No.6836 マルちゃん 焼そばバゴォーン 塩バター風味

No.6836は東洋水産、マルちゃん 焼そばバゴォーン 塩バター風味。東北・信越地方限定。関東のディスカウント店で発見してこりゃ掘り出し物だと興奮して購入。だが同時期に近所の複数のスーパーでも普通に売られていて、関東圏にも結構な量が流れたみたい。

同じマルちゃんの北海道限定カップ焼そば「やきそば弁当」と同様に粉末のスープが付いている。しかしやきそば弁当は戻し湯で粉末スープを溶くように指示があるのに対し、この焼そばバゴォーンは熱湯を使うことになっている。まあ実際のところはどちらを使ってもいいんだろうけど、戻し湯を使った方が麺からラード(どちらも揚げ油に使用)が溶出して、香ばしい匂いがしそうだな。

食べてみて、バターの匂いがあまりしつこくなかったので一安心。でも塩分やうま味が強い割に味の核というか柱のようなものが感じられず、まとまりに欠けるように思った。お喋りしたりテレビを観たりの片手間で食べるお気軽用途ならばこれでいいが、正面切っての真剣勝負で臨まれるとこの製品には少々荷が重たいかな。

麺はやや細めの角断面。柔らかめで軸方向へのビヨ~ンとした弾力感を強く感じ、バゴォーン(ピストルの発射音のこと)という勇ましい製品名の割には頼りない食感。最後の方にはちょっと飽きてくる。

ソースはバター味ということで人工的で派手な香料がしつこく絡んでくるのでは?と身構えて食べたのだが、一応常識的な範囲に収まっていてくれた。基本は塩味で、調味油の存在感が結構大きく、まとわりつくような感覚がある。うま味はかなり強くて人工的。挽肉は粉っぽい。

わかめスープは前述の北海道限定やきそば弁当とは違い、熱湯で溶くためか脂っ気は無くアッサリしている。ただ指定の熱湯170mlでは塩分もうま味もかなり強く、お湯の量は各自で調節するのがいい(まあ汗をかく作業の前後だったら指定通りでもいいのかもしれないが)。面白い製品だとは思うが、リピートしたいかと問われれば、ちょっと無いな~と答えるだろう。

国名 日本
ジャンル カップ焼そば
EANコード 4 901990 363389
会社名 東洋水産
製品名 マルちゃん 焼そばバゴォーン 塩バター風味
謳い文句 まろうま! ホッとうれしいわかめスープ付
調理方法 熱湯3分お湯切り
質量 Net108/麺90g
熱量 527kcal (2206kJ)
Na ~g(食塩相当量4.8g+スープ1.3g)
付属品 粉末ソース、かやく(キャベツ・味付挽肉)、調味油、わかめスープ
ノンフライ麺 ×
湯切り
細めの角断面、柔らかめで軸方向への弾力感が強い、勇ましい製品名の割に頼りない
汁・ソース バター香料はわざとらしさが控えめだがちょっとしつこい、旨味はかなり強く人工的
具・その他 挽肉は粉っぽい、わかめスープは旨味と塩分が強い、面白いがまとまりに欠ける印象
総合評価 ★★2
試食日 2020/12/22
賞味期限 2021/01/17
入手方法 2020/12/10 TRIAL
税込購入価格 139 JPY