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No.7401 藤原製麺 しじみラーメン しお味

No.7401は藤原製麺、しじみラーメン しお味。これ一杯でオルニチン25mg(しじみ70個分)が摂取できる。同社製品としては珍しく、しじみやワカメなど乾燥の具が付いている。

 

▲一杯でしじみ70個分のちから(2016年)

・・・って、ちょっと前にもこんなスペックの藤原製麺の製品を食べたような覚えがあるなあ、と過去の記録を紐解くと2016年に紹介したNo.5845永谷園とのコラボ製品である「一杯でしじみ70個分のちから」を食べていた。スペックを比較すると質量とかかやくの構成は同じ、栄養成分は僅かに違っているがごく僅か。同社は2008年に永谷園の子会社になったのだが、もしかして中身が同じものを衣を替え、、違う販売ルートに乗せているのかな?

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No.7399 きちみ製麺 スープで食べる 白石中華温麺

No.7399はきちみ製麺、スープで食べる 白石中華温麺。同社は宮城県の会社で、即席麺マニアには「カレーめん」の製造者といえば判りやすい。

温麺(うーめん)は宮城県の特産で、大雑把に言えば油を使わないそうめんであり、胃に優しく消化が良いらしい。一般的なそうめんが製造時に油を使うのは、麺同士の付着と乾燥を防ぐためであり、これに対して温麺はデンプン粉をまぶして対処する。このため脆くて崩れやすいので長さが短めになっている。

今回の品が珍しいと思ったのはスープが中華風、ラーメン風であること。パッケージの調理例写真を見る限りはラーメンそのものだね。カレーめんもそうだけど、結構挑戦的な企画が多い会社だね。

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No.7391 お茶のふじ 十勝帯広らーめん 帆立醤油味

No.7391はお茶のふじ、十勝帯広らーめん 帆立醤油味。帯広の会社で社名通りお茶っ葉や茶道具、乾物やお菓子を扱うところ。なのでラーメンは同じ帯広の十勝ナチュラルフーズという会社に製造委託している。姉妹品にはしじみ醤油・海老味噌・鮭味噌・かに塩・あさり塩味があり、六種類のワイドバリエーションを展開する。

食べる前にデータをチェックしていたら、一食当たりの食塩相当量が20.9gという数値に視線がロックオンされた。ええ~っ?これ多すぎない?普通の即席麺なら5~7g、多くて10g程度だよ。厚労省が出す一日当たりの摂取目安は成人男性で7.5g、スープを全部飲み干したらヤバいじゃん!あるいは印刷の誤植か?

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No.7390 小六 ほたて醤油ラーメン

No.7390は小六、ほたて醤油ラーメン。札幌の会社で、姉妹品のかにみそラーメンをNo.7368で紹介している。製造は網走群美幌町のマルワ製麺。

明るい水色メタリック地のパッケージは他にはない個性があり、そこには大きな殻付き帆立の写真が載っている(殻の長さ15cm、貝柱は直径5cm。但し具材としてレトルトや乾燥の帆立が付いている訳ではない)。一方で肝心のラーメンの調理例写真はどこにも載ってなく、観光土産的な製品でこういうのはとても珍しい。これは同社の姉妹品のかにみそ・えびみそ・いかすみラーメンも同様。まあ麺とスープには帆立エキスが使われているようなので許容範囲かな。

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No.7389 ホクメンフーズ 稚内ラーメン まろやか醤油

No.7389はホクメンフーズ、稚内ラーメン まろやか醤油。稚内市の会社。稚内近辺の店舗をまわると同社の製品がよく置かれており、そしてやたらと種類が多いことに気付く。

同社製品のパッケージは全て透明な袋で、製品説明は中に入った紙の印刷物一枚でまかなっている。なるほどこの方式ならば印刷されたフィルムを製品別に用意することもなく、初期投資を抑え多品種少量生産を展開できることができるのだなあと納得した。見た目が簡素で、いかにも最果ての地のラーメンという雰囲気が出ている。

