カテゴリー別アーカイブ: 103東洋水産 マルちゃん

No.7246 東洋水産 マルちゃん 緑の天ぷらうどん

No.7246は東洋水産、マルちゃん 緑の天ぷらうどん。同社の看板商品からの派生品で、緑なのにそばでなくうどんであり、長年かけて刷り込まれた慣習から「緑=そば」と思い込んでしまっている人は間違えて選ぶ恐れがある。かき揚げ天ぷらもパッケージ同様の緑色であおさ入り。でも普通の緑のたぬきのかき揚げ天にあるような小えびは入っていない。

2022年11月に発売された製品だが、もう同社のサイトには情報が載っておらず、通販も既に取扱を終了している様子。企画モノとはいえ短い命だなあ。ちなみに今回の品と同時発売で赤い天ぷらそばという製品も存在し、これは来月No.7256で紹介する予定。

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No.7186 マルちゃん 日本うまいもん 新潟長岡生姜醬油ラーメン

No.7186は東洋水産、マルちゃん 日本うまいもん 新潟長岡生姜醬油ラーメン。現在日本うまいもんシリーズには他に青森津軽煮干しラーメンと青森味噌カレーミルクラーメンがある。最近では珍しい青森以外の製品である。

フタの右端には小さく「生麺ゆでてうまいまま製法」と記されている。これはカップ版のマルちゃん正麺が登場した際、華やかに謳われたこんにゃく含有麺(特許5719064号)のことだな。確かに麺の原材料名にはこんにゃくの名が含まれている。去年食べた姉妹品の青森津軽煮干しと味噌カレーミルクの麺は普通のノンフライ麺だったが、その後生麺ゆでてうまいまま製法にリニューアルされていた。技術の水平展開だね。

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No.7176 マルちゃん ごつ盛り 油そば

No.7176は東洋水産、マルちゃん ごつ盛り 油そば。麺の質量が130g(総重量は163g)という大盛りにも関わらず税抜98円の安売り現場に遭遇し、気がついたらカゴに入れて会計が済んでいた。

スペックを確認するとエネルギー量がなんと758kcal!()一円当たりのエネルギーは7.73kcal、或いは1kcal当たりのエネルギーコストが0.129円。食品としてはかなり低コストのエネルギーだといえよう。ちなみに758kcalはSI単位系に換算して0.88kWh。98円の本製品を損失ゼロで電気エネルギーに変換できれば880Wのストーブを1Hr使用できることになる、ってどうでもいいか。

)食品表示基準(H27年)における熱量(エネルギー)は、物理的燃焼熱に対しヒトの消化吸収率と排泄熱量を補正して算出する、らしい。

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No.7166 マルちゃん 麺づくり 担担麺

No.7166は東洋水産、マルちゃん 麺づくり 担担麺。普及版ノンフライカップ麺対決ということで、前回の麺職人との同時食べ比べ試食である。ちなみに麺職人は「担々麺」、麺づくりは「担担麺」と表記が異なる。

ウチのデータベースを検索したら「担々麺」が58件、「担担麺」は11件引っ掛かった。だがマルちゃん=「担担」という訳ではなく、正麺やごつ盛りでは「担々」表記を使っており、メーカ固有の方言ではなさそう。また日清でも過去に「担担」を使った製品が存在しており、結局はどちらでも良いのだろう。Google先生に聞くと「担々」が1240万件、「担担」は364万件。一方Wiki先生に聞くと「担担」が出てくる。

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No.7156 マルちゃん 麺づくり 鶏ガラ醤油

No.7156は東洋水産、マルちゃん 麺づくり 鶏ガラ醤油。過去の試食記録を見返したところ、麺づくりは何故か味噌ばかりを食べていて、醤油を食べるのはなんと20年振りとなる。どこにでも売られていて何時でも買えるという入手容易性の良さがかえって仇となり、試食漏れを引き起こしていたのだ。定番品をもう一度チェックし直さなきゃならんな。

▲麺づくりのライバル、日清麺職人 醤油(2022年版)

さて麺づくりの宿敵といえば同じ普及価格帯ノンフライ麺のカテゴリに属する日清麺職人。今回は麺づくりと麺職人の醤油味を連続して食べ、特徴を浮き彫りにする。(なお麺職人の醤油味5年前のNo.6111で試食記を書いており、それ以降大きな変更は無いので新たな試食記は省略する)

