カテゴリー別アーカイブ: 10日本のカップ麺

No.7360 セコマ 野菜たっぷり!ちゃんぽん

No.7360はセコマ、野菜たっぷり!ちゃんぽん。製造はエースコック。内容量58gの軽い製品。なのにフタにもカップにも堂々と「野菜50g」と書かれている。だがよく見ると下に小さく「※生野菜換算」と注釈が。なお麺は45gで、58-45=13gがスープと具を合わせた分となる。50gの野菜を真空凍結または熱風で乾燥して水分を飛ばすと1/10ぐらいになるのだろう。

余談だが日本の即席麺は内容量表示をするのに対し、海外モノはカップや包装を含んだ総質量を表示するケースが多く、単純比較をするのは都合が悪い。いままでウチはこのことをウヤムヤにしながらデータを記録していたが、どこかで見直さなければならんな。

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No.7356 マルちゃん 赤いきつねうどん 北海道

▲左が北海道版、右が東版
北海道の地図以外はほぼ同じ
「OPEN」の文字色が違う!!(本稿公開直前に発見)

No.7356は東洋水産、マルちゃん 赤いきつねうどん 北海道。赤いきつねは他に東版・西版・関西版が存在するが、今回は東版と同時比較をしながら試食した。前回のどん兵衛と同じパターンである。

フタのグラフィックに関して赤いきつねは北海道版と東版との違いがごく僅かで、調理例写真はたぶん同一。北海道の地図とJANコード、小さな(E)マークぐらいしか気付かなかった。探せば探すほどいろいろな相違点が出てくるどん兵衛とは対照的。それだけ合理的もしくは中央集権的な製品作りをしているということか?北海道版では七味唐辛子を削除したどん兵衛に対し、赤いきつねは北海道民にも七色の刺激を恵んてくれている。ありがたや~

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No.7355 日清食品 北のどん兵衛 きつねうどん [北海道]

▲左が北のどん兵衛、右が日清のどん兵衛 [東]
違いは何箇所あるでしょう?
写真は一箇所として、私は十箇所見つけた(文末参照)

No.7355は日清食品、北のどん兵衛 きつねうどん [北海道]。どん兵衛のきつねうどんには北のどん兵衛の他に東版と西版が存在する(最近出たPROとかSalt offとかあっさりは除く)。今回は東版との同時試食を行なった。なお北のどん兵衛は北海道へ行った時に食べた経験はあるが、試食記を書くのは今回が初。

二つを見比べると、うどんをすくい上げる箸の部分は同じだが、本体部の写真は別物だね。下部に「北の」は北海道の地図が描かれているが東版は無く、そこには妙にたくさんの七味唐辛子が散らされている。右下の青い丸枠内でWだしは「北の」が鰹節ⅹ利尻昆布、東版は本鰹ⅹ宗田節になっている。イラストも違うな。

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No.7350 セコマ チリトマト味ヌードル

No.7350はセコマ、チリトマト味ヌードル。製造はエースコック。カップの中にふりかけの小袋が同梱されている。最近の縦型カップではひと手間かけて美味しくしますよという誇示+小袋に付着した粉末スープで手を汚さないようにする効果を狙って小袋を器の外に出す場合が多く、この形態はは久しぶりだなあと思った。なお粉末スープはサラサラせずに固まっているため手は殆ど汚れない。

チリトマト味のカップ麺が登場したのは1982年7月の日清カップヌードルが初で今も現役。私が発売直後に食べた際、既存の殻を破り思い切り酸味を強調して洋風に仕立てた味に「革新的だ!」と衝撃を受けたもの。あれからもう40年以上経つんだなあ。

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No.7340 セコマ ニンニク鶏白湯ラーメン

No.7340はセコマ、ニンニク鶏白湯ラーメン。製造はヤマダイ。

セコマブランドのカップ麺は縦型がエースコック、どんぶり型はヤマダイ、焼そば等湯切りを要するものは東洋水産、という委託製造会社の振り分けをしているようだ。製品の種類が多く、またローテーションも盛んにやっているので、たまに挑戦的なものやヘンなものも出てくるから面白い。それはカップ形状の種類には依らないので、おそらく製品の企画はセコマ側が主導して行っているんだろうなあ、と想像する。

