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No.7070 森口製粉製麺 カレー麺

No.7070は森口製粉製麺、カレー麺。二食入のうどんであり、うどん生地とカレー生地を貼り合わせた二層構造が特徴。兵庫県たつの市に在る会社で、イトメンのご近所かな?動画中で社名を「森口製粉」と記載してしまい「製麺」を付け忘れてしまった。ごめんなさい。同社の製品では姉妹品の「カレー麺(唐辛子)」をNo.5552で紹介している。スープはヒガシマル醤油製。

▲カレー麺(唐辛子)2015年版

同社のサイトを見るとそうめん等和風麺が主力製品のようだが、カレーうどんとしては他に味噌カレー麺がある。またクラファンを用いて目標額の四倍以上の資金調達を行い「カレーパスタ」を商品化したとのことで、結構今風の経営感覚を持ち合わせているようだ。

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No.7060 ケンミン食品 米粉専科 四川風汁なし担々めん

No.7060はケンミン食品、米粉専科 四川風汁なし担々めん。従来の米粉専科は紙で出来た袋で、パッケージも中華三昧チックなコテコテのデザインだった。しかし今回の品は半透明のお洒落で都会的なものへ華麗にチェンジ!調べてみたら2021年3月にリニューアルしたらしい。

▲2016年の同名製品。コテコテのデザイン

ついでに自分のデータベースを調べてみたら、同名製品を2016年のNo,5805で紹介していた。すっかり忘れていたよ。でもこれだけデザインが違うんだから中身も変わっているに違いない、と思ってスペックを比較すると、質量やエネルギー・蛋白質・脂質・炭水化物・食塩相当量(旧製品はNa表示)の値は全て一致。中身は変更されていないのかもしれない。

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No.7051 西山製麺 すみれ乾燥麺味噌

No.7051は西山製麺、すみれ乾燥麺味噌。姉妹品の醤油をNo.7001で、しおを7021で紹介している。また麺が藤原製麺製との表示がある旧バージョン味噌味をNo.6775で扱っている。

エネルギーが705Kcal、塩分相当量が9.0gと共に高い製品であり、肥満や高血圧腎臓病等の不安を抱える人にはお勧めし難い製品である。塩分なんてこれ一食で成年男子一日当たり摂取量(8.0g)を軽々オーバーするしね。とはいえ、旧バージョンの味噌味はそれぞれ739kcalと10.2gだったので、これでも少しは低カロリーと減塩化がなされている。まあ偶には塩辛くて脂ぎった食べ物を豪快に食べたくなるのも人間の性なのだが。

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No.7050 マリン北海道 かに屋さんちのラーメン 味噌味

No.7050はマリン北海道、かに屋さんちのラーメン 味噌味。網走の会社で製造は札幌の榮屋。No.7040でこの榮屋自体が販売者でもある「北海道発 かに風味ラーメン 味噌」という製品を紹介している。今回の品を手にした際、もしかしたら中身が一緒で単なるパッケージ違いかな?と睨んでいた。

▲左はNo.7040, 榮屋 北海道発 かに風味ラーメン 味噌
右は今回のマリン北海道 かに屋さんちのラーメン 味噌味
賞味期限のスタンプが違うっ!

帰宅して詳細な比較をしたところパッケージの造りは同一で、麺やスープの小袋も同じように見える。またJANコードの業者項も一致しているが、賞味期限の印字様式が異なるので製造ラインは別のようだ。そしてエネルギーをはじめとする栄養成分の値も微妙に違い悩ましい。う~んこの両者の試食は間を空けず同時比較とするのが良かったかな?

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No.7042 伴野 信州牛らーめん

No.7042は伴野、信州牛らーめん。長野県佐久市の会社で生そばやうどん等の製造を主とする。YouTube動画で社名を「ばんの」と喋ってしまったが、「ともの」かもしれない。間違っていたらすみません。

▲都一の「中華そば」

今回の乾燥ラーメンは麺とスープが外製であり、麺はこの形態の製品でよくある八郎めんか?と思ったら、なんと都一によるものだった!都一は千葉にある会社で、即席麺業界の中では地味な存在だが、チキンラーメンが登場する(1958年)前の1952年に「小波状屈曲めん」の製法を考案し、現代に続く即席麺の祖となる会社だと認識している。昔から「中華そば」を発売しているけどスープが付いていないので手が出しにくいんだよね。

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No.7040 榮屋 かに風味ラーメン 味噌

No.7040は、かに風味ラーメン 味噌。海産加工を主とする札幌の会社。今まであまり馴染みがない会社だと思っていたが、改めて調べてみたらNo.6419で紹介したさざ波ラーメン(販売者は丸あ)の製造者でもあった。今回の品も榮屋はあくまで製造者として表示されているので、自前の製造設備を所有しているのかな?

