No.6214 寿がきや食品 全国麺めぐり 富山白えびラーメン

No.6214は寿がきや食品、全国麺めぐり 富山白えびラーメン。2015年4月の登場で、その少し前の2014年12月に登場した袋版をNo.5636で試食している。寿がきや食品は白えびに先駆けて、富山ブラックラーメンがブームとなりだした早い時期から袋とカップで持っており、それまであまり陽の光を浴びることがなかった北陸のラーメンをメジャーな場へ導いた立役者の一人だと云えよう。

YouTube動画のナレーションでは「しろえび」と喋ったし、実際地元の人もそう呼ぶそうなのだが、学術的には「しらえび」といい、しろえびは別な種のことを指すらしい(Wikiより

今回の製品は2017年9月にリニューアルされたもので、パッケージには「麺がおいしくなりました」と書かれている。富山ブラックなど2017年にリニューアルした同社のノンフライ麺製品には同じような表示があるので、寿がきや食品の中で麺の革命?があったのだろうと推測する。

食べてみて、確かに従来のスガキヤの麺とは違う。今までは比較的古風なノンフライというか、輪郭がキッチリ・エッジがピシッと出たような真面目な印象の麺であり、ちょっとテーブルマークの麺に近いかなと思っていた。なのでラ王や正麺のような新世代ノンフライ麺みたいに融通の利くふくよかさとかしなやかさみたいなのとはちょっと別カテゴリーという印象を持っていた。

しかし今回の製品は舌触りがぬめぬめ・ひたひた、とでも形容できるような艶っぽい舌触りを持っている。噛み応えはちょっと鈍い感じ。まあこの感触が全ての人にとって心地良いものかどうかは疑問だし、私自身も絶賛するまでには至らないが、他に類を見ない個性的なものであることは確かだ。

スープは若干の透明感がある淡い色の塩味で、海老の匂いが強く香る。まあ正直言ってこの匂いが白えびなのか赤えびなのかは良く判らない。糸切りの唐辛子が見た目に華を添えるものの大した刺激は無い。

ところで、カップの側面の印刷文字を見ていたら興味ある一文が:「製造者:加ト吉水産株式会社フーズ部群馬工場」。そうか、テーブルマークと同系の会社へ生産委託していたんだ。従来から寿がきやのノンフライカップ麺がここで作られていたとしたら、昔の麺がテーブルマークと何となく似ていると感じていたのはさもありなんといったところなんだな。

国名 日本
ジャンル カップラーメン
EANコード 4 901677 082169
会社名 寿がきや食品
製品名 全国麺めぐり 富山白えびラーメン
謳い文句 麺がおいしくなりました!白えびが香る芳醇スープ 富山湾産の白えびを使用しその旨みと香りを引き出したコク深い味わいの塩ラーメン
調理方法 熱湯5分
質量 Net104/麺65g
熱量 340kcal (1424kJ)
Na(麺具+汁) 〜g(食塩相当量1.8+4.3g)
付属品 液体スープ、粉末スープ(かやく(ねぎ・フライドオニオン・唐辛子)入り)、チャーシュー
ノンフライ麺
汁なし麺 ×
細くて表面はヌメヌメするような艶があり存在感は高い、歯応えはやや鈍い、個性的
汁・ソース 透明感が残る淡い色、エビの香ばしさが強い、旨みが強い、糸切り唐辛子は辛くない
具・その他 肉は薄くて破れやすい、白えびかどうかは判らないが匂いが強烈、飽きやすい味かも
総合評価 ★★★3
試食日 2018/04/19
賞味期限 2018/08/07
入手方法 2018/04/09 北陸道名立谷浜下りSA
税込購入価格 247 JPY