なおNo.7341の間宮堂帆立ラーメンの製造も同社である。これは印刷されたフィルムによるパッケージなので、やればできるんだろうけど。

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No.7383 つらら オホーツクの淡麗塩ラーメン

No.7383はつらら、オホーツクの淡麗塩ラーメン。製造はみなみかわ製麺。つららとみなみかわ製麺は同じ住所なので、実質的には一心同体のようなものなのだろう。同社の製品は最近だとNo.7362および7363で採り上げたが、これらは昔からある古風なかに味ラーメン。今回の品はパッケージが今風な華やかなもので、道外の人へ積極的にアピールするものになっている。

本製品は昔同社が関係するラーメン店が期間限定で販売されていた商品を即席麺の形で再現したもので、オホーツク海水で作ったこんぶ塩を使っている、らしい。麺は低温熟成の三日干しとのことで、藤原製麺の二夜干しに一晩勝っているぞ(?)。

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No.7382 小山製麺 三千里 カルビスープラーメン

No.7382は小山製麺、三千里 カルビスープラーメン。岩手県の会社で、三千里は同じ岩手の盛岡にある焼肉・冷麺で有名な実在店。冷麺だけでなくラーメン(温麺)もやっているようだ。

裏面には実際の製造者が略号で書かれており、麺(略号+OHB)が八郎めんであることはすぐに判明したが、液体スープ(略号+OWA)が判らないのでちょっとモヤモヤする。一方でスープの小袋にはこれを280mlの熱湯で割って溶くよう指示があるのに、ラーメン本体の作り方説明には熱湯270mlを加える指示がある。僅か10mlとはいえズレがあるな。このような表記の不一致を見つけると、何故かウキウキしてしまうのだ。

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No.7374 西山製麺 利尻ラーメン味楽 利尻昆布だし焼き醤油味

No.7374は西山製麺、利尻らーめん味楽 利尻昆布だし焼き醤油味。前回の佐藤商店RFに続く利尻昆布醤油ラーメンだが、今回の西山製麺は札幌市にあるメジャーな会社。なお生麺版もあるので購入の際はご注意を。

利尻らーめん味楽は利尻島にある実在店。「最果ての行列店」「日本一行きづらいラーメン店」などといったマニアックな称号を得ており、さらに現在新横浜ラーメン博物館にも支店を出している。この夏私は利尻島へ行ったのだが、この店で食べようとするとそれだけでかなりの時間を喰ってしまいそうなので遠慮した(店舗のラーメンマニアではないので)。でも今回の品が好印象だったら次の機会には是非行きたくなるかも。

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No.7373 佐藤商店RF 利尻昆布醤油ラーメン

No.7373は佐藤商店RF、利尻昆布醤油ラーメン。北海道利尻郡利尻富士町の会社。社名のRFは利尻富士の略かな?ただ同社はあくまでも販売者であり、製造業者の名は記載されていない()。二食入りで姉妹品に塩ラーメンもある。麺に利尻昆布を練り込んであるそうだが、一方で意外にスープの原材料名には昆布の名は載っていない。ちなみに利尻島の観光土産店で購入。同種の製品にはとろろ昆布付きのもののあるが、本製品は無し。

調べた結果、北海道上川郡のマルワカ食品製であることが判明

▲『「私たち利尻島民の食卓に上る利尻昆布を
麺に練り込んでみました。」吉郎』

面白いのは袋の側面に似顔絵とともに「吉郎」さんの想いが記されていること。そしてパッケージに映る利尻富士の写真は「松井」さんが撮ったもの。関係者がみんなでこの製品を盛り上げようとしている様が想像できる。

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No.7370 マリン北海道 北海道かに風味みそらーめん

No.7370はマリン北海道、かやに屋さんちのラーメン 北海道かに風味みそらーめん。同社は網走市の会社で「甲殻類専門」を標榜する加工・卸・販売業。製造は空知郡南幌町の札幌麺匠。

▲同社かに屋さんちのラーメン 味噌味(2022年)

かつてNo.7050で同社の「かに屋さんちのラーメン 味噌味」を紹介しており、中身は一緒でこいつの別バージョンかな?と思ったのだが、以前食べた品を調べたところ製造者が札幌の栄屋で、調味油が付いており(今回の品は液体スープのみ)、栄養成分の表記等も違っているので中身も別物らしい。北海道のかに味みそラーメンはいろいろな製品があって複雑怪奇・百花繚乱、全貌をまったく把握できないよ。だから面白いんだけど。

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