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No.7178 伊藤漬物本舗 秋田・湯沢 いぶりがっこラーメン

No.7178は秋田県湯沢市の伊藤漬物本舗、秋田・湯沢 いぶりがっこラーメン。製造はやはり湯沢市の神室(かむろ)のめぐみ。二年ほど前のNo.6805で袋版のいぶりがっこラーメンを紹介しているが、製造は八郎めんで販売がツバサ。今回の製品とは違う。

▲袋版いぶりがっこラーメン(2020年)
今回の品と直接の関係はなさそう

カップの造り等からもしかして今はなき十勝新津製麺を引き継いだ渡辺製麺によるものかと思ったのだが、封を切って中を見ると麺の様子や包装の様式が別物であった。「神室のめぐみ」という製造者には今回初めて接するのだが、調べてみたらカップ版富士宮やきそばの高い方もここの製造によるものらしい。この先大化けするかもしれないし、頭の片隅に記しておこう。

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No.7170 セコマ カレーヌードル

No.7170はセコマ、カレーヌードル。今まで紹介した品と同様にセコマの縦型カップ麺はエースコックの製造。これが丼型カップだとヤマダイに、焼そばでは東洋水産になる。セコマのカップ麺は三年ほど前までは製造者の記載が無く、これを勝手に推測するのも一つの楽しみだったが、食品表示法の改正でトレースできるようにする必要が生じ、想像の面白味が無くなったなあ。

▲エースコックのカレー味縦型カップ
三条カレーラーメン(2016年)、カレーヌードル(2018年)

エースコックは東北地方限定で「カレーヌードル」(固型ルウ)を、更に新潟県限定で「三条カレーラーメン」(粉末スープ)を販売している。北海道を主なターゲットとする今回のセコマのカレーヌードルは、エースコックの東北新潟向け製品との関連性があるのだろうか?

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No.7168 JA全農 A-COOP 五目野菜ラーメン

No.7168はJA全農、A-COOP 五目野菜ラーメン。製造は寿がきや食品。というかちょっと前のテーブルマーク、更に言えばカネボウフーズの流れを汲むところであり、ノンフライカップ麺の正統な先駆者の血筋を受け継ぐ製品だともいえる。ありがたや~。

とはいえ、麺に米粉を混ぜてあるのは本製品のオリジナル部分。ちなみに少し前に紹介した同社のカレーうどん(No.7138)、味噌ラーメン(No.7158)は米粉の添加が無く、また今回の品だけ税込購入価格が110円で他よりも10円高い。A-COOPのカップ麺には他に醤油味があるのだが未入手。いつの日か出会うことができるかな?

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No.7161 カインズ ノンフライ麺 醤油ラーメン

No.7161はカインズ、ノンフライ麺 醤油ラーメン。製造は寿がきや食品。同社の税込88円(購入時。現在は98円)カップ麺シリーズの一つで、No.7151で姉妹品の「ノンフライ麺 鶏の旨み塩ラーメン」を試食した際は価格を超越したスープの出来の良さに望外の深い感銘を受けた。今回の醬油味も製造元は同じなので、いやか上にも期待してしまうよ。

一般的にプライベートブランドのカップ麺はパッケージデザインが事務的で無気力なのに対し、カインズの場合はそれなりに食欲を喚起するものになっているのが美点。フタも艶があるし。まあこれは売場でナショナルブランド製品に配慮する必要があるか無いかの差かもしれないが。(自分の知る限りカインズは他社のカップ麺を扱っていない)

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No.7160 セコマ 豚丼味の焼そば

No.7160はセコマ、豚丼味の焼そば。製造は東洋水産。もう25年ほど前の夏休み、北海道を車中泊しながら行き当たりばったりでウロウロしていて、たまたま入った帯広の辺りにある大衆食堂でたまたま頼んだのが豚丼の初体験だった。このときはまだこれが帯広の郷土料理だとは知らず、吉野家の牛丼の亜流かな?程度の気持ちで臨んだのだが、ジャブジャブしたつゆや玉ねぎは無く、単純に焼肉を丼へ載せたもので予想したものとは大違い。そして甘辛くコッテリした味付けに少々驚いたもの。

その豚丼がついに焼そばになった!さすがは北海道を基盤とするセコマだね~。25年前の驚きが今、蘇ってくるのだろうか?

