Apr.2012 Vietnam (Ho Chi Minh City) 即席麺探索記

先日ベトナムのホーチミン市へ即席ラーメンの仕入れに行ってきた。二日間歩き回って袋めん42個、カップめん18個の計60個を収穫したよ。

▼スーパーにおける即席ラーメン売り場の風景はどの国も大して変らない1205a

スーパーで良く見掛けたベトナムの即席ラーメンメーカは
・Acecook Vietnam(Vina Acecookブランド)
・Vietnam Food Industries(Vifonブランド)
・Uni-President Vietnam
・Miliket/Colusa
・Thien Huong Food(味香麺ブランド)
・Saigon Ve Wong(A-Oneブランド)
・Masan Foods(Omachi, Chin-Suブランド)
・Asia Foods(GauDoブランド)
といったところ。Acecook Vietnamはもちろん日本のエースコックが親会社。

特徴として、どのメーカもやたらと沢山の製品を擁しており、とても全体像を把握出来ない。
価格帯はピンキリで例外もあるが、ベトナム製の袋めんで大体2,500~7,500VND(10~30円)、カップは7,500~15,000VND(30~60円)程度。(1円≒250VND)輸入物はタイ・韓国・香港製が結構出回っているが価格は高い。香港製の出前一丁シリーズはよく見掛けたものの、日本で生産された製品は全く流通していない。
袋めんに比べるとカップめんはかなりの少数派。(中国やタイなどと比べても)
ベトナムで良いのは、袋めんの五個パック販売があまり無く、大抵一個単位で買えること。
米の麺と小麦の麺の比率は5:5~4:6程度かな。

今回、即席ラーメンを購入した場所(店舗)は
・国営百貨店
・Maxi Mart
・Coop Mart
・Circle K(コンビニ)
など。
と、いうわけで今後半年間ほどはベトナム製品の紹介が多くなりますのでよろしく。しかしベトナム語はさっぱり判らないので、製品の概要を理解するのに一品当たり2~3時間を要することになりそう。(タイの時もそうだったけど、海外製品の紹介はこれが結構つらいのよ)

(以下雑感)
去年天津へ行ったので多少交通事情の酷い所へ行っても大丈夫!と思っていたけど、ホーチミンはバイクの大群が怖かった。地元の人は子供もおばちゃんも結構悠然と道を横断するのが不思議。
あと、日本人をカモにしようとするおっさん共から常に睨まれているような緊張感がある。この感覚は今まで行った国では受けたことがないものだ。そんなこんだで、ある程度渡航目的がハッキリしている人でないと観光はお勧めできないかも。

一般的な食べ物は悪くない。だが隣国のタイとは辛さや酸味に関しての感覚がだいぶ違う。ニョクマム(魚醤)が味付けの核になるのはタイ(ナンプラー)と近いけど。
バイクの大群は主にホンダ・ヤマハの日本ブランド。SYM・KYMCO等の台湾勢も結構走っていた。自動車は個人所有のものは少ない感じ。意外にアウディの高い奴(Q7とか)をちょくちょく見た。タクシーはトヨタのインドネシア製東南アジア専用ミニバン、Innovaが圧倒的多数。

▼凄まじいバイクと車の交差1205d

▼社会主義スローガンとキャンペーンガール1205b

▼戦争の傷跡も(ホーチミン作戦博物館)1205c

 

 

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