カテゴリー別アーカイブ: 10日本のカップ麺

No.6981 八戸東洋 八戸せんべい汁

No.6981は八戸東洋、八戸せんべい汁。青森の会社で、東洋水産グループの一員である。本製品にはマルちゃんブランドを冠していないのだが、マルちゃんの一部カップ麺にある「青森の正直」というマークが付いている。割ったせんべいを熱い汁に浸して食べるもの。

▲昔のせんべい汁(2005年)

そもそもせんべい汁はi-ramen.netの取扱範疇に入るのか?という疑問もあるかもしれないが、ウチでたまに採り上げるワンタンと同様の扱いでいいだろうということ、この製品はかつて16年前のNo.3190で採り上げたことがあるのでまあヨシとしよう。なお姉妹品としてカップではなく箱に二食分が入ったタイプも存在する(鍋や器を各自で用意する必要あり)。昔は味噌味や塩味もあった。

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No.6979 ヤマダイ ニュータッチ凄麺 千葉竹岡式らーめん

No.6979はヤマダイ、ニュータッチ凄麺 千葉竹岡式らーめん。竹岡式とは千葉県富津市竹岡(地名)が発祥の醤油ラーメン。千葉三大ラーメンの一つといわれる、らしい。

▲(非凄麺の)竹岡式らーめん(2015年)
デザインの構図も今回のと似ている。共に梅之家店主推奨。

この製品は数年前に食べた覚えがあり、店頭で見掛けても購入の対象外として素通りしていた。しかし先日試食計画を立てるためヤマダイの試食済リストを見直していたところ、過去No.5559で食べた竹岡式らーめんは(ノンフライの凄麺ではない)揚げ麺であることが判明。そういえば「非」凄麺なのにパッケージとレトルトの具と価格(税込225円)が妙に立派だった記憶がおぼろげながら蘇ってきた。

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No.6977 サンポー食品 透辛麺

No.6977はサンポー食品、透辛麺。すけるからめん、と読む。同社のWebサイトには製品情報が載っておらず、流通経路限定製品かもしれない(今回はトライアルで購入)。この製品についてを検索してみると今回の普通盛り(80g)の他にフタだけ見るとほどんど区別がつかないバケツ型カップの大盛り(118g)も存在する(した?)らしい。

「澄んだスープなのに激辛のおどろき 激辛愛好家のチャレンジ求む!」という挑戦的なキャッチコピーと蓋骨が炎を吹いている絵が添えられており、自信の程が伺える。そういえばサンポーには九州地獄豚骨というスープが白いのに激辛の製品(No.6847で紹介)があったなあ。

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No.6976 マルちゃん 大盛! 函館系ワンタン塩ラーメン

No.6976は東洋水産、マルちゃん 大盛! 函館系ワンタン塩ラーメン。7&iというかイトーヨーカ堂系専売品。大盛!シリーズは種類が多くて全体を把握しておらず、ヨーカ堂に立ち寄った際に一番シンプルそうなのを買った。最近ごちゃごちゃしてハッタリの効き過ぎみたいな製品ばかりでちょっと疲れちゃったしね。

このシリーズ全般で同じような構図の調理例写真を使っており、よく言えば統一感が出ているのだが、みんな揃って華が無いとも感じるな。まあ本製品は一般に流通するカップ麺以上に美味そうに見えてしまう下克上状態は厳禁だろうから、マルちゃんの名を毀損しない範囲で地味にやってゆくのだろう。この点イオンの自社PBであるトップバリュの方が自由にやっている印象。

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No.6975 日清食品 カップヌードル スーパー合体シリーズ カレー&シーフード

No.6975は日清食品、カップヌードル スーパー合体シリーズ カレー&シーフード。カップヌードル発売50周年記念商品であり動画広告にはシーリー(Searry)というサブネームが付いている。No.6965で姉妹品のカップヌードル&しおを紹介している。

前回の試食記中でカップヌードルは無印とシーフードとカレーの三種だけ8桁バーコードで日清にとっては特別な存在なのだろうという話をしたが、数あるカップヌードルファミリーの中での売上順位も上位三傑が無印>シーフード>カレーだ(2020F)。今回の品は二位と三位製品をミックスしたものであり、果たしてこれが王者無印の味を脅かすことができるのだろうか?