主な販売地域が北海道に限定され(あと一部茨城と埼玉)、購入の敷居がちょっと高いことも収集家の心に火を点ける。

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No.7337 ペヤング ディアーヌードル しお味 復刻版

No.7337はまるか食品、ペヤング ディアーヌードル しお味 復刻版。20年前のアノ製品が遂にいま、蘇えった!と言うべきところなのかもしれないが、基本はペヤングヌードルの下に位置する廉価版製品で、20年前に出た時もさしたる話題にはならなかった。なのでなぜ今復刻したのか?と疑問が湧く。

▲元祖ディアーヌードル(2003年、みそ味)の
立体フタとその裏面

今回の品の栄養成分を眺めて「ん!?」と目が止った。塩分相当量が9.7gもあり、これは即席麺としては突出して多い値である。ちなみに姉妹品のしょうゆ味は5.3gと普通、みそ味は8.6gで結構多め。最初誤植かと思ったがみそ味も多いんだよなあ。なお20年前のみそ味はナトリウム量1.8gの換算で4.57g、だいぶ違うね。

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No.7330 セコマ しょうゆヌードル

No.7330はセコマ、しょうゆヌードル。製造はエースコック。私はセイコーマートを訪れる機会が滅多にないので、たまに行った際にはどうしても特徴的な「山わさび」等の、他では見られない珍しい製品に手が伸びがちである。

だがある日それではイケナイ!という神のお告げを受けた。セイコーマートの勢力圏に住む人は珍しさではなく日常生活の支えとしてセコマのカップ麺を買うのであり、試食評価をする者としても珍しい味の試食記でアクセスを稼ごうなどという下心を持ってはイケナイのだ。基本に還れ!という想いでベーシックな製品に光を当てることとする。(決して間違えて買っちゃった訳ではない)

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No.7326 東洋水産 マルちゃん 緑のたぬき天そば 北海道 (北海道限定)

▲左は北海道版、右は東版
北海道版はフタの紙の光沢が弱い(半光沢)、東版はテカテカ
北海道の地図は日清と同様の黄緑色だが、島は省略されている

No.7326は東洋水産、マルちゃん 緑のたぬき天そば 北海道。 北海道限定。緑のたぬきと赤いきつねは北海道・東・西・関西の四種類がある。(厳密に言うと他に同社サイトに載っていない自販機版や輸出仕様も存在する)

北海道版は現地に行った際にその場で何度も食べているのだが、まだ写真や動画を伴う試食記を書いたことがない。なので改めて東版と比較をしながら食べてみることとする。実は西版も試食記をまだ書いていないので、可及的速やかに機会を設けなきゃいかんなあ。

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No.7325 日清食品 北のどん兵衛 鴨だしそば(北海道限定)

▲左が北のどん兵衛、右は日清のどん兵衛(北海道除く全国版)
調理例写真は同じものだが、切り出し方が違う
北海道の地図には利尻・礼文・北方領土もしっかり含まれる

No.7325は日清食品、北のどん兵衛 鴨だしそば。北海道限定。

日清食品と東洋水産の和風麺は味を地域によって何通りかに分けていることが良く知られているが、それはあくまでメジャー製品であるきつねうどん&たぬきそばの話。それ以外の製品について東洋水産はほぼ全国一律なのに対し、日清のどん兵衛は北のどん兵衛(2009年10月発足)と称して北海道限定品を持っている。それが今回の鴨だしそばであり、他にカレーうどん・きつねそば・天ぷらうどん(かき揚げ天ぷらうどんではない)がある。北海道に関しては日清の方が対応が手厚いね。

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No.7320 セコマ 焦がしねぎ風味のうどん

No.7320はセコマ、焦がしねぎ風味のうどん。今年一月の発売で製造はヤマダイ。

カップうどんに添える具と言えば油揚げとかかき揚げ天ぷら等の揚げ物が多いのだが、今回の製品は潔くねぎと焦がしねぎのみ。まあ考えようによっては焦がしねぎも揚げ物の一種といえるのかもしれないが、よくある大きな揚げ物の塊はここにはない。そのためかエネルギーは揚げ麺にも関わらず300kcal台の前半に留まっている。果たしてたった二種類のねぎだけで、太いうどんの麺を手懐けることができるのだろうか?

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