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No.7700 創健社 四川風拉麺

No.7700は横浜の創健社、四川風拉麺。製造は様々な即席麺の受託製造を手がける埼玉の高橋製麺で、ここは昔は鴻巣ラーメンという自社ブランド製品も出していたのだが、最近はその姿を全く見かけないなあ。

創建社の即席麺というと、体に悪いものを使わない健康食品的なイメージが強いのだが、今回の品は四川風ということで辛さが強いのだろう。体温を上げて血流を活発にしてくれそうな反面、胃腸には負荷を掛けそうだ。また麺は揚げ麺でエネルギーも500kcal超と、決してダイエットを目的としてはいない様子。ボヤけた味が多い健康食品的な製品に、喝を入れてくれることを期待する。

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No.7694 長登屋 ふかひれラーメン 広東風醤油味

No.7694は宮城県の長登屋、ふかひれラーメン  広東風醤油味。袋の左上に「東北美味」と記され、このシリーズは過去三度紹介したことがあるが、それらはいずれも岩手県の小山製麺扱いだった。そして長登屋も小山製麺も販売者名義であり、実際の製造は他社に委託している。なお外観上の特徴は小山製麺名義の製品と酷似している。裏面にはめん製造者が略号で+NAHAと書かれており、過去の経験から推測するにこれは長登屋のNAに八郎めん(製麺業)のHAだろう。

スープの原材料に国産のふかひれを2%使用しているとのことで、税抜購入価格はなんと540円。即席の袋麺としてはハイエンドに属する値段であり、期待と不安が交錯する。というのもウチでは製品名にふかひれを含む製品を十種類程食べてきたが、ふかひれだから良かった〜という経験が皆無だからだ。

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No.7691 桜井食品 至高の一杯 淡麗塩ラーメン

No.7691は桜井食品、至高の一杯 淡麗塩ラーメン。随分と仰々しい名前の製品だなあ。至高の一杯には仲間として黒い袋の謹製醤油ラーメンという製品もある。特定属性の人にとって「至高」の反対語は「究極」でもあるので、外観が真っ黒で対照的な醤油ラーメンを「究極の一杯」として売り出せば、その特定属性の人達の関心を強く惹きつけるのではないか、などと無責任に思う。(著作権の問題があるかな?)

無かん水のノンフライ麺に、うま味調味料や酵母エキス、蛋白加水分解物不使用とのこと。見る限りまんま健康食品的なスペックだが、それで至高の一杯に仕上がるのだろうか?購入価格(税抜258円)を考えると、厳しそうな気がする。

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No.7684 純正食品マルシマ 尾道和山椒まぜ麺

No.7684は広島の純正食品マルシマ、尾道和山椒まぜ麺。製造は埼玉の高橋製麺。麺をゆでて湯切りし、タレと絡める汁なし麺。この会社の即席麺を紹介するのは今回が四回目で、みんな尾道や瀬戸内などをテーマとした地域密着型の製品であり、また畜肉や鶏といった動物性素材を使わないことも特徴。麺は無かん水で健康志向だね。

とはいえ今回の品のエネルギーは511kcalもあり、昨今の即席麺としてはかなりの高エネルギー製品。健康志向とダイエットは別物ということだな。ちなみに購入価格は税抜238円で、大企業の大量生産品と比べると高いのはしょうがない。

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No.7682 オークラインターナショナル パンダラーメン

No.7682はオークラインターナショナル、パンダラーメン。横浜の会社で、実際の製造は福島県の五十嵐製麺。海外の即席麺を買うため久しぶりに横浜中華街へ出向いた際に(国内産だけども)購入。というか昔は中華街で様々な海外製品を入手できたのに、今は若者向けの食い物屋や占いばかりが増えて怪しげな食材店が激減してしまい、あまり行く意味がなくなっちゃったよ。

中華街だからパンダラーメンなのだろうが、勿論パンダのダシが使われている訳もなく、黒い竹炭練り込み麺と白い豚骨スープでパンダの身体的特徴を再現しているという訳である。・・って、どうみても子供向けの中華街土産だね。本来ウチで紹介するべき製品ではなかったな。