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No.6974 日清食品 カップヌードル シーフードヌードル

No.6974は日清食品、カップヌードル シーフードヌードル。定番中の定番商品だがウチで紹介するのは12年ぶり。一時的に貝柱が入った頃である。

▲8桁バーコード数字(JANコード)
49が日本、6986が日清食品、3がITEM項、3が読取確認項

本品は通常13桁のバーコード数字が8桁しかなく、これは本来一企業に10個しか割り振られない貴重なもの。日清にとって特別な製品であることが伺える。(他には無印CN、カレーヌードル。企業コードを別途再取得してミニサイズ製品など)

▲フィリピンNissin-Universal Robina社Cup Noodles Seafood
塩ラーメンみたいなスープ、具は貧弱

フィリピンへ即席麺の買出しに行った際、空港のターンテーブル脇で自分の荷物が出てくるのを待っていたらこのシーフードヌードルの段ボール箱がゾロゾロ出て来て驚いた。現地のCup Noodlesにもシーフード味はあるのだが、中身は全然別物なのでわざわざお土産として買ってくるらしい。フィリピン人もこの味が大好きなんだなあ。

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No.6971 徳島製粉 金ちゃんきつねうどん

No.6971は徳島製粉、金ちゃんきつねうどん。1975年11月に縦型カップで登場、78年7月には丼型タイプに変更される。発売以来30年を軽く超えるご長寿製品である。

▲たぶん1980年中旬~終盤頃の同製品。
樹脂シート成型フタ

この製品を私が初めて食べたのはNo.918として記録が残っているが製造時期は不詳。表示内容から見て昭和の終盤頃と推測する。フタは樹脂シートを立体成型したもので、当時としては珍しいものではない。しかし他社が丼型の製品を軒並み紙のフタに切替える中、金ちゃんだけはこの樹脂製立体フタを堅持。信念を通しているのか不器用なのかは判らないが一目置いていた。だが時代の流れに抗えず遂に2017年に紙のフタに転換。一つの時代の終焉だなあと感じたよ。

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No.6969 ヤマダイ ヴィーガンヌードル酸辣湯麵

No.6969はヤマダイ、ヴィーガンヌードル酸辣湯麵。昨年6月に発売されたヴィーガン対応製品であり、原材料に動物性食材・化学調味料・アルコールを使用しないもの。まあ一言で言えば健康志向製品なのだが、ヤマダイが新シリーズとして立ち上げるのだから、この手の製品にありがちな貧弱で味気ないものとは一線を画しているだろうと期待する。

▲IKEA Plant Based Ramen Curry(製造はヤマダイ)

実は年初にIKEA Plant Based Ramenを紹介した際(No.6832及び6842)、製造がヤマダイなのでこのヴィーガンヌードルと共通項の多い兄弟関係なのでは?と睨んでいたのだが、今回購入して容器の形や構造が違っており、衣だけを変えた安直な企画ではないことを確認した。

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No.6967 ペヤング 超大盛やきそばハーフ&ハーフW獄激辛

No.6967はまるか食品、ペヤング 超大盛やきそばハーフ&ハーフW獄激辛。獄激辛と獄激辛カレーの二種類を統合したもの。4月の発売だがも既に終売となっている様子。

最近ウチは過激系(と店舗の味系)の製品をあまり採り上げていないのだが、ペヤング獄激辛は2020年2月の発売以来担々・にんにく・麻婆等の派生製品が追加され、一つのジャンルとして確立されたものだと認識する。そんな中ウチは食べない知らないじゃ済まなくなってきた危機感もあり、今回二食分の試食をすることとした。辛さと量で厳しい試練が待っている!(ちなみに辛さの指標辛メーターでは蒙古タンメン中本の北極が2.80KMなのに対し獄激辛は4.19KM)

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No.6966 マルちゃん 日本うまいもん 青森味噌カレーミルクラーメン

No.6966は東洋水産、マルちゃん 日本うまいもん 青森味噌カレーミルクラーメン。東北地方限定販売で製造はユタカフーズ。古くから伝わる青森の郷土料理、では全然なくいろいろな素材をぶち込んで、試してみたら案外イケちゃったというノリで出来たものらしい。2008年末のNo.4008で同名の製品を試食紹介している。

▲2008年版の味噌カレーミルクラーメン

しかしこの時の記録記を見返すと、今回の品には無いバター状のキューブが付属していたり、麺が扁平形状だったり(今回の麺は正方断面に近く細いもの)などと様子が違う。味噌カレーミルク(牛乳)ラーメンには下手に伝統とか格式ばったものが無いので、製品の見直しをやり易いのかもしれない。

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