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No.6359 八郎めん 北斎ラーメン 昆布醬油

No.6359 は八郎めん、北斎ラーメン 昆布醬油。No.6347で姉妹品の辛味噌を試食して、特にスープがとても良い印象を受けた。なので今回も期待してしまう。パッケージの図柄は神奈川沖浪裏で、葛飾北斎の富嶽三十六景といえばまず最初にこの絵が脳裏に浮かぶ人は多いだろう、私もそうだ。

土産物としての性格が強い製品なので、中身は北斎とか神奈川沖とかには無関係。八郎めんは秋田の会社だし、販売者の製品情報を見ると日高昆布と羅臼昆布のエキスを使用とのことで、寒い地方の味ということかな。

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No.6358 Maggi (Spain) Fusian Pasta Oriental Pollo

No.6358はスペインのNestlé España SA、Maggi  Fusian Pasta Oriental Pollo。チキン味で実際の製造はウクライナ。このFusianシリーズはいままで三回袋版の焼そばをを紹介してきたが、今回は初のカップ版。Nestléはスペイン以外のヨーロッパ各国でもこのFusianシリーズを展開しているが、仕向地によって品揃えや仕様は違うみたい。で、スペインのFusianは基本的にYakisoba(袋のみ)およびPastaの二種類に大別される。

Pasta系列を食べるのは今回が初めて。日本人の言語感覚からするとパスタと言うならスパゲッティやマカロニ等をソースに絡めて食べるものを連想したのだが。

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No.6357 Pot Noodle (UK) Chicken & Mushroom Flavour

No.6357は英国のUnilever、Pot Noodle Chicken & Mushroom Flavour。実はこの製品、2007年10月のNo.3707で一度試食しており、i-ramen.net史上最低の評価である0.1点()を付けている。今回11年ぶりに再会することとなり、この間にどれだけ進化・改良が為されたかが最大の関心であった。まあなんたって、どん底からの比較なのだから、ちょっとでも改善が認められれば大躍進ということになり、それは簡単なことのように思われる・・・

のだが、結論を先に言うと11年前と同じ印象だった。進歩なし!変わらぬ不味さ、これが大英帝国々民が愛する故郷の味なのか?

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No.6356 いわて醤油 とんこつラーメン

No.6356はいわて醤油、とんこつラーメン。過去にNo.5815で醤油味No.5964で味噌味を紹介しているので会社や製品の概要はそちらを参照して下さい。五個パック販売に特化して個装袋の印刷を省いてしまった割り切りの良さで、一パック税込み150円以下で買えてしまう低価格が特徴。とはいえ私は業務スーパー以外でこの会社の製品を見たことが無い。

今まで醤油味と味噌味を食べた感想として、嫌な味はしないのだけれど、本来備わっているべき味の一部が抜け落ちているように思った。なので素で食べるとちょっと不足感があるのは否めないが、適切な具を入れれば十分実用になると認識している。まああまり豪華な具を入れてしまうと激安製品の意味が無くなってしまうが。

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No.6355 Sue Sat (Thailand) Signature Shrimp Volcano Cheese Flavour

No.6355はタイのThe Decent Noodles Factory、Sue Sat Signature Shrimp Volcano Cheese Flavour。ブランド名であるSue Satはタイ語のซื่อสัตย์(正直)の読みである。Decent社はタイの即席麺市場では五~六位ぐらいの位置付けで、国内よりも海外輸出が商売の主体だと思われる。

で、同社のカップ麺は容器もフタもコストの高そうな樹脂製容器を使っていて採算が合うのかな?思っていたのだが、今回の品は初めて見る紙製のカップ。エコだの環境とかで世界的にカップの材質は紙になりつつある中、独り我が道を行くという感じのDecent社も遂に時の流れに迎合するのか~、と思うと感慨深い。

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No.6354 今麦郎面品 (China) 老爸厨房 一菜一面 蘑菇炒肉浇头面

