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No.7022 もへじ 北海道で作ったラーメン シークヮーサーしお

No.7022はもへじ、北海道で作ったラーメン シークヮーサーしお。もへじは販売者で製造は藤原製麺だが、JANコードの業者項はもへじのものとなっている。従来食べたもへじブランドの即席麺は全て業者項が製造者のものだったので、今回の品は初めて見るパターンだな。(←調べ直したら誤りでした)

製品名に「北海道で作ったラーメン」とあり利尻産昆布だしを使う一方で、フィーチャーしたのは沖縄や台湾で採れるシークヮーサーというのが面白い組み合わせ。私は北海道の会社はその地の原材料だけを使うべき!なんて原理主義的考えは持たないので、面白ければどんどん原産地フュージョンをやればいいと思う。ただ今回の事例は上手く合うのかな?と若干心配でもある。

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No.7021 すみれ/西山製麺 新すみれラーメンしお

No.7021はすみれ、すみれ乾燥麺しお。姉妹品の醤油をNo.7001で紹介している。製造は西山製麺で、どちらのサイトでも本品の購入ができるようになっているが、製品の名称が微妙に異なる。すみれは「新すみれラーメン」で西山製麺は「すみれ乾燥麺」。製品本体にはどちらの名称も記されておらず「すみれ」だけだ。

ところで西山製麺のURLは「ramen.jp」なんだ、また大きく出たものだなあ。この名をwhoisで調べると2001年の取得だと判る。ウチがi-ramen.netのドメイン名を取得したのは2000年なのだが、即席に限定せずにもっと広い名前を取っておけば良かったかな?とか今更思ったりして。 続きを読む No.7021 すみれ/西山製麺 新すみれラーメンしお

No.7014 水野商店 網走監獄見るにはいいが入っちゃいけねえ!! シャバの味醤油ラーメン

No.7014は北海道網走市の水野商店、網走監獄見るにはいいが入っちゃいけねえ!!シャバの味醤油ラーメン。水野商店は販売者であり製造は藤原製麺で、JANコードの業者項も藤原製麺のものになっている。網走やオホーツク海ならではの特産品ではなく、観光記念土産的な性格を持つ製品である。

▲シャバの味に涙する

裏面にある作り方説明の挿し絵では完成したラーメンを食べる人が「シャバの味・・・」と呟きながら涙を流している。本製品の暗黙のイメージは健さんの網走番外地だと思われ、脱獄後に食べた一杯、という設定なのだろう。もっとも、長いこと刑務所の冷えた臭い飯を食ってきた人ならどんな即席麺を食べても歓喜の涙で溢れてしまうかもしれんな。

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No.7011 アイリスフーズ 豪麺 旨辛らーめん

No.7011はアイリスフーズ、豪麺 旨辛らーめん。家電等を扱うアイリスオーヤマからお米などを扱う食品部門を2013年に独立させて設立した会社。今回の品の製造は三重県のつばめ食品という聴き慣れない会社であり、住所からみて以前北勢麺粉の工場があったところみたい。北勢麺粉は昔業務スーパーでよく見掛けたいわて醤油のラーメンを作っていた会社。社名変更なのか倒産や合併などゴタゴタした結果なのかは不明。

▲ゆでとレンチンのデュアルモード仕様

この製品が珍しいのは鍋でゆでて作る方法に加えて電子レンジ調理をサポートしていること。海外モノでは珍しくはないのだが、日本の国内向け製品では初めてかもしれない。(電子レンジ調理専門製品は過去あった)

今回は新春特別お年玉企画ということでそれぞれの作り方を試してみて、味や作り勝手を比較してみることとする。

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No.7002 小山製麺 前沢牛らーめん 濃厚醤油味

No.7002は小山製麺、前沢牛らーめん 濃厚醤油味。同シリーズの白金豚らーめんをNo.6942で、秋刀魚らーめんをNo.6982で紹介している。作る際に湯切りが必要であり面倒だが、その手間を正当化するだけの良さがあると感じてどちらも高評価(★3.5)を付けた。原材料中の牛肉(スープ中に欠片が入っている)に前沢牛を100%使用しているそうだが、牛脂やビーフエキスには前沢牛を使っていない、との注意書きがある。

