No.6015は大創産業（販売者）、ダイソーセレクト　瀬戸内レモンラーメン。ノンフライ麺＋液体スープだけどもダイソーのプライベートブランドだから当然値段は税抜100円ぽっきり。製造者はどこにも表示されていないがパッケージに添えられた「二昼夜かけ低温乾燥させた・・・熟成麺」という文言は藤原製麺の特長をそのまま受け売りするものであり、藤原製麺製で100円だったらすんごいお買い得品でしょう！

即席麺にレモンという組み合わせは冷やし中華だといくつも実施例があるのだが、汁ありのラーメンでは極めて珍しい。過去の試食でも2016年のNo.5827、エースコックのレモン＆おろし風鶏しおラーメンぐらいしか例が無い。レモングラスだったらエスニック風の製品でいくつかあるんだけど。まあそれだけラーメンでは使いこなしが難しい食材なんだろう。食べてみて、レモンの香りが結構ハッキリと主張して個性を出している。でも酸味はそれほど強くないので食べにくさは感じない。麺とスープの品質感はとても良いのでこれが税抜100円というのはかなり割安に感じるね。なんたって賞味期限切れ直前の投げ売りとか特売ではなく、いつでも安心して買える値段なんだから。

とはいへ、品質感が良いことと美味しく感じることは必ずしもイコールではなく、暖かいラーメンにレモンの香りは正直言ってピッタリと合っているとは感じなかった。一度食べてみる価値は十分にあるけど何度もリピートしたいとは思わない。我儘を言えば普通の醤油・味噌・塩味を100円のダイソーセレクトブランドで用意して欲しいところだけど、それをやっちゃうと藤原製麺（？）の商売が上がっちゃうのかな。