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No.7146 Maruchan QTTA シーフード味 カニカマ200%(数量限定発売)

No.7146は東洋水産、Maruchan QTTA シーフード味 カニカマ200%。今年の6月27日よりレギュラー品を置き換える形でカニカマを大幅増量した製品。数量限定販売で、売り切ったらカニカマの少ない従来品に復帰するもの(現在はもう戻っている)。

実は従来品を購入した直後に今回のカニカマ増量企画の報を受け、ならば両方同時に食べてみようと増量品も入手した。

▲左が今回のカニカマ200%、右が従来品
JANコードは同一

双方を開封したところ、今回の品は確かに赤白のカニカマに圧倒され、数えてみたら12個。従来品は6個で丁度二倍、宣伝文句に偽りナシ!だが貝柱風かまぼこは4個対6個と逆転、イカや卵の量も減らしてコスト上の帳尻を合わせているようだ。

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No.7126 Maruchan QTTA コク味噌味

No.7126は東洋水産、Maruchan QTTA コク味噌味。QTTAシリーズは2017年3月に登場。複雑でコストが掛かっていそうな二層構造のカップを採用したりマルちゃんではなくMaruchanを標榜する等、これは東洋水産が不退転の決意で臨む戦略製品に違いない!と思い注視してきた。そして食べてみれば縦型カップなのに重厚で、同社のホットヌードルや日清カップヌードルとは目指す場所が違うと感じた。

だがその後のシリーズ展開や広報活動が自分の期待するものとは違い、本来のポテンシャルはもっと高い筈なのに何故こうなの?という少々歯痒い印象を持っている。そんな個人的に屈折した心境の下で試食した。

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No.7086 東洋水産 / 八社会 マルちゃん Vマーク 焼あごだし香る魚介醤油ラーメン

No.7086は東洋水産八社会の共同開発製品、マルちゃん Vマーク 焼あごだし香る魚介醤油ラーメン。製造は東洋水産系のユタカフーズ。JANコードのメーカ項は八社会のもの。

八社会とは私鉄系スーパーが共同で設立した企業体。製品の企画や開発を行うもので、製品には「Vマーク」のブランドが付く。設立した時点で八つの会社が参加していたためこの名が付いたが色々な変遷を経て現在では関東首都圏の七社のみとなっている。その八社会が設立四十周年を記念して発売されたのが今回の品。実際に店舗で見掛けたのは二月中旬からのひと月程しかなかったので、入手困難性が極めて高い製品だと思われる。レア物だね。

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No.7076 マルちゃん 白い力もちうどん 紅白もち入り

No.7076は東洋水産、マルちゃん 白い力もちうどん 紅白もち入り。年始のおめでたい席に向けて紅白の餅が入っている期間限定商品。前年も同じ企画があった。白い力もちうどんを食べるのは16年ぶり。

▲マルちゃん 力一杯(1980年、販路限定製品)
高級化の先駆け、明星中華飯店・中華三昧よりも先

白い力もちうどんは1981年に出たエースコックの力うどんに遅れること15年の1996年に登場。これだけを見ると東洋水産は餅入りカップ麺で随分と出遅れたように思えるが、1980年に「マルちゃん 力一杯」という餅入り担々麺を出している。これは定価300円という当時としては非常識な高額製品であり、レトルトの具が豪華だった反面、麺は普通の揚げ麺なのでアンバランスな印象があった。話題性はあったが短命だったと記憶する。

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No.7056 マルちゃん 激めんワンタンメン スタミナ旨辛醤油

No.7056は東洋水産、マルちゃん 激めんワンタンメン スタミナ旨辛醤油。2021年9月の発売で販売エリアは北陸を含む名古屋以東。オリジナルの激めんは当初全国展開だったのが北海道限定になり現在は中京以東と販売エリアの変遷を経てきた。現在関東圏においてはどこでもすぐに入手できるという程ではなく、特定の店舗でたまに見る程度の浸透度である。

1978年の発売当時、インパクトの強いCMや中身により全国的に巻き上がった「フィーバー」を知る者としては、見つけたらついつい無条件で買いたくなってしまう製品である。まして今回のような新バリエーションの追加ともなればなおさら。

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