カテゴリー別アーカイブ: 20日本の袋麺

No.6958 越後屋重兵衛 佐渡あごだしらーめん

No.6958は新潟の越後屋重兵衛、佐渡あごだしらーめん。製造は同じく新潟の松代そば善屋(よしや)。そば屋が作ったラーメンとして新潟及びその近隣地域の味を棒状ラーメンとして提供する、観光土産的な性質が強い製品を提供する会社。過去ウチではNo.5129で長岡しょうがらーめん、6063で富山ブラックらーめん(現在は販売されていない様子)を紹介している。

「あご」はトビウオのことで、今まで私はあごダシといえば九州方面という先入観を持っていたが、調べてみたらトビウオ自体は日本海も太平洋も結構広い範囲で採れるものらしい。もっともトビウオにもいろいろな種類があるから場所によって微妙に味も違うんだろうけど。

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No.6957 サッポロ一番 みそラーメン 旨辛

No.6957はサンヨー食品、サッポロ一番 みそラーメン 旨辛。2013年9月の登場。今年の四月に購入して五ヶ月貯めこんだ後の試食となる。しかし今日同社のWebサイトを覗いたところ、本製品はこの九月にリニューアルされたばかりではないか!(しまった!)

▲今月リニューアルした品
(画像はサンヨー食品のサイトより拝借)

新しいバージョンではパッケージおもて面の「みそラーメン」と「旨辛」の上下位置が逆になり、背景も赤黒から黒一色に変化している。中身に関しても質量や栄養成分の数値等全てが変わっており、麺もスープも見直されているようだ。というわけで今回の試食記は旧バージョン品のあまり役に立たないレビューである。ウチは在庫の滞留時間をもっと短くしなけりゃいかんなあ。

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No.6956 マルちゃん トレーワンタン 生姜風味鶏だし味

No.6956は東洋水産、マルちゃん トレーワンタン 生姜風味鶏だし味。今年の四月に遭遇し、「期間限定」の文字を見て緊急購入。しかし同社のWebサイトでは未だに製品情報が載っている。また発売日が8月16日付になっており、私が買ったのは何だったの?という疑問が湧く。正式販売前のトライアル販売だったのかな?

トレーワンタンの登場は1972年5月。前年に出たワンタン入り袋めん「リャンタンメン」のワンタンのみを抜粋して増量したようなもの。当時私はリャンタンメンが大の好物であったが、うまく作らないと皮が破けて悲しい思いをしてしまう。なのでワンタンだけをたっくさん!というトレーワンタンは有難いものだった。

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No.6955 日清食品 日清爆裂辛麺 韓国風 極太大盛激辛焼そば

No.6955は日清食品、日清爆裂辛麺 韓国風 極太大盛激辛焼そば。今回の焼そば及びラーメンの二種が三月に発売されて新しい激辛シリーズなのかと思っていたら、つい先日爆裂豚道というニンニク特化型の製品が追加された。あくまで「爆裂」までがブランド名であって、必ずしも辛い訳じゃないんだ。

赤黒基調で緊張感に満ちた文字が弾けるパッケージが的確に中身を象徴しているなら容易に刺激的で強引・豪快な味が想像でき、反面繊細さや上品さ、澄んだ味や香りは望むべくもないだろう。まあ身心が弱った人がこの派手な外観の製品を手にするとは考え難いし、想定外の顧客を遠ざけるための機能を持たせたデザインなのだな、と思う。

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No.6952 あいさと高知 徳島ラーメン 甘味醤油

No.6952はあいさと高知、徳島ラーメン 甘味醤油。前回の金ちゃんに続く徳島ラーメン。金ちゃんは現地のスーパーでごく普通に売られるものだが、今回の品は観光土産的な位置付けだと思われる。

あいさと高知は名前通り高知の会社であるが、愛媛には関連会社としてただのあいさとという会社もある。そもそもあいさととは阿波(徳島県)、伊予(愛媛県)、讃岐(香川県)、土佐(高知県)の頭文字をとって並べたもので、四国全般の名産品をあつかうグループらしい。いつものあいさと高知の製品と同様、製造は埼玉の高橋製麺、スープは福岡の一番食品。