No.6354は中国の今麦郎面品、老爸厨房 一菜一面 蘑菇炒肉浇头面。キノコと炒めた肉のトッピング麺、てな感じの意味かな。このシリーズはスープと具をひとまとめにしてフレーズドライ化したのが特徴。

最近日本では具沢山の味噌汁とかかつ丼のようなお惣菜のフリーズドライ製品が浸透しはじめてきているが、一菜一面シリーズは日本に先駆けて即席麺でいち早くこの手法を導入したもの。中国市場の観察は決して怠ることが出来ないなあ。No.5755で 番茄鸡蛋浇头面(トマトと玉子)No.6232で青椒肉丝浇头面(青椒肉絲)を紹介済み。

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No.6353 国分グループ本社 Tabete だし麺 長崎県産煮干しだし醤油ラーメン

No.6353は国分グループ本社、Tabete だし麺 長崎県産煮干しだし醬油ラーメン。この文章を書くために製品情報を仕入れようと国分のWebサイトを見に行ったら新しい製品が追加された一方で整理されて消えた製品もあり、それが今回試食のブツである。あまり評判が芳しくなかったのかな?

8月末に購入したものだが、その頃はまだサイトに載っていたんだけどなあ。まあギリギリで入手できたのでラッキーだったと云えよう。ちなみにちょっと通販サイト調べた限りでは、単品での購入はもう難しいようで、40個単位とか個人では手を出しにくい条件での販売が僅かにあった。

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No.6352 新順福食品 (Hong Kong) 寿桃 生麵皇 粗 鮑魚清鷄湯味

No.6352は香港の新順福食品、寿桃 生麵皇 粗 鮑魚清鷄湯味。英文表記ではSun Shun Fuk Foods、Sau Tao Instant Noodle King-Wide Abarone & Chicken Soup Flavour。しっかしヌードルキングか、大きく出たものだ。でも和訳すればラーメン王、どっかで聞いた名前だなあ。

この会社は袋もカップも非油炸(ノンフライ)麺のみを製造するところで、ちょっと前まではブランドネームが寿桃牌という名前だったのだが、今回見たら「牌」が消えていた。製品名中にある「粗」というのは幅広麺のことで、これに対して細い麺の場合は「幼」という表示がある。

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No.6351 7-Select (Thailand) Stir-Fried Pad Char Shrimp Flavour


No.6351はタイのSeven Eleven、7-Select Stir-Fried Instant Bowl Noodles Pad Char Shrimp Flavour。タイ風海老焼そばであり、セブンイレブンのプライベートブランド商品。タイはバンコックだとコンビニ密度は日本以上で、見たところそのうちの九割はセブンイレブン。なのでここで扱われるということは多くの人の眼に触れることであり誉れ高きことである。

タイにおけるセブンセレクトの即席麺はタイ日清が製造するケースが多いのだが、今回の品は日清のロゴが入っていない。またカップの造りや食べた印象からしてもタイ日清の文法とは異なると感じたので、きっと違う会社に製造委託しているのだろうと推測する。

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No.6350 明星食品 中華三昧 四川風味噌拉麺

No.6350は明星食品、中華三昧 四川風味噌拉麺。中華三昧は高級即席麺として1981年10月に発売され、一時的に多くのフォロワーを生み出すほどのヒットをする。結構最近まで製品の種類を表す名前に味噌とか醤油とか塩といった味の表記は無く、味噌味は「四川風拉麺」という名であった。

当初から製品の下部に小さく「ピリッと辛味のきいたみそ味スープ」などとは書かれていたが、四川=味噌、広東=醤油、北京=塩といった関係性を当時の人が認識できたとは思えず(今でもそうか?)特に醤油と味噌はパッケージの基調色が似ていたからパッと見の識別性が悪かった。一方、この製品のお陰で広い中国の、地域ごとの料理の特徴をおぼろげながら理解した人も多いだろう。

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