八社会、Value Plus Vマーク しょうゆ味ヌードル。18年ぶりの試食。

▲Vマーク しょうゆ味ヌードル
(2006年、製造はエースコック)
事務的なデザインだなあ

八社会は私鉄系スーパーの共同出資によって商品の企画や販売を行う会社で、Vマークはそのブランド名。即席麺の品揃えは現在縦型カップが五種類(今回の品を含め製造はエースコック)と、焼そば(明星食品)と皿うどん(マルタイ)があるが、袋麺はない。突然変異的にマルちゃんブランドとの併記で丼型カップ麺が発売されることもある。

なお、これからしばらくはプライベートブランドで縦型カップのしょうゆ味、という製品を続けて紹介することとする。あまり味で選ばれるものではないが、それぞれに個性はあるのかどうかを味わってゆきたい。

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No.7500 ヤマダイ ニュータッチ 麻辣担担麺 (ライフ専売品)

No.7500はヤマダイ、ニュータッチ 麻辣担担麺。ライフ専売品。前回No.7499で紹介したニュータッチ凄麺 中華の逸品 麻辣担担麺に対して今回は非凄麺・非中華の逸品だが、ノンフライ麺であることは同じ。

▲No.7499ニュータッチ凄麺 中華の逸品 麻辣担担麺

▲左はNo.7499ニュータッチ凄麺 中華の逸品 麻辣担担麺
右は今回のNo.7500ニュータッチ 麻辣担担麺 ライフ専売品

もしかして中身は一緒でパッケージの印刷違い?とも思ったが、両製品を持ち比べてみると今回のライフ専売品の方が明確に重い(内容量は凄麺が117g、ライフ専売品は137g)。スープは凄麺が液体+粉末、ライフ専売品は液体が二包。なお税抜購入価格は凄麺が249円、ライフ専売品は199円で結構違う。製品の謳い文句を見比べると、花椒・ラー油・練りゴマといった語句が共通する。不思議な兄弟関係だなあ。

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No.7499 ヤマダイ ニュータッチ凄麺 中華の逸品 麻辣担担麺

No.7499はヤマダイ、ニュータッチ凄麺 中華の逸品 麻辣担担麺。姉妹品の酸辣湯麺と共に三月に発売されたもの。ほ~凄麺に中華の逸品ってサブブランドが出来たんだ、と思ったが、調べてみたらこの名は2017~8年頃にも存在していた。この時期は私がテンパっていて全然余裕がなかった頃なので知らなかったよ。(なお中華そばの逸品は中華の逸品と別の流れだと認識する)

凄麺はご当地シリーズで日本各地のラーメンを数多く商品化してきており、勝手に凄麺=日本の味という先入観を持っているのだが、中華料理との融合をどのように為すかは未知数。といってもあくまで「日本風の」中華料理なんだろうけど。

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No.7498 Mi Sedaap (Indonesia) Mi Goreng Perisa Asli

▲パッケージ中央にある「ピリ辛焼きそば」は
透明テープを貼り付けたもので、元からの印刷ではない

No.7498はインドネシアのKarunia Alam Segar、Wingsfood Mi Sedaap Mi Goreng Perisa Asli。同社は巨大なコングロマリットであるWingscorpの事業会社の一つであり、2003年より即席麺事業に参入した。それまで同国の即席麺市場を牛耳ってきたIndofood社を急激に追い上げ、野次馬的な見方をするならインドネシアの即席麺を面白くした立役者といえよう。

Perisa Asliはオリジナル味という意味で、汁なし麺のミーゴレンとしては最もベーシックな味。No.7478で姉妹品のAyam Krispi(クリスピーチキン味)を紹介している。

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No.7497 MAMA (Thailand) Instant Noodles Minced Pork Flavour

No.7497はタイのThai President Foods、MAMA Instant Noodles Minced Pork Flavour。タイ語だと มาม่า บะหมี่กึ่งสําเร็จรูป รสหมูสับとなる、らしい。13年ぶりの試食。なお輸出版(MAMAのブランド表記)のポーク味を9年前に食べているが、タイ本国仕様とは異なる可能性もあるので別扱いとした。