麺の製造は秋田の八郎めんで、スープは北海道の南華園によるもの。前二回はスープの製造が栃木の正田フーズであり、どのような基準で発注先を選定しているのか興味深いな。

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No.7001 すみれ/西山製麺 新すみれラーメン醤油

No.7001はすみれ、新すみれラーメン醤油。製造は西山製麺。昨年のNo.6775ですみれラーメン味噌を試食しており、これと比べてグラフィックのレイアウトが若干異なっているものの、単なる姉妹品だと思っていた。そしてこの味噌味では販売者が西山製麺であり、麺の製造は藤原製麺、スープはデリカ、メンマは二ホンフードとの表記があった。

▲昨年食べた味噌味
西山製麺は販売者の扱い

しかし今回の醤油では製造者が西山製麺となっており、部品毎の表記は無い。よく見ると製品名も「新」すみれラーメンになっており、JANコードも別物だ。一方で臓物の造りは昔の味噌と酷似している。ただの記載変更なのか、製造工程が全く変わったのか気になるなあ(こんなのは俺だけか?)。

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No.6998 越後屋重兵衛 新潟濃厚味噌らーめん

No.6998は越後屋重兵衛、新潟濃厚味噌らーめん。新潟の会社で動画のタイトルには社名を誤って越後屋「十」兵衛と書いてしまったよ、申し訳ない。越後屋重兵衛はあくまで販売を受け持ち、製造は松代そば善屋という会社によるもの。

袋には「新潟県の新潟市は新潟5大ラーメンの一つです。」と書かれているのだが、よそ者にとっては何が5大なのか判らない。調べてみたところ①燕背脂、②三条カレー、③長岡生姜醬油、④新潟あっさり醤油、⑤新潟濃厚味噌、のことを指すらしい。だがさらに6大7大8大ラーメン説も存在していて、あんまし数が増えると「大」じゃなくなってしまう気もするな。まあこの辺は供給側の勝手な都合といえよう。

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No.6988 八百秀 徳島ラーメン 豚骨しょうゆ味

No.6988は徳島の八百秀、徳島ラーメン 豚骨しょうゆ味。ウチでは初めて紹介する会社の製品である。主に特産品や土産品・贈答品及び業務用等の食料品を扱う会社で、製麺を生業とするものではないようだ。今回の品はスープの製造が広島の丸二、加工所は大分のニシノユニティという会社によるものと記されている。

なお、ロゴマークが同じなのでこの八百秀の同系企業と思われる八百秀商事という会社では過去No.5678等で紹介した岡本製麺の徳島ラーメン(今回の品とはたぶん中身も別物)を扱っており、部外者から観るとちょっと判り難いなあ、と思ってしまうよ。

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No.6983 みうら食品 鳥中華

 

No.6983はみうら食品、鳥中華 和風そばつゆ味。山形の会社で野川商事グループの一員である。今回の鳥中華をはじめとして、最近みうら食品の製品をあちこちで見掛けるようになってきた。同社サイトでは昨年春に生産量を超える受注があったとのニュースが載っていたりして、ローカルな即席麺会社が元気良く成長してゆくのは素晴らしいことだね!

 

▲千万両 山形そば屋の中華
醤油味(2001年)、みそ味(2004年)

この会社に関して、ウチではだいぶ前に「千万両 山形そば屋の中華(醤油味/みそ味)」という製品の紹介をしている。現在は「極旨そば屋の中華」という名に変わりパッケージデザインも刷新されている(醤油味のみ、JANコードは別物)。そして今回の品にも小さく「そば屋の中華」と添えられている。

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No.6982 小山製麺 ぶし香る 秋刀魚らーめん

No.6982は小山製麺、ぶし香る 秋刀魚らーめん。岩手県の会社で、めんは秋田の八郎めん、スープは栃木の正田フーズの製造。No.6942で紹介した姉妹品の白金豚らーめんと同じ構成であり、ゴールデンコンビともいえる組合せである。サンマを焙乾して作る「ぶし」を使った製品。

サンマを主題とする即席麺は極めて珍しく、ウチのデータベースでも過去に一例しか該当しなかった。それだけ他と差別化できる長所を引き出すのが難いのか、あるいは臭みを出さずに作るのが難しいのか?と想像する。

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