カテゴリー別アーカイブ: 10日本のカップ麺

No.7325 日清食品 北のどん兵衛 鴨だしそば(北海道限定)

▲左が北のどん兵衛、右は日清のどん兵衛(北海道除く全国版)
調理例写真は同じものだが、切り出し方が違う
北海道の地図には利尻・礼文・北方領土もしっかり含まれる

No.7325は日清食品、北のどん兵衛 鴨だしそば。北海道限定。

日清食品と東洋水産の和風麺は味を地域によって何通りかに分けていることが良く知られているが、それはあくまでメジャー製品であるきつねうどん&たぬきそばの話。それ以外の製品について東洋水産はほぼ全国一律なのに対し、日清のどん兵衛は北のどん兵衛(2009年10月発足)と称して北海道限定品を持っている。それが今回の鴨だしそばであり、他にカレーうどん・きつねそば・天ぷらうどん(かき揚げ天ぷらうどんではない)がある。北海道に関しては日清の方が対応が手厚いね。

続きを読む No.7325 日清食品 北のどん兵衛 鴨だしそば(北海道限定)

No.7320 セコマ 焦がしねぎ風味のうどん

No.7320はセコマ、焦がしねぎ風味のうどん。今年一月の発売で製造はヤマダイ。

カップうどんに添える具と言えば油揚げとかかき揚げ天ぷら等の揚げ物が多いのだが、今回の製品は潔くねぎと焦がしねぎのみ。まあ考えようによっては焦がしねぎも揚げ物の一種といえるのかもしれないが、よくある大きな揚げ物の塊はここにはない。そのためかエネルギーは揚げ麺にも関わらず300kcal台の前半に留まっている。果たしてたった二種類のねぎだけで、太いうどんの麺を手懐けることができるのだろうか?

続きを読む No.7320 セコマ 焦がしねぎ風味のうどん

No.7319 ヤマダイ ニュータッチ 名代富士そば冷したぬきそば

No.7319はヤマダイ、ニュータッチ 名代富士そば冷したぬきそば。首都圏を中心に展開する立ち喰いそば店である名代富士そばの名を冠する製品。

最近ウチは実在店の名を冠した即席麺を殆ど採り上げていない。決して嫌悪している訳ではないのだが、店の味を知らないと味や雰囲気の再現度について言及できず、試食記としての価値に乏しいと考え製品選択の優先順位を下げていた。だが今回の品はモノを見るなり「食べたい!」という根源的欲求が体の奥底から溢れ出し、原則を曲げる巨大な力に抗うことは私には出来なかった。同店の冷したぬきそばは食べたことがないので再現度については何も語れないが、そこは許していただきたい。

続きを読む No.7319 ヤマダイ ニュータッチ 名代富士そば冷したぬきそば

No.7317 サッポロ一番 旅麺 名古屋 台湾ラーメン風

No.7317はサンヨー食品、サッポロ一番 旅麺 名古屋 台湾ラーメン風。たくさん地名が付いた製品名だなあ。今年の二月に登場したばかり製品なのだが、今はもう同社サイトの旅麺リストから外れてしまっている。えらく短命だったんだなあ。なお同じ二月に全ての旅麺がリニューアルされており、今回の名古屋台湾以外は継続販売中。

ちょうど旅麺を完全制覇しようと思っていたところに新製品が登場、それが特売で税抜88円の現場に遭遇、迷わず購入した。まあそれまでの経験から麺や具に過度な期待はしていないが、旅麺は全て液体スープ(またはソース)を使ってくるので、意外に侮れない一面を見せるケースもあるのだ。

続きを読む No.7317 サッポロ一番 旅麺 名古屋 台湾ラーメン風

No.7310 麺のスナオシ 四つ葉軒 コク旨ごま辛ラーメン

No.7310は麺のスナオシ、四つ葉軒 コク旨ごま辛ラーメン。ライフ専売品なのだが通販(amazon)での購入も可能。但し要プライム会員で、単品だと送料が本体よりもかかるかも(未調査)。

このシリーズは今までに醤油と味噌を紹介しており、特に醤油はスナオシらしからぬ~といっては失礼だが、税込で百円を大きく下回る値段の割にスープの出来が良いと評してきた。そして今春放たれた第三の矢がここで紹介するごま辛ラーメンである。順当に行けば次作は塩味か豚骨味だと思っていたが、そう来たかぁ!こいつも手に持つと価格に見合わないズッシリした重さがある(106g)。液体スープはいつでも準備OKだぜ!(意味不明)

