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No.7131 桜井食品 (RSPO) さくらいのラーメン しお

No.7131は桜井食品、(RSPO) さくらいのラーメン しお。同社の製品としては廉価なシリーズで、ノンフライではなく油揚げ麺を採用する。それでも税込購入価格は173円で、前回の山本製粉が五個パックで税込148円だったのよりも高額。まあこのへんは麺にかん水を使わないことや国内産の小麦粉を使うこと等にどれぐらいの価値を見出すかによるだろう。

「RSPO」はRoundtable on Sustainable Palm Oilのこと。私は細かなことは判らないが、パーム油(アブラヤシの実から採る)の持続可能性に関し円卓を囲みながら議論するってことかな?詳細内容に興味があれば同社のサイトを見てください。

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No.7130 山本製粉 懐かしの魚介豚骨醤油らーめん

No.7130は山本製粉、懐かしの魚介豚骨醤油らーめん。五個パックが税抜137円という激安価格@業務スーパーで購入したもの。個装袋の印刷さえ省略したコストダウンの賜物だね。

▲個装袋は印刷を省略。いわて醤油と同じやり方。
単体でお湯の必要量とゆで時間が判るようにしてほしい

この価格ならば手持ちの肉や野菜、卵を入れても総額百円以下で一食分を賄うことは難しくないだろう。姉妹品の懐かしの激辛らーめんをNo.7024で紹介しており、また一般的な醤油・味噌・塩味も存在する。

▲ヤマダイ ニュータッチ「懐かしの」即席ラーメン
(2000年版)

「懐かしの」という語を使う製品は古くからヤマダイのカップ麺で存在する。ウチのDBを検索したらヤマダイ以外にもいくつかの実施例が出てきたので、これだけでは商標にはならないようだ。同様に「昔ながらの」も東洋水産以外での実施例が複数ある。

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No.7121 桜井食品 ベジタリアンのソース焼そば

No.7121は桜井食品、ベジタリアンのソース焼そば。前回No.7120のオーサワジャパン玄米ラーメンと同時に購入したものだが、袋の材質が同じようで、触った瞬間に兄弟製品だと理解した(玄米ラーメンの製造も桜井食品、但しあちらは封止部が鋸状のカット)。

即席のラーメンならば化調や動物性素材を使わない等、健康志向を標榜する製品は山ほどあるが、焼そばになると殆ど例が無い。焼そばなんて元々粗雑で健康に良くないものだという暗黙の共通認識があるからだろうか?その意味で今回の品は無理を承知でやってみましたという感じがありとても興味が沸いた。とはいっても低カロリーは目指していないようで、ノンフライ麺ではない。

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No.7120 オーサワジャパン オーサワのベジ玄米ラーメン(しょうゆ)

No.7120はオーサワジャパン、オーサワのベジ玄米ラーメン(しょうゆ)。製造は桜井食品。動物性原料・化学調味料不使用でヴィーガン対応品。

この会社の製品は「マクロビオティック」という理念の下に作られている。これは玄米菜食を中心として、その土地でとれたものを、その旬に食べることを基本とする。今の食生活にちょっと不安を感じた際、その修正を施すために用いるのがいいだろう。

・・・という明確な目的がある製品なので、一般的な即席麺と同じ土俵に並べるのは適さない。単に空腹を満たすだけ、美味いラーメンを食いたいだけならば市中に並ぶ普通の安い即席麺で十分である。機能性食品であることを念頭に入れつつ試食を行った。

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No.7117 鳥志商店 博多中華そばとんこつ

No.7117は鳥志商店、博多中華そばとんこつ。14年ぶりの試食となる。昔から全然デザインが変わっていないなあ、と思いながら過去の袋を並べてみたところ、細かな箇所が結構異なっていた。

▲左から2001年版、2008年版、2022年版
2001年版は袋のサイズが違い、創業/創立年表記も違う

今回食べたものは「とんこつ」の右側にある赤文字が「化学調味料不使用」なのに対し2001年版は「化学調味料かんすい無添加」であり、2008年版は「化学調味料・合成保存料不使用」になっている。同社サイトを見ると現在でもかんすいも合成保存料も不使用と明記されているので、消さなくてもいいのにと思ってしまうよ。なお裏面の作り方説明では2001年版はゆで汁でスープを溶く方式が併記されているのに、2008年版以降は消えている。

