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No.6626 日清食品 (Hong Kong) 福 雞汁伊麵

No.6626は香港の日清食品、福 雞汁伊麵。ベトナム製。香港では福字麵とも呼ばれるこのブランドは2013年に香港統一食品から香港の日清食品へ移行したもの。ウチでは過去2008年12月のNo.4019で試食をしているのだが、今回の品のパッケージを見て驚いた!なんと、元々あった鶏の絵がチキンラーメンのひよこちゃんに乗っ取られているではないか!!

「おう!そこのニワトリ、今日から雞汁伊麵のマスコットキャラクターはこのひよこちゃん様がやるんだからとっとと失せろ!俺のバックにゃ日本の日清食品が付いているんだぜ、文句を言えるものなら言ってみろやボケ!」こうして哀れなニワトリ君は追い出されてしまい、その後の行方を知る者は誰もいない。

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No.6625 Antaar&s (Italy) Arnaboldi Makegusto Parmesana

No.6625はイタリアのAntaar&s、Arnaboldi Makegusto Parmesana。ノンフライのカップパスタでチーズ(パルミジャーノ)味。姉妹品のCarbonara味をNo.6615で紹介している。

最近は同じイタリアのInsta Cup(Liodry Foods)やコロンビアのDoria、ブラジルのNissin等のカップパスタを食べてきたが、どれもみな麺の湯戻りに難があり、楽しく試食を行うには至らなかった。欧州や中南米の製品は日本の水との相性が悪いのだろうか?ちなみにNo.6364で中国の日清カップパスタ(可意粉)を試食したが、これはとてもいい感じの麺だった。

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No.6624 日華食品 Nikka Ramen Shrimp Flavour(タヒチ向け製品)

No.6624は神戸の日華食品、Nikka Ramen Shrimp Flavour。タヒチ向けで中国製。この会社については姉妹品Crab Flavour (No.6614)の試食記もご参照下さい。パッケージの特長は袋の揚げ麺では今や絶滅寸前の「のぞき窓」が残っていること。

そもそものぞき窓は日清がチキンラーメンを発売した際、過去に例が無い製品のため中の麺をチラ見させることで麺の食べ物であることを理解してもらうためのもので、他社もこれに追従した。だが即席麺の普及に伴い説明は不要になり、麺を外光に晒さないためにも1980年頃にはほぼ消滅する。

現在日本の揚げ麺でのぞき窓が残っているのは徳島製粉の金ちゃんラーメンぐらいだろう。

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No.6623 Nissin Foods (Mexico) Maxi Sopa Nissin Cuchareable, Sabor a Camarón Picante

No.6623はメキシコの日清食品、Maxi Sopa Nissin Cuchareable, Sabor a Camarón Picante。Cuchareableはバケツ(っぽいモノや形)のことで、カップが大柄であることの比喩表現っぽい。Camarón Picanteはピリ辛エビ味である。

今年に入りメキシコ製Cup Noodlesの紹介を二度行い(No.6601、6619)、どちらも外装に「Hecho en México(メキシコ製)」と書かれた鷲のマークが印刷されていたのに今回の品はそれが無い。日清グループは製品に対する情報の記載が厳格に管理されているので鷲のマークが無いということはメキシコ製ではない証なのだろう。米国ではなくブラジル製かな?

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No.6622 Knorr (Portugal) Asia Noodles Chili & Lemongrass

No.6622はポルトガルのUnilever、Knorr Asia Noodles Chili & Lemongrass。日本でクノールといえば味の素が持つブランドの一つで洋風のスープが主体。元々はドイツが発祥の食品ブランドだが親会社がいろいろ変わり、2000年にUnilever社(本社はオランダと英国)の傘下となる。日本でユニリーバといえばヘア&スキンケア・洗剤のイメージが強いけれど、欧州ではKnorrブランドによる巨大な即席麺生産企業でもある。

