No.6359 八郎めん 北斎ラーメン 昆布醬油

No.6359 は八郎めん、北斎ラーメン 昆布醬油。No.6347で姉妹品の辛味噌を試食して、特にスープがとても良い印象を受けた。なので今回も期待してしまう。パッケージの図柄は神奈川沖浪裏で、葛飾北斎の富嶽三十六景といえばまず最初にこの絵が脳裏に浮かぶ人は多いだろう、私もそうだ。

土産物としての性格が強い製品なので、中身は北斎とか神奈川沖とかには無関係。八郎めんは秋田の会社だし、販売者の製品情報を見ると日高昆布と羅臼昆布のエキスを使用とのことで、寒い地方の味ということかな。

ちなみにこの北斎ラーメン、醤油・辛味噌・とんこつ(未試食)それぞれの味で一人前と四人前が用意されているのだが、麺は別物で、一人前は乾麺なのに対して四人前は生麺。購入の際はよく確かめて下さい。

 

食べてみて、麺はNo.6347辛味噌と大差無いというか同じ印象。やや細めで柔らかめ、しなやかで滑らかだがもうちょっと締まりがあればなあとも思う。

スープは甘め。醤油濃度は薄い反面昆布と煮干しのダシが強調される。刺激は無く優しい口当たり。だが脂っ気や畜肉系のうま味が弱いので力感に欠ける。こちらももうちょっと土台というか骨格がしっかりしてくれればなあと感じた。素性はいいんだけど。

作り方の説明でお湯の量は600mlとの指示があるが、これはちょっと多いように感じる。実際この量だと丼が溢れそうになるし、スープのややぼんやりした感じもこれに起因すると思う。なのではじめは500~550ml程度で試してみるのがいいだろう。

国名 日本
ジャンル 袋ラーメン
EANコード 4 964868 111550
会社名 八郎めん
製品名 北斎ラーメン 昆布醬油
謳い文句
調理方法 ゆで4.5分
質量 Net119/麺80g
熱量 354kcal (1482kJ)
Na(麺具+汁) 〜g(食塩相当量7.2g)
付属品 液体スープ
ノンフライ麺
汁なし麺 ×
細めの角断面、しなやかで柔らかめ、素性は良いが、もう少し締まりと香りが欲しい
汁・ソース 甘めで醤油濃度は薄いが昆布と煮干しのダシが強い、力強さや刺激は控えめで穏やか
具・その他 麺もスープも少し曖昧だが、お湯の量を少なめにして作ればある程度改善すると思う
総合評価 ★★★3
試食日 2018/12/01
賞味期限 2018/12/01
入手方法 2018/11/09 Okada様よりいただく
税込購入価格