続きを読む No.7310 麺のスナオシ 四つ葉軒 コク旨ごま辛ラーメン

No.7307 ペヤング 復刻ディアーヌードル しょうゆ味

No.7307はまるか食品、ペヤング 復刻ディアーヌードル しょうゆ味。2003年に登場した製品の復刻版で、今年の4月の発売。嗚呼!あの時の感激が二十年を経た今、遂に蘇えるのか!(涙)

と、喜びにうち震える人は、全人類中片手で数えられる程度しかいないのではないか。私は当時みそ味を食べているが、典型的な安価で簡素な製品という認識で、味で印象的な部分は無かった。

▲左から今回の品、元祖ディアーヌードル(2003年、みそ味)
の立体フタ、フタの裏面

当時のフタは紙ではなくPSシートの立体成型で、当時のペヤングヌードルと同形状の印刷違いである。しょうゆ味の場合ペヤングヌードルには昔も今も鶏肉と別添のスパイスが入っていたのが、ディアーヌードルでは省略されているのが廉価版としての相違点だね。

続きを読む No.7307 ペヤング 復刻ディアーヌードル しょうゆ味

No.7306 マルちゃん ごつ盛り ちゃんぽん

No.7306は東洋水産、マルちゃん ごつ盛り ちゃんぽん。存在は意識していたが巡り合わせが悪く、今まで購入の機会に恵まれなかった。丁度東洋水産の在庫が尽きた状況で安売りの現場に遭遇し、「今だ!」と買い物カゴに放り入れた。実売百円近辺の安価で大盛りのちゃんぽんというのは、ありそうでいて実はあまり類を見ない。少し小ぶりだが大黒食品工業のマイフレンドビックぐらいかな?

原材料高騰のこの折、百円程度の大盛りちゃんぽんに海老やイカや豚肉が入っているなどという淡い期待をするのは罪、と自らの欲望に制約を課す。そうした物質的享楽(具)ではなく、精神的勝利を獲得できるか否かがこの製品の価値となろう。

続きを読む No.7306 マルちゃん ごつ盛り ちゃんぽん

No.7298 マルタイ 縦型長崎えびだし塩ラーメン

No.7298はマルタイ、縦型長崎えびだし塩ラーメン。製造はサンヨー食品関係の太平食品工業。今まで数量限定で何度か登場していた製品で、今年の二月に四度目のリニューアル発売がされた、らしい。ウチで長崎えびだし塩ラーメンを紹介するのはこれが初めて。

プレスリリースによると「スープに使用している食塩は長崎県産塩100%」とのこと。とはいっても麺やかやくにも塩分は使われているだろうから、塩味の全てが長崎県由来という訳にはいかないのだろうなあ。

続きを読む No.7298 マルタイ 縦型長崎えびだし塩ラーメン

No.7295 日清食品 完全メシ 豚辛ラ王 油そば

No.7295は日清食品、完全メシ 豚辛ラ王 油そば。完全メシは様々な栄養素を満遍なく摂取できるという機能性を特徴とする新しいブランドで、カップ麺だけではんくカップ飯、シリアル、スムージー、冷凍食品等の広範な製品群で構成される。一方で本製品はラ王ブランドも兼務しており、健康配慮型の製品だけど味はラ王クオリティだよ、ちゃんとしているよと訴えている。

油そばというとギトギトした油に過剰な塩、調味料を惜しみなくドバドバ入れた濃い味で、寿命を削る覚悟で食べるいかにも健康に悪そうな食べ物のイメージがある。なのにこの製品は食べても九割の管理栄養士さんがニコニコ微笑んで見守ってくれるのだ。現代人の福音たるか?

続きを読む No.7295 日清食品 完全メシ 豚辛ラ王 油そば

No.7286 東洋水産 マルちゃん 芋煮うどん

No.7286は東洋水産、マルちゃん 芋煮うどん。東北限定販売で製造は酒悦。最近毎年八月頃にリニューアルを伴って発売され、半年足らずで消えてゆく製品。なので現在は購入できないが、きっと八月になれば新バージョンが発売されるのだろう。外装デザインは赤いきつね系の流れを汲むもの。

▲昔のマルちゃん芋煮うどん(宮城風、2014年)

マルちゃんは芋煮うどんに熱心で、十年ぐらい前には別系統のデザインの芋煮うどんを出しており、山形風(醤油味)と宮城風(味噌味)を選べるようになっていた。ターゲットとする顧客層が違うのか昔の製品は肉無しだったのに対し、今回を含む近年の品は肉が入っていることがが訴求点となるが、その分高い。

続きを読む No.7286 東洋水産 マルちゃん 芋煮うどん