今回の品はポルトガルのUnilever Jerônimo Martins社が販売するので国籍も同国扱いとしたが、EU製品でよくあるように生産国は不明である。

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No.6621 永南食品 (Hong Kong) 公仔麵 重口味 赤湯牛肉味

No.6621は香港の永南食品、公仔麵 重口味 赤湯牛肉味。英文表記はWinner Food、Doll Instant Noodle Strong Flavour Red Soup Beef Flavour。「公仔(Doll)」ブランドの永南食品は日清食品グループの傘下にあり、香港の市場では永南が庶民的、日清が高級品を担当するイメージ。最近日清に吸収された「福」ブランドは永南よりもさらに庶民的なレンジを担う。

永南食品のWebサイトを見ると、重口味というのが独立したシリーズであるように思われるが、まだ今回の品だけしか製品が存在していない。昨今の袋麺としては珍しく単品販売のみで、五個パックは用意されていない様子。

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No.6620 ひかり味噌 麺楽 らーめん みそ味(輸出専用品)

No.6620はひかり味噌、麺楽 らーめん みそ味。ひかり味噌は長野にある会社だが、即席麺は輸出のみで国内販売はしていない。今まで天ぷらそば(No.6594)と天ぷらうどん(No.6604)を紹介してきた。そして確固たる証拠はないものの、たぶんこれは自社生産ではなくどこか(愛知の山本製粉かな・・・?)に生産委託をしているのだろうと睨んでいる。

輸出専用とはいえ、店頭展示で一番目立つパッケージのフタには平仮名や漢字が大きく書かれていて英文は添え物のようだ。このことから本製品は不特定多数の外国人をターゲットとしたものではなく、日本人もしくは日本が好きな人に的を絞った製品企画なのだろうと推測する。

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No.6619 Nissin Foods (México) Cup Noodles Hot Sauce Sabor a Carne de Res

No.6619はメキシコの日清食品、Cup Noodles Hot Sauce Sabor a Carne de Res。ピリ辛牛肉味。英語とスペイン語がチャンポンになっており、これでイイのか?と疑問に思うのだが、現地の人が意味を理解できればそれでいいのかな。まあ日本だって英語と日本語がごちゃ混ぜになっている語句はいくらでも氾濫しているしね。

La Botanera」と書かれたサルサソースの小袋が付いている。調べてみたらメキシコで有名なソースのブランド名だった。海外でもこういう味に関わる部分での企業間コラボがあるんだな。(即席麺の味に直接関わらない例ならいくつかあるんだけど)

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No.6618 Indomie (Egypt) Beef Flavour

No.6618はエジプトのSalim Wazaran Abu Alata、Indomie Beef Flavour。昨年末よりエジプト製インドゥミーの試食を七回行ってきて(うちカップは二個)、八つ目の今回がラストとなる。今後はモロッコおよびトルコ製インドゥミーの試食を行う予定なのでインドゥミーの生産国による違いに興味がある方(そんな人いるのか?)は引き続き御期待ください。

エジプト製インドゥミーのまとめとして、インドネシア製および一般的な即席麺と比べて麺が水っぽいというかブヨブヨする傾向がある。これはカップ版に顕著で、オーバーに表現するならば豆腐の麺みたいだった。一方袋麺についてはゆで時間を短めにすれば気にならない程度。

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No.6617 Vifon (Vietnam) Phú Gia Miến Măng Giò Heo

No.6617はベトナムのVietnam Food Industries、Vifon Phú Gia Miến Măng Giò Heo。英文および中文表記はInstant Bean Thread Bamboo & Artificial Pork Flavor/猪腿竹筍粉絲。豚肉メンマ味の春雨麺。中文を見るとおおよその内容を想像できるね、漢字って素晴らしい。

同社は最近イメージチェンジを行い、会社のロゴや製品がスッキリしたデザインになったが、今回の品はイメチェン前のもの。日本とは違い海外の場合、ノンフライの春雨麺なら揚げ麺よりも賞味期限の設定が長めだろうから暫くは旧製品も流通しているだろう。

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