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No.6951 徳島製粉 金ちゃん徳島ラーメン

No.6951は徳島製粉、金ちゃん徳島ラーメン。1999年11月登場の製品で、ウチでは2000年のNo.1787で初めて紹介している。

▲左が2000年版(少し色褪せた)、右が2021年版

今日のBlogの文章を書くためこの21年前のパッケージを引き出してみたら、表も裏も現在と殆ど変わりがないことに驚いた。調理例写真すら同じものを継続して使っているよ。強いて言えば右上の「本場の味!登録商標」が消えている程度。所有する2008年版にはまだ残っていたのになあ。徳島製粉は他にも金ちゃんラーメンや金ちゃんヌードル等でも発売当初からのデザインを頑に守り通しており、変わらぬことによる信頼感が築かれていると思う。まあ保守的とか手抜きだともいえるが。

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No.6950 寿がきや食品 即席台湾ラーメン ピリ辛醤

No.6950は寿がきや食品、即席台湾ラーメン ピリ辛醤。寿がきや食品は本拠地が台湾ラーメン発祥の地(名古屋)であるためか今回紹介する品(ノンフライ麺、住岡食品製)の他、No.6910で紹介したカップ台湾ラーメン(揚げ麺、加ト吉水産製)、そしてウチでは未紹介の5食入台湾ラーメン(袋の揚げ麺、山本製粉製)の三種類が現在存在する。私が知る限り15年程前にはノンフライ麺のカップもあったのだが、現在は取り扱われていない様子。

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No.6948 五色そうめん 長門屋 醤油らぅめん

No.6948は愛媛県の五色そうめん、長門屋 醤油らぅめん。主にそうめんを扱う、寛永12年(1635年)創業の古くからある会社。Webサイトをみてもそうめんだらけで、今回扱うラーメンに関する記述はショッピングサイトのページに飛ばないと出てこない。

▲五色そうめんの歴史(同社サイトより拝借)
いきなり296年飛んでるw

とはいえ、こんなマイナーな製品なのにちゃんとマスコットキャラクターが存在し、パッケージ下部に描かれる人物は「うっかり市左衛門」と呼ばれる者。そうめん屋なのにうっかりらぅめん(ラーメン)を作っちゃったという設定らしく「五色そうめんの歴史」という年表にも「平成三十年 うっかり市左衛門がらぅめんを完成させる」と記されている。いい遊び心だね。

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No.6947 サッポロ一番 ごま味しょうゆまぜそば 辛口オイスター味

No.6947はサンヨー食品、サッポロ一番 ごま味しょうゆまぜそば 辛口オイスター味。料理研究家リュウジ氏とのコラボ製品とのことで、姉妹品のしょうゆ味油そばガーリックバター味と共に二月に発売されたもの。だが既に終売となったようで、通販等の市中在庫も底を突いてしまっている様子。

ところでサッポロ一番のごま味は繊細な胡麻の香りとふくよかなうま味が好ましく、しょうゆ・みそ・塩を越えて袋のサッポロ一番中の一番だと私は評している。だがまぜそばとなるとどうしても強くて攻める味になってしまい、ごま味とうまく融和出来るのだろうか?と疑問や不安もある。パッケージは汁ありのごま味と似ているんだけどね。

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No.6945 日清食品 旅するエスニック トムヤムクンヌードル

No.6945は日清食品、旅するエスニック トムヤムクンヌードル。PRIME袋めんシリーズに属する製品で、二食パックという形態を採る。No.6855で姉妹品のグリーンカレーヌードルを紹介しており、この時のBlogでは個装の袋にJANコードが無く、バラ売りは考慮されていない製品だな、と話題にした。

▲個装袋の裏面。緑はNo.6855グリーンカレーヌードル
製造日は賞味期限から8ヶ月遡る

ところが今回の品は個装袋にもちゃんと個装専用のJANコード、原材料名表記、栄養成分表、お客様相談室の連絡先等がしっかり載っている。両社の製造時期にはは約半年のズレがあるが、この間に旅するエスニックの販売方針に何らか変更があったのだろうか?どうでもいい話だけどもちょっと気になるな。

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