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No.7384 佐藤養助商店 稲庭うどん

No.7384は佐藤養助商店、稲庭うどん。秋田県の会社でこの製品に関してはあくまで販売者、製造は同じ秋田県の神室のめぐみ。神室のめぐみは過去No.7178のいぶりがっこラーメン(カップ、販売は伊藤漬物本舗)の際に紹介したことがある。税抜価格は450円であり購入には若干の勇気が要る。

「八代目」佐藤養助監修ということで想像できる通り、佐藤養助商店は長い歴史のある会社あり創業は1860年とのこと。即席麺が出現する100年近くも前だね。だが日本三大うどんの一つでもある稲庭うどんは麺を干して乾燥させて作るので、即席麺との親和性は結構良いのかもしれない。

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No.7380 セコマ えびだし塩ラーメン

No.7380はセコマ、えびだし塩ラーメン。製造はエースコック。北海道(と茨城と埼玉)でしか入手できないセコマのカップ麺、

と思ったら通販での取扱いがあるみたい。しかし一個では厳しく一箱12個入り単位になる。セイコーマート自らが手掛けるセコマオンラインでは今回の品が税抜1,536円、一個当り128円。楽天では2,730円、一個当たり227.5円なんてのもあって、いくら入手し難いといっても需要があるのかな?と思う。ちなみに今回の品の税抜購入価格は109円。セイコーマートの勢力圏外にいる人がセコマのカップ麺を網羅的に入手するならば、やっぱ行くしかないのだ。

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No.7360 セコマ 野菜たっぷり!ちゃんぽん

No.7360はセコマ、野菜たっぷり!ちゃんぽん。製造はエースコック。内容量58gの軽い製品。なのにフタにもカップにも堂々と「野菜50g」と書かれている。だがよく見ると下に小さく「※生野菜換算」と注釈が。なお麺は45gで、58-45=13gがスープと具を合わせた分となる。50gの野菜を真空凍結または熱風で乾燥して水分を飛ばすと1/10ぐらいになるのだろう。

余談だが日本の即席麺は内容量表示をするのに対し、海外モノはカップや包装を含んだ総質量を表示するケースが多く、単純比較をするのは都合が悪い。いままでウチはこのことをウヤムヤにしながらデータを記録していたが、どこかで見直さなければならんな。

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No.7350 セコマ チリトマト味ヌードル

No.7350はセコマ、チリトマト味ヌードル。製造はエースコック。カップの中にふりかけの小袋が同梱されている。最近の縦型カップではひと手間かけて美味しくしますよという誇示+小袋に付着した粉末スープで手を汚さないようにする効果を狙って小袋を器の外に出す場合が多く、この形態はは久しぶりだなあと思った。なお粉末スープはサラサラせずに固まっているため手は殆ど汚れない。

チリトマト味のカップ麺が登場したのは1982年7月の日清カップヌードルが初で今も現役。私が発売直後に食べた際、既存の殻を破り思い切り酸味を強調して洋風に仕立てた味に「革新的だ!」と衝撃を受けたもの。あれからもう40年以上経つんだなあ。

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No.7340 セコマ ニンニク鶏白湯ラーメン

No.7340はセコマ、ニンニク鶏白湯ラーメン。製造はヤマダイ。

セコマブランドのカップ麺は縦型がエースコック、どんぶり型はヤマダイ、焼そば等湯切りを要するものは東洋水産、という委託製造会社の振り分けをしているようだ。製品の種類が多く、またローテーションも盛んにやっているので、たまに挑戦的なものやヘンなものも出てくるから面白い。それはカップ形状の種類には依らないので、おそらく製品の企画はセコマ側が主導して行っているんだろうなあ、と想像する。

主な販売地域が北海道に限定され(あと一部茨城と埼玉)、購入の敷居がちょっと高いことも収集家の心に火を点ける。

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No.7330 セコマ しょうゆヌードル

No.7330はセコマ、しょうゆヌードル。製造はエースコック。私はセイコーマートを訪れる機会が滅多にないので、たまに行った際にはどうしても特徴的な「山わさび」等の、他では見られない珍しい製品に手が伸びがちである。

だがある日それではイケナイ!という神のお告げを受けた。セイコーマートの勢力圏に住む人は珍しさではなく日常生活の支えとしてセコマのカップ麺を買うのであり、試食評価をする者としても珍しい味の試食記でアクセスを稼ごうなどという下心を持ってはイケナイのだ。基本に還れ!という想いでベーシックな製品に光を当てることとする。(決して間違えて買っちゃった訳ではない)

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No.7320 セコマ 焦がしねぎ風味のうどん

No.7320はセコマ、焦がしねぎ風味のうどん。今年一月の発売で製造はヤマダイ。

カップうどんに添える具と言えば油揚げとかかき揚げ天ぷら等の揚げ物が多いのだが、今回の製品は潔くねぎと焦がしねぎのみ。まあ考えようによっては焦がしねぎも揚げ物の一種といえるのかもしれないが、よくある大きな揚げ物の塊はここにはない。そのためかエネルギーは揚げ麺にも関わらず300kcal台の前半に留まっている。果たしてたった二種類のねぎだけで、太いうどんの麺を手懐けることができるのだろうか?

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No.7191 カインズ ノンフライ麺 味噌ラーメン

No.7191はカインズ、ノンフライ麺 味噌ラーメン。製造は寿がきや食品で昔の加ト吉水産、テーブルマークの製品を作っていたところ。ということはその前はカネボウフーズの生産拠点でもある。

製品自体は以前からあったのだが、私は去年(2022年)に初めてカインズのカップ麺に触れ、税込100円以下という安価ながらもしっかりした内容に深い感銘を受けた。これは今回の寿がきや食品が生産するノンフライ麺だけでなく大黒食品工業が生産する揚げ麺に関しても(本家以上に)好ましく感じたのだ。これはカインズのプロデュース能力が優れていることを示していると思う。この金額内で適当にうまくやってね、ではこうはいかない筈だ。

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No.7181 カインズ ソース焼きそば

No.7181はカインズ、ソース焼きそば。製造は大黒食品工業。日本の即席麺では圧倒的少数派の「焼きそば」表記(焼そばではない)。パッケージは商品名の表示すら素のゴシック体で、飾りっ気が全然無く潔さを感じる。夏頃に税込88円で購入したものだが最近値上がりしたらしい。

製品を手に取るとズッシリとした重量感。生意気にも液体ソースを使っているようだ。今まで食べたカインズのカップ麺は製造が大黒食品工業であろうと寿がきや食品であろうと今まで良い方に予想を裏切ってくれたから、どんどん期待値が高くなってしまうなあ。

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No.7180 セコマ 黒醤油ラーメン

No.7180はセコマ、黒醤油ラーメン。製造はエースコック。黒い醤油味といえば富山ブラックを連想するし、最近では郡山ブラックというのも有名になりつつあるが、今回の品はあくまで黒醤油としか書かれていない。セコマの製品なので主な消費者は道産子だろうから、富山だの郡山だのと銘打ったところで売り上げにはあまり寄与しないのだろう。

カップの中に液体スープの小袋が入っている。粉末スープも併用されているので、小袋の表面にスープの粉が付着して取出す際に指を汚してしまうよ・・・と思ったら小袋は綺麗だった。粉末が散らないような処理が施してあるっぽい。些細なことだがとてもありがたいことである。

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