▲左:2011年版タイ本国仕様
右:2015年版欧州向け輸出仕様
EANコードは別物

タイの即席麺=激辛!という固定概念を持つ人は多いだろうが、日本へは入ってこないごく普通の製品には全然辛くないものも多く存在する。過去の経験ではこのMinced Pork味も、添付の唐辛子を入れなければ穏やかだった。

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No.7496 マルちゃん 麺づくり ごま油香る牛だしわかめ醤油

No.7496は東洋水産、マルちゃん 麺づくり ごま油香る牛だしわかめ醤油。韓国風フレーバーを意識した製品とのことで、発売は姉妹品の「キムチチゲ味噌味」と共に今年の2月14日。だが現在もう同社サイトには製品情報が載っていない。一定数を作ったらハイそれまでよ、という短期決戦型の製品なのだろう。なんだか儚さを感じてしまうなあ。

まあここでの反応が次の定番製品の開発へ繋がる、という側麺もあるだろうから短期決戦型の製品を否定はしない。また私の知る限りこのような即席麺の企画販売があるのは世界の中で日本だけである。とめどなく溢れ出る新製品を浴び、毎日違う製品を食べられる幸せに、深い感謝の念を禁じ得ないのだ。

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No.7495 日清麺職人 喜多方ラーメン

No.7495 は日清食品、日清麺職人 喜多方ラーメン。日清食品のサイトには載っていない、イオン系列専売のご当地麺シリーズ。

同種の製品は過去No.7195で沖縄風そばを紹介しており、最近では柚子香る鯛だし塩(愛媛)という品が発売されたばかり。期間限定と書かれているが、今回の品は昨年10月に発売したものを今年の4月に購入したので、半年間ぐらいは売り続けられるみたい。というか半年毎に製品を入れ替えるのかもしれんな?

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No.7494 聯華食品工業 (Taiwan) 荷卡廚坊 特級義大利濃湯麵 巧達海鮮風味

No.7494は台湾の聯華食品工業、荷卡廚坊 特級義大利濃湯麵 巧達海鮮風味。社名の英語表記はLian Hwa Foods、ウチで初めて紹介する会社。麺の品揃えはパスタのみでラーメンとか台湾風の麺線は扱っていない。荷卡廚坊はChef Hökaという英文ブランドになっておりホカ料理長、特級義大利~はプレミアムイタリアン濃厚海鮮麺、ってな感じかな?

昨年10~11月の台湾遠征で買い込んだ製品は今回の品がラスト。62種類を約五ヶ月間費やして紹介したことになる。次の海外遠征は国を決めたが都市は未確定。六月には実行したいのだが、どうなることやら。ということで今後ふた月ほどは国産品の製品紹介が多くなります。

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No.7493 創健社 湯麺

No.7493は横浜の創健社、湯麺(タンメン)。とてもシンプルな製品名だね。麺の製造は福島の五十嵐製麺で、ここは即席の喜多方ラーメンで有名なところ。スープの製造は福岡の一番食品で、全国的な協業体制によって出来た製品だといえる。

動物性素材を使わないPlant-Based食品であり、ノンフライの上に最近では珍しい(汁ありのラーメンなのに)湯切りを要する麺を使うなど、スペックを見る限りは理想主義的な製品だと思える。

一方で理想を追い求めすぎた製品は、得てして現実的な美味しさからかけ離れてしまうきらいもあるので、そのへんの駆け引きやさじ加減をどのようにやっているかが見どころだと思う。

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No.7492 ヤクルト本社 麵許皆伝 みそ味 札幌風

No.7492はヤクルト本社、麵許皆伝 みそ味 札幌風。現行バージョンはNo.7432でしょうゆ味、7462でしお味を紹介しており、まだとんこつ味が未試食で残っている。これまでの付番実績からすると、とんこつ味はNo.7522になる可能性が濃厚だな。

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世界の即席麺探索と紹介動画