No.7182 明星チャルメラ みそ

No.7182は明星食品、明星チャルメラ みそ。13年ぶりの試食となる。同じ普及版袋麺のサッポロ一番が醤油も味噌も塩も単品で売られているのとは違い、チャルメラは味噌や塩の単品販売が(関東圏では)殆ど無く、パック販売も稀であり、長い間購入の機会に恵まれなかった。ところがこの9月に五個パックが税抜298円で売られている現場に遭遇!併売の塩味と共に迷わず購入した。

だが明星のサイトを確認したら、何とチャルメラシリーズは9月にリニューアルをしており、要は型落ち品の在庫処分セールだったのだな。新型は麺にホタテだしが練り込まれている。一方で質量や熱量は僅かに減っており、ステルス値上げなのかもしれない。

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No.7181 カインズ ソース焼きそば

No.7181はカインズ、ソース焼きそば。製造は大黒食品工業。日本の即席麺では圧倒的少数派の「焼きそば」表記(焼そばではない)。パッケージは商品名の表示すら素のゴシック体で、飾りっ気が全然無く潔さを感じる。夏頃に税込88円で購入したものだが最近値上がりしたらしい。

製品を手に取るとズッシリとした重量感。生意気にも液体ソースを使っているようだ。今まで食べたカインズのカップ麺は製造が大黒食品工業であろうと寿がきや食品であろうと今まで良い方に予想を裏切ってくれたから、どんどん期待値が高くなってしまうなあ。

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No.7180 セコマ 黒醤油ラーメン

No.7180はセコマ、黒醤油ラーメン。製造はエースコック。黒い醤油味といえば富山ブラックを連想するし、最近では郡山ブラックというのも有名になりつつあるが、今回の品はあくまで黒醤油としか書かれていない。セコマの製品なので主な消費者は道産子だろうから、富山だの郡山だのと銘打ったところで売り上げにはあまり寄与しないのだろう。

カップの中に液体スープの小袋が入っている。粉末スープも併用されているので、小袋の表面にスープの粉が付着して取出す際に指を汚してしまうよ・・・と思ったら小袋は綺麗だった。粉末が散らないような処理が施してあるっぽい。些細なことだがとてもありがたいことである。

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No.7179 ヤマダイ ニュータッチ凄麺 肉汁うどんの逸品

No.7179はヤマダイ、ニュータッチ凄麺 肉汁うどんの逸品。凄麺史上で初めてのうどんである。蕎麦であれば(姉妹ブランドの手織里庵も含めて)結構たくさんの実施例があるのだが、太いノンフライのうどんでしっとりした食感や湯戻りの均一性等を確保するのはとても難しいことなのだろう。フタの調理例写真を見るとかなりの幅広麺だが厚さは薄そうで、このへんは生タイプ麺や揚げ麺には敵わない、他社を含んだノンフライカップ麺うどんの限界があるようだ。

先ほどヤマダイのサイトを覗いたら凄麺ではないがノンフライの「手織里うどんカップ けんちんうどん」という新製品が出ており、今回の品と技術的基盤を共用するのだな、と推測する。

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No.7178 伊藤漬物本舗 秋田・湯沢 いぶりがっこラーメン

No.7178は秋田県湯沢市の伊藤漬物本舗、秋田・湯沢 いぶりがっこラーメン。製造はやはり湯沢市の神室(かむろ)のめぐみ。二年ほど前のNo.6805で袋版のいぶりがっこラーメンを紹介しているが、製造は八郎めんで販売がツバサ。今回の製品とは違う。

▲袋版いぶりがっこラーメン(2020年)
今回の品と直接の関係はなさそう

カップの造り等からもしかして今はなき十勝新津製麺を引き継いだ渡辺製麺によるものかと思ったのだが、封を切って中を見ると麺の様子や包装の様式が別物であった。「神室のめぐみ」という製造者には今回初めて接するのだが、調べてみたらカップ版富士宮やきそばの高い方もここの製造によるものらしい。この先大化けするかもしれないし、頭の片隅に記しておこう。

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No.7177 まるか食品 ペヨング イカスミやきそば

No.7177はまるか食品、ペヨング イカスミやきそば。6月に発売された製品で、製品の流れが激しいまるか食品の中にあって意外に長続きしている。

ペヨングは同社の金看板たるペヤングの廉価版という位置付けで麺の量が若干少なく(90g→80g)具や薬味も簡略化されている。だが味の方向性はペヤング路線をほぼ踏襲しており、プアマンズペヤングとでもいうべきもの。今まではペヤングが高級品という認識なんて微塵も持っていなかったが、弟分が出来たことにより相対的に格上げされたように見えてしまうな。

その貧民向けペヨングへ、イカスミというおサレなフレーバーを適用させるというアンバランスさが面白い。(なおペヤングにも過去イカスミ味は存在していた)

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