No.6425 マルちゃん 激めんワンタンメン 豆乳担々麺

No.6425は東洋水産、マルちゃん 激めんワンタンメン 豆乳担々麺。激めんは1978年11月に登場し、当初は派手なTVCFと相まって全国的に認知されたのだが、徐々に売上げの地域差が出てきてここ暫くは北海道・東北・信越・関東・静岡の限定販売となっていた。しかし2018年10月のリニューアルを機に再度販売エリアを全国に拡大したのである。とはいえ今まで関東圏においてもどこでも売っていたという訳ではなく、多少は探す手間が掛かっていた商品でもある。

で、今回は豆乳担々麺かあ。私の激めんのイメージは、多少粗いけれども勢いがある、まさに「激めん」の書体のように鋭角なエッジがピンと立った即席麺なんだけどな。

プレスリリースを見ても「まろやかな豆乳」なんて書いてあるし「豆乳担々麺」の書体は角が円弧状に落されたほのぼの丸ゴシックだ。ちょっと私のもつ激めんのイメージとは異質なもののように感じてしまったよ。

まあこれは販売地域を再び全国に戻すための懐柔施策、60Hz地域の人達への挨拶状のようなものなのかもしれない。

食べてみて、やはりスープの印象から激めんとしては味や香りが間接的になったような気がする。

ただし、豆乳の食感は個性的で、大豆の粉末をたくさん混ぜたような香りと、ちょっとザラザラした舌触りがある。なんだか植物繊維がたっぷり摂取できそうな感覚。反面クリーミーな乳状感には欠けて、豆乳というには粗さを感じる。

そして担々スープと豆乳(というよりは粉末大豆)との相性は結構良いと感じた。辛さは心地良い程度で強くはないが、味や香りの手数は多くて退屈しない。単純にマイルドになったという訳ではない、なんだか不思議なバランスだな。

麺はスープに合わせたのだろうか?いつもの激めんより油臭さが抜けてツルツル滑らかになったような、大人しい印象。具の玉子は存在が中途半端な気がする。ワンタンは四個で皮が脆い。マルちゃんのワンタン伝統の香りは弱くてちょっと物足りない。

さまざまな要素が盛り沢山なのだが、あまり統一感のようなものは無く散漫な印象を受けた。まあこの雑っぽさが激めんらしさなのかもしれないな。不思議と憎めない。

国名 日本
ジャンル カップラーメン
EANコード 4 901990 361392
会社名 東洋水産
製品名 マルちゃん 激めんワンタンメン 豆乳担々麺
謳い文句 感謝感激40周年キャンペーン ナウでヤングなQUOカード当たる!
調理方法 熱湯3分
質量 Net102/麺60g
熱量 455kcal (1905kJ)
Na(麺具+汁) 〜g(食塩相当量2.1+3.9g)
付属品 液体スープ、粉末スープ。ワンタン・卵は混込済
ノンフライ麺 ×
汁なし麺 ×
中太の角断面で滑らかな食感、普通で堅実な麺、揚げ物臭が無く激めんらしさがない
汁・ソース 大豆粉末を大量に混ぜたような印象、ザラザラした舌触り、坦々スープとの相性は良
具・その他 ワンタン四個は皮が脆く匂いは弱い、辛さが程々、ジャンキーっぽさが薄れた激めん
総合評価 ★★☆2.5
試食日 2019/02/26
賞味期限 2019/04/02
入手方法 2018/10/24 セイコーマート
税込購入価格 139 JPY