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No.7680 西山製麺 西山ラーメン 味噌

No.7680は西山製麺、西山ラーメン 味噌。札幌の会社で創業は1953年。ラーメン屋の店舗に卸す生麺や要冷蔵のチルド麺など、さまざまなラーメンの麺を幅広く手掛ける。乾燥麺を手掛けるのは1987年から。

地方の会社が作った製品ゆえに生産数量が多くないだろうから、ラ王や正麺などの大企業がバンバン大量生産した品と比べ割高になるのは仕方ないと思うけれど、今回の品は税抜198円で購入したもので、意外に高くないなあと思った。これで地方ならではの個性と良さがきちんと出ていれば、製品としての存在意義は十分にあると思う。

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No.7663 カツラギ有巧社 水戸黄門 葵ラーメン

No.7663は茨城県のカツラギ有巧社、水戸黄門 葵ラーメン。道の駅で売られていた観光土産的な即席麺。製造は秋田県のクックランド。ノンフライ麺の醤油味。

水戸光圀公は日本で最初にラーメンを食したという説があるが、真偽の程は定かではなく、本品もこれを再現しようとする意図は無いようだ。

一方で水戸光圀公は備蓄食糧として納豆の製造を奨励したと記され、そのためか今回の品には納豆パウダーが付属する。パウダーと言っても粉末ではなく、舌先で転がせる大きさを持つ固形物である。

納豆入り即席麺は過去何度も食べた中、味噌味なら良いが醤油味のスープにはイマイチ合わないという印象があるんだよなー。みんな同じ大豆由来なのに。

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No.7632 釜石振興開発 釜石三陸磯らーめん しお味

No.7632は岩手の釜石振興開発、釜石三陸磯らーめん しお味。販売店によっては銀の三陸磯らーめんと呼ぶところもある。製造は秋田の八郎めん。なお姉妹品として金の袋に入った「釜石らーめん」という製品もあり、こちらは醤油味。大吟醸らーめんのことは銅と呼ぶらしい。

ウチではこの二社によるコラボ製品で「うにらーめん(No.7188、塩味)」「釜石大吟醸らーめん(No.7218、味噌味)」を以前紹介している。これらはみな税込300円オーバーの高額即席麺であり、麺をゆでた後に湯切りが必要でスープは別途熱湯で溶くという作り手に少々負担をかけるもの。同じ300円のカップ麺とは意味合いが異なるな。

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No.7554 ケンミン食品 米粉専家 台湾風担仔米粉

No.7554はケンミン食品、米粉専家 台湾風担仔米粉。同社は神戸にあり、社名の由来は県民ではなく健民である。ビーフン麺についてはタイで製造されたものを輸入している。スープは三重県の正田食品製。台湾には担仔麵という小さなお椀の麺料理があり様々な形態があるが、これをビーフン+鶏豚白湯スープでまとめ上げた製品。

米粉(ビーフン)専科は中国やベトナム、タイなどのアジア料理シリーズ。私の知る限り20年以上の歴史がある。昔は紙素材のパッケージで演歌調の雰囲気を漂わせるものだったのが、最近は半透明のフィルムに変更され、お洒落なイメージに変身した。

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No.7550 山本製粉 そば

No.7550は愛知県の山本製粉、そば。税抜価格僅か88円で購入。大企業売れ筋製品の「見て見て!コレ美味しいよ!」と訴求する物欲しそうなデザインとは対照的な、何ともうら寂しさを感じさせるパッケージで、無地の赤い暖簾が行き場を失い途方に暮れた存在に見える。とはいえ脱力系草食種のデザインも良く見れば味わいが深く、愛おしさすら感じてしまう。この図柄を肴に楽しい酒が呑めそうだ。

同社サイトを観ると、もう少し攻めたデザインの「小えび天入りそば」という製品も存在するが、今回の品には小えびが入っておらず細かなスペックも違うので別物なのだろう。販路限定品なのかな?

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