No.6011は良品計画、MUJI 無印良品　カップラーメン　グリーンカレー味。先月No.5991でバターチキンカレー味を取り上げたがこれはその姉妹品であり、パッケージ側面に描かれている唐辛子の絵がバターチキンが二本なのに対しこのグリーンカレーは五本、激辛であることを暗示している。

外観は無印良品の流儀に則っているので、近付いて製品名の文字を読むか調理例写真のパターンを覚えるかしないと売り場で判別しにくい。まあこれは無印良品だとカップ麺に限らずレトルトカレー等でも一緒で、このブランドのスタイルなのだから受け容れるしかないな。食べてみて、おお！さすがは唐辛子マークが五本！かなりの激辛だけども爽快で心地良い。青唐辛子を使っているからなのか、ドロドロした湿った辛さではなくてスカッとさわやかな辛さ。風が吹き抜けてゆくようだよ。爽やかな辛さを演出するのは乳臭さとタケノコの食感。本来ならココナッツミルクの香りが強いところだがこの製品はあまりそれが無く、代わりに脱脂粉乳っぽい軽やかなミルキーさ。あと千切りのタケノコがシャキシャキした歯ごたえで食にリズムを与える。化学調味料不使用のデメリットは全然感じない。麺はこんな程度でええやと割り切っている感じ。実にキャラクターが明確な製品だった。