No.7090 麺のスナオシ 醤油ラーメン

No.7090は麺のスナオシ、醤油ラーメン。ドンキで税抜58円(税込約63円)で購入したもの。No.7080で同社の麺’s味工房 醤油ラーメン(TRIALで税込59円)を試食している。どちらもほぼ最低価格帯のカップ麺であり、中身が同じものを表面の印刷だけ替え、流通経路毎に作り分けているのだろうと思っていた。

▲麺’s味工房 醤油ラーメン

▲左は麺’s味工房(No.7080)、右は今回の品
たんぱく質や塩分相当量の値が全然違うね

しかしよく見ると色々と違うのだ!質量や栄養成分などの数値、原材料名の並び(質量の多い順に記載する決まり)、スープの小袋の形状と印刷(今回の品は製造者が三求化学工業、麺’s~は製造者の記載なし)、麺の見た目も違うような気がする。変わらないのはカップの形状とかやくの小袋だけかもしれない!?

食べてみて、やはり今回の品と麺’s味工房は別物だと断定する!比べてみると今回の品は麺もスープも覇気に欠け、掴みどころがないような印象を受けた。とはいっても麺’s味工房がハキハキしていて元気な味だという訳では全然無く、どちらかといえば眠たい味であるのだが、今回の品はそれに輪をかけてぼやけた感じの味だなあと感じた。

なのでどちらかを選べと言われたならば迷わず麺’s味工房だと答える。ちょっとだけ安いしね(税込59円対63円)。とはいってもこの二者は流通経路が違うようで、売り場で並ぶことはまずあり得ないだろう。

麺は中太で、角は丸められており、穏やかな舌触り。気泡感がありスポンジーな食感で、少しナマクラな印象。麺’s味工房の麺と傾向はよく似ているが、歯応えはより一層ダイレクト感に欠けると思った。

スープは濁り感がある茶色でマイルドな口当たり。うま味は十分に出ているが、醤油の香りや塩分が弱く、味の芯というか土台が脆弱な感じを受けた。辛い刺激も脂っ気もなくアッサリ。抑揚に欠けて全体的に平板な印象。味や香りの手数が少なく、隙間風が吹いてくるような感じ。積極的に評価できる部分は無いが、幸い強く嫌悪感を感じる要素も無い。

具はワカメが結構たくさん入っており、見た目はあまり貧相に感じない。ゴマの香りが効果的なのだが、スープの味香りが単調なので、相対的に目立っているように思った。卵は硬め。この具はスナオシの多くの製品で、同じものを使いまわしているようだ。

国名 日本
ジャンル カップラーメン
EANコード 4 973288 734560
会社名 麺のスナオシ
製品名 醤油ラーメン
謳い文句 昔懐かしいチキンベースの醤油ラーメン
調理方法 熱湯3分
質量 Net78/麺65g
熱量 363kcal (1520kJ)
Na(麺具+汁) ~g(食塩相当量0.3+3.8g)
付属品 粉末スープ、かやく(卵・ごま・ワカメ・ネギ)
ノンフライ麺 ×
湯切り 不要
中太で角は丸く穏やかな舌触り、気泡感があり奥歯にスポンジが詰まったような食感
汁・ソース 濁りがある茶色でマイルド、醤油の香りは弱く味の土台が脆弱、辛い刺激も無く平板
具・その他 ワカメがたくさん、いつものスナオシの具、麺’s味工房と同傾向だが覇気のない味
総合評価 ★★2
試食日 2022/05/23
賞味期限 2022/08/10
入手方法 2022/02/21 ドン・キホーテ
税込購入価格 63 JPY