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No.7158 JA全農 A-COOP 味噌ラーメン

No.7158はJA全農、A-COOP 味噌ラーメン。製造は寿がきや食品の関東工場(群馬県高崎市)、少し前までは加ト吉水産名義だった場所で生産されたもの。No.7138で姉妹品のカレーうどんを紹介している。ノンフライの麺が売りであり、カネボウフーズやテーブルマークのDNAを引き継ぐ製品であるともいえるだろう。

A-COOPブランドの製品は一般的なスーパーやコンビニでは見掛けることが出来ず、農業が盛んな地域に置かれるJA農産物直売所など限定される。このため、都市部の人にとっては入手ががなかなか困難である。旅行の際などにちょっと足を伸ばして探してみるのがいいだろう。って、そんな人はいるのかな?

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No.7151 カインズ ノンフライ麺 鶏の旨み塩ラーメン

No.7151はカインズ、ノンフライ麺 鶏の旨み塩ラーメン。カインズ税込88円カップ麺シリーズ紹介の第二弾。No.7141で同社のきつねうどん(製造は大黒食品工業)を採り上げたが、今回の品の製造は寿がきや食品。パッケージデザインも一段と上品になっており、光沢のあるフタなども値段を感じさせないものになっている。

なのだが、先週カインズへ行ったところ88円シリーズが一律98円に価格改定していた。まあこの秋からいろいろなものが値上りしている中でしょうがないという気もするが。だがNo.7141で紹介したきつねうどんは税込98円でも十分納得出来る内容なので、今回の塩ラーメンにも期待している。

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No.7150 セコマ 辛味噌ラーメン

No.7150はセコマ、辛味噌ラーメン。製造はエースコック。即席麺で辛味噌ラーメンといえば、仙台とか山形などの地名を一緒に伴う場合が多いのだが、今回の品はシンプルにただの「辛味噌」だけ。特に地域色を表に出すことはしていない。

まあよく考えてみたらセコマ自体が北海道土着(+僅かに茨城・埼玉)の地域密着的性格を帯びているので、製品名に地名を添えたところでポジティブな反応・共感をしてくれる人は殆ど見込めないのかもしれない。

辛味噌ラーメンというと製品名に赤橙黄黒色に燃えさかる筆文字や強い明朝体等の情緒過多で派手な書体を使う製品が多いのに、今回の品は冷静沈着なゴシック系の書体なのが妙に目新しい。

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No.7144 KALDI ロゼラーメン

No.7144はキャメル珈琲、KALDI ロゼラーメン。製造は東洋水産系の酒悦。海外品でよくある硬質樹脂製のカップにハングル文字が書かれているのでてっきり輸入品かと思ったよ。

店頭で目立つピンク色のパッケージにROSEと書かれているので、薔薇かロゼワインの匂いがするのかと思ったが、ハングル文字(로제라면/ロゼラーメン)まで添えられて理解不能に陥った。判らなかったら食べろという私の行動原理に則り購入決定!

帰宅後に調べたら数年前から韓国で流行っているロゼソース(トマト・コチュジャン・唐辛子・クリーム等を混ぜたもの)がベースらしい。後日日清食品からも似たような製品だ出てきて驚いた(次回で紹介)。

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No.7141 カインズ きつねうどん

No.7141はカインズ、きつねうどん。製造は大黒食品工業。カインズは埼玉が本拠地で、福島から兵庫辺りまでの太平洋側に多くの店舗を持つホームセンター大手。

私の生活圏には店舗が無く今まで疎遠だったのだが、車で片道20kmぐらい費やしたところに存在することを発見。先日行ってみたところ自社ブランドの即席麺が売られていたので四種類を買い込んだ。価格は全種類一律で税込88円、更によりどり六個をまとめて買うと500円(一個当たり83.3円)となり結構魅力的。まあもちろんある程度の味や質感を備えていたらの話ではあるのだが。

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