同社サイトの説明文では「北海道産小麦を使った~(中略)~低温でじっくりと熟成させた風味豊かな乾燥麺~(以下略)」と謳われていて、菊水や藤原製麺など北海道にある乾麺製造者と大体同じようなことを言うなあと思った。やっぱこの辺が麺造りの肝なのだろう。

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No.7032 キャメル珈琲 KALDI ポルチーニらぁめん

No.7032はキャメル珈琲、KALDI ポルチーニらぁめん。実際の製造は麺が菊水でスープは和弘食品、共に北海道の会社である。

さてポルチーニと言われても、私はパスタソースに少量混ざっているのを食べた程度の経験しか持っていない。味や香りや食感の確固たるイメージを未だ築けておらず、経験値でいえばトリュフ以下の乏しさだ。まあこの世界三大きのこともいえるポルチーニを、中華麺のラーメンに使ってしまうという罪深き製品である。類似製品を調べてみたら、日清のカップヌードルにもポルチーニ香るきのこポタージュという品が現行品であるのね。今回の品が気に入ったらこいつも食べてみよう。

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No.7031 桜井食品 ベジタリアンのためのみそらーめん

▲正式名称はベジタリアンのためのみそらーめん

No.7031は桜井食品、ベジタリアンのためのみそらーめん。岐阜県の会社で健康配慮型の製品を製造・販売する。動物・魚介由来成分、アルコール、化学調味料、着色料、香料、保存料不使用。

▲豆乳ピリ辛めんは税込302円。今回の品は162円

姉妹品でベジタリアンの豆乳ピリ辛めんをNo.6891で紹介しており、見た目は今回の品とソックリで文字を読まないと判別できない程なのだが、メーカのサイトに載っている税込価格を見ると、今回の品は162円なのに対し、豆乳ピリ辛は302円で倍近く違う。これじゃ姉妹品とは呼べないかな?大きな違いといえば、今回の品は粉末スープで豆乳ピリ辛は液体スープというところぐらい。麺の見た目は同じもののようだし、差額はスープの違いか?

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No.7024 山本製粉 懐かしの激辛らーめん

No.7024は山本製粉、懐かしの激辛らーめん。ここは愛知県のローカル色溢れる即席麺製造会社である一方、海外への輸出事業を積極的に行っているようで、米・豪・東南アジアなどで即席麺を捜しまわる際に同社の製品と想定外の遭遇をすることが何度もあった。また販売者が現地企業で製造者名の記載が無いMade in Japanの即席麺で、形状や造り、装丁のデザインセンスからこれは多分山本製粉製臭いな、と思われる品を見掛けることもある。

▲実際の販売形態(五個パック)
見た目は5pで税込148円と思えない

今回の品は業務スーパーにて五個パック税込148円という日本の袋麺の最低価格帯で購入したもの。同社のサイトには製品情報が載っておらず、特定の販路に向けた限定製品なのかもしれない。

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No.7022 もへじ 北海道で作ったラーメン シークヮーサーしお

No.7022はもへじ、北海道で作ったラーメン シークヮーサーしお。もへじは販売者で製造は藤原製麺だが、JANコードの業者項はもへじのものとなっている。従来食べたもへじブランドの即席麺は全て業者項が製造者のものだったので、今回の品は初めて見るパターンだな。(←調べ直したら誤りでした)

製品名に「北海道で作ったラーメン」とあり利尻産昆布だしを使う一方で、フィーチャーしたのは沖縄や台湾で採れるシークヮーサーというのが面白い組み合わせ。私は北海道の会社はその地の原材料だけを使うべき!なんて原理主義的考えは持たないので、面白ければどんどん原産地フュージョンをやればいいと思う。ただ今回の事例は上手く合うのかな?と若干心配でもある。

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