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No.6416 ペヤング 北海道ジンギスカン風やきそば

No.6416はまるか食品、ペヤング 北海道ジンギスカン風やきそば。珍しい食材をテーマとして取り上げた製品だが、決してこれが日本初という訳ではない。日清食品が2005年10月に北海道限定の期間限定で「やきそばできました ジンギスカン風味」という製品を出し、ウチでもNo.3237で試食をしている。まあ私は日本で羊肉を扱った即席麺はこの二つの焼そばしか知らないな。

でも世界にはいろいろな羊肉味の即席麺があって、臭い匂いが強い製中国大陸の品とか(No.4272)、台湾ではレトルトの羊肉入り高級カップ麺(No.5522)なんてのもあった。私としては日本でももっともっと羊肉味の製品が増えて欲しいぞ。

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No.6415 Myojo (Singapore) Mee Poh Dry 麵薄

No.6415はシンガポールの日清食品、Myojo  Mee Poh Dry 麵薄。麺を茹でてからお湯を切ってソースを絡める汁なし麺。

昔はシンガポール明星だったのが2008年に日清食品の傘下に入る(日本では2006年)。シンガポール日清が販売する明星ブランドの製品は現在インドネシア製であり、この近辺の国々で広く流通している。また明星食品が日本で即席麺を製造し始めた頃に多用していたニワトリのイラストを今でも大きくパッケージに使っているので売り場で一目で存在を確認できる。この辺りのエリアで即席麺売り場を眺めていると、日清よりも明星の方がブランド価値が高いように感じるな。

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No.6414 マルちゃん スープカレーラーメン

No.6414は東洋水産、マルちゃん スープカレーラーメン。北海道・東北限定販売品。2018年9月の発売で、時計台とポプラ並木のイラストが描かれていることから北海道・東北地方専売のベーシックな製品群に属するものと思われる。同名の製品は2005年頃にも販売されていてNo.3183で試食を行った。しかしマルちゃんのスープカレー味って伝統的に製品名の文字書体がひねくれているというか一癖あるんだよなあ。

マルちゃんにはこれとは別にただのカレーラーメンもあって、これは2017年7月の発売で販売エリアは全国。こちらは定番であるカレーうどんのパッケージデザインに似せてあり、未試食だがだいたい味は想像できちゃうな。

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No.6413 Maggi (Malaysia) Fusian Mi Goreng Hot & Spicy

No.6413はマレーシアのNestlé Malaysia、Maggi Fusian Mi Goreng Hot & Spicy。ミーゴレンはインドネシア風焼そばである。

今までMaggi Fusianシリーズはスペイン製のものを四種類紹介してきたし、英国やポーランドなどでもFusianシリーズを展開しているのを知っていたのでてっきり欧州の製品群だとばかり思っていた。しかし今回の製品をいただいてマレーシアのMaggiからもFusianが出ていたことを初めて知り、さらに調べてみると今やオーストラリアやニュージーランドでも製品が出ていることが判明した。う~ん、どうやらNestléはこのMaggi Fusianを世界戦略ブランドとして位置付けているようだな。

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No.6412 サンポー食品 久留米ラーメン

No.6412はサンポー食品、久留米ラーメン。とんこつとラーメンがほぼ同じ大きさの文字で書かれているのだが、同社のWebサイトの表記だとただの「久留米ラーメン」になっており、こっちが正しい模様。「久留米とんこつラーメン」は同社袋麺の固有名称らしい。

1999年8月に登場した製品で、ウチでは発売後間もなくNo.1505で試食をしている。この時は類型的であまり個性の無いミルキー豚骨味だと思っていたが、その後2003年の試食(No.2597)では後入れニンニクが追加され、かなり尖った性格の製品に変貌していた。もちろんニンニク大好き少年の私としては好ましい変身だと受け止めたものである。

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No.6411 稲葉製麺所 厚岸かきラーメン しお味

No.6411は稲葉製麺所、厚岸(あっけし)かきラーメン しお味。名前の通り牡蛎で有名な北海道厚岸郡厚岸町にある会社。住所からGoogleのストリートビューで探してみると、小さな町工場という感じの建物に辿り着く。調べてみるとこの辺一帯のラーメン屋さんに生麺を供給している会社らしい。工場の大きさから見て生麵の他に乾麺の製造設備まであるようには思えないので、この製品の麺はどこか別の会社から調達してきたものかな?

道の駅、厚岸グルメパーク(コンキリエ)で購入したもの。牡蛎味の袋ラーメンは他にも売られていたものの、一番高くて(税込398円)レトルトの牡蛎が付いているこの製品を選択した。

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No.6410 日清のラーメン屋さん 旭川しょうゆ味

No.6410は日清食品、日清のラーメン屋さん 旭川しょうゆ味。日清のラーメン屋さんはチルド麺で1987年8月に登場、1996年9月に乾麺の袋版が登場、その後カップ版(現在は消滅)や冷凍版が登場して日清食品の中堅ブランドとして位置付けられる。

袋版は過去中国地方とか九州の限定版もあり全国を満遍なく網羅した品揃えとなっていたが、現在は旭川・札幌・函館をサブネームに用いた北海道を強調した製品群となっている。

▲写真は日清食品のサイトより引用

そして北海道限定で今回の品とは別の「日清北海道のラーメン屋さん」という製品も販売してい。パッケージの違いはごく僅かなのでパッと見での判別は付き難い。ああ昨秋北海道へ行った時に買ってくるんだったな~、気付くのが遅かった。

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No.6409 KASET (Thailand) Boat Noodle Pork Flavoured

No.6409はタイのThai Ha Public、KASET Instant Bean Vermicelli Boat Noodle Pork Flavoured。この会社は春雨専業であり、袋もカップもパッケージに女性のイラストを載せるものが多い。

ボートヌードルとは一体何ぞや?船の上で食べるための料理かと思って調べてみたら、その昔チャオプラヤ川を通る船乗りに向けて小さなお椀で出された麺料理のことらしい。なるほどタイ版わんこそばという言い方をされるのも頷ける。あと、スープは豚や牛のダシおよび血を使う。タイの街を歩いていると血のスープというのはしばしば見かけることが出来て、それほど珍しいものではないみたいだ。

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No.6408 セコマ カレーうどん

No.6408はセコマ、カレーうどん。北海道を中心としたコンビニチェーンのセイコーマートで販売されるプライベート商品。税込でちょうど百円なので気軽に買える品である。

セコマブランドの即席麺は製造者を明示していないので、どこが製造したものかを推測する楽しみ(?)がある。ウチはいつもカップ底部の写真もデータベースとして蓄積しているので、底面の形状や刻印、印字を見ればある程度の情報を取得できる。で、今回の品は・・・ヤマダイ、ニュータッチの非凄麺系で使われるものに近いなあ。カップだけなら他社も同じものを使う可能性があるが、後述する食べた印象からしても、No.5802で試食した懐かしのカレーうどんにかなり近いと思うのだが、真実は如何に!?

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No.6407 Knorr (Hungary) Noodles Tomato

No.6407はハンガリーのUnilever Magyarország、Knorr Noodles Tomato。

しかしまあ、なんちゅーか中途半端というか素っ気ないパッケージデザインだね。文字はブランドと製品名と味の表記だけ、麺がうねうね伸びてくるみたいであまり美味しそうには見えない調理例とトマトのイラスト。これを見てもあまり人々の食欲や購買意欲を喚起することは出来ないように思えるな。まあ逆に日本の即席麺のパッケージは情報過多という気もするのだが。もしかしたらこのデザインには日本人が知覚できない、ハンガリー人の琴線に触れる要素が隠れているのかもしれない。

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