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No.7111 桜井食品 有機らーめん味噌味

No.7111は岐阜県の桜井食品、有機らーめん味噌味。製品名通り国内産有機栽培小麦を使用した麺と、有機原材料を使った味噌で作られたスープによる、健康配慮型の即席麺である。原料には畜肉や魚介類、化学調味料を使わず麺も無かん水。ヴィーガン対応製品。税込購入価格は270円でちょっと高め。

大手メーカによる安価な大量生産品とは全然異なるカテゴリーに属する製品であり、比較してコスパを云々するのは野暮なこと。だが大量生産品が「効率化」の下に切り捨ててしまった何かが、ここには在るかもしれない。またこの製品が採った素材への拘りは、価値観の合う人にとってはとても貴重なことだろう。

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No.7107 鳥志商店 冷し中華そば ごましょうゆ味

No.7107は福岡県の鳥志商店、冷し中華そば ごましょうゆ味。同社の製品を紹介するのは五年ぶり。ここの麺は10cm強ごとに折り返した状態で乾燥させる(ノンフライ)のが特徴で、即席麺で一般的な縮れ麺やそうめんに似た造りの棒状ラーメンとは見た目からして全然違う。そしてこの形状を「鳥志掛け」として意匠登録しているとのこと。時間を掛けた手作業が多く製造コストは高そうだけど、大企業の大量生産品とは異なるユニークな麺を貫いており、とても貴重な存在だと思う。

同社の冷し中華そばは過去にレモンやカボスの柑橘系味を食べたことがあるが、今回は初めての醤油系。化調を使わずに暑い夏を吹き飛ばす味になっているだろうか?

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No.7087 水野商店 網走監獄から帰りました。 シャバの味塩ラーメン

No.7087は網走市の水野商店、網走監獄から帰りました。 シャバの味塩ラーメン。No.7014で姉妹品の「網走監獄見るにはいいが入っちゃいけねぇ!!醤油ラーメン」を紹介している。製造は藤原製麺で、JANコードのメーカ項も同社のものになっている。

▲シャバの味に涙する

No.7014「網走監獄見るにはいいが入っちゃいけねぇ!!醤油ラーメン」の試食記では映画「網走番外地」のストーリーが頭をよぎり、これは健さんが脱獄後に食べるラーメンを想定した製品なのだろうと書いたのだが、今回は製品名が「~帰りました。」と丁寧語を使っており、刑期を全うしてお勤め帰りの後で食べる一杯という設定なのだろう。まあどうでもいいか。

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No.7070 森口製粉製麺 カレー麺

No.7070は森口製粉製麺、カレー麺。二食入のうどんであり、うどん生地とカレー生地を貼り合わせた二層構造が特徴。兵庫県たつの市に在る会社で、イトメンのご近所かな?動画中で社名を「森口製粉」と記載してしまい「製麺」を付け忘れてしまった。ごめんなさい。同社の製品では姉妹品の「カレー麺(唐辛子)」をNo.5552で紹介している。スープはヒガシマル醤油製。

▲カレー麺(唐辛子)2015年版

同社のサイトを見るとそうめん等和風麺が主力製品のようだが、カレーうどんとしては他に味噌カレー麺がある。またクラファンを用いて目標額の四倍以上の資金調達を行い「カレーパスタ」を商品化したとのことで、結構今風の経営感覚を持ち合わせているようだ。

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No.7060 ケンミン食品 米粉専科 四川風汁なし担々めん

No.7060はケンミン食品、米粉専科 四川風汁なし担々めん。従来の米粉専科は紙で出来た袋で、パッケージも中華三昧チックなコテコテのデザインだった。しかし今回の品は半透明のお洒落で都会的なものへ華麗にチェンジ!調べてみたら2021年3月にリニューアルしたらしい。

▲2016年の同名製品。コテコテのデザイン

ついでに自分のデータベースを調べてみたら、同名製品を2016年のNo,5805で紹介していた。すっかり忘れていたよ。でもこれだけデザインが違うんだから中身も変わっているに違いない、と思ってスペックを比較すると、質量やエネルギー・蛋白質・脂質・炭水化物・食塩相当量(旧製品はNa表示)の値は全て一致。中身は変更されていないのかもしれない。

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