カテゴリー別アーカイブ: 20日本の袋麺

No.7383 つらら オホーツクの淡麗塩ラーメン

No.7383はつらら、オホーツクの淡麗塩ラーメン。製造はみなみかわ製麺。つららとみなみかわ製麺は同じ住所なので、実質的には一心同体のようなものなのだろう。同社の製品は最近だとNo.7362および7363で採り上げたが、これらは昔からある古風なかに味ラーメン。今回の品はパッケージが今風な華やかなもので、道外の人へ積極的にアピールするものになっている。

本製品は昔同社が関係するラーメン店が期間限定で販売されていた商品を即席麺の形で再現したもので、オホーツク海水で作ったこんぶ塩を使っている、らしい。麺は低温熟成の三日干しとのことで、藤原製麺の二夜干しに一晩勝っているぞ(?)。

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No.7382 小山製麺 三千里 カルビスープラーメン

No.7382は小山製麺、三千里 カルビスープラーメン。岩手県の会社で、三千里は同じ岩手の盛岡にある焼肉・冷麺で有名な実在店。冷麺だけでなくラーメン(温麺)もやっているようだ。

裏面には実際の製造者が略号で書かれており、麺(略号+OHB)が八郎めんであることはすぐに判明したが、液体スープ(略号+OWA)が判らないのでちょっとモヤモヤする。一方でスープの小袋にはこれを280mlの熱湯で割って溶くよう指示があるのに、ラーメン本体の作り方説明には熱湯270mlを加える指示がある。僅か10mlとはいえズレがあるな。このような表記の不一致を見つけると、何故かウキウキしてしまうのだ。

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No.7377 イトメン ブラックチャンポンめん

No.7377はイトメン、ブラックチャンポンめん。チャンポンめん発売55周年記念として2018年に限定販売され、これが60周年記念として2022年9月に復活した。それからもう一年以上が経っているが継続販売中。先月カップ版も出たらしく、レギュラー製品化するのかな?私は関東圏在住のためイトメン製品は入手し難く、今回が初めてのブラックチャンポンめんとの出会い。

復活といっても55周年版の仕様を調べて今回の品と比較すると、だいぶ内容量が少なくなっている(102g→88g、麺91g→78g)。これに伴い必要とするお湯の量も栄養成分の値も全て違う。他にもいろいろ変わっているのだろう。JANコードも別物。

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No.7376 マルちゃん 屋台十八番 旨辛 (北海道限定)

No.7376は東洋水産、マルちゃん 屋台十八番 旨辛。北海道限定品。この製品は北海道へ行く際の買い物リストに挙げていたため、渡道してすぐに五個パック品を購入した。しかしその後に単品売りの現場に何度も出くわし、買うのが早かったかなと後悔。まあ後で購入しようとして、その後二度と出会うことがなかったパターンも数多くあるので、基本は一期一会の運頼みなのだが。

▲マルちゃん 屋台十八番 担担麺(2016年)
よく似た外観だなあ

今回の品は発売が2019年8月であり、それ以前の北海道限定屋台十八番には担担麺(担々ではない)、塩担担麵という製品があった。特に担担麵は黒基調のパッケージが今回の品にソックリで、こいつの後継機種として位置付けられているのかな?と密かに睨んでいる。

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No.7374 西山製麺 利尻ラーメン味楽 利尻昆布だし焼き醤油味

No.7374は西山製麺、利尻らーめん味楽 利尻昆布だし焼き醤油味。前回の佐藤商店RFに続く利尻昆布醤油ラーメンだが、今回の西山製麺は札幌市にあるメジャーな会社。なお生麺版もあるので購入の際はご注意を。

利尻らーめん味楽は利尻島にある実在店。「最果ての行列店」「日本一行きづらいラーメン店」などといったマニアックな称号を得ており、さらに現在新横浜ラーメン博物館にも支店を出している。この夏私は利尻島へ行ったのだが、この店で食べようとするとそれだけでかなりの時間を喰ってしまいそうなので遠慮した(店舗のラーメンマニアではないので)。でも今回の品が好印象だったら次の機会には是非行きたくなるかも。

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No.7373 佐藤商店RF 利尻昆布醤油ラーメン

No.7373は佐藤商店RF、利尻昆布醤油ラーメン。北海道利尻郡利尻富士町の会社。社名のRFは利尻富士の略かな?ただ同社はあくまでも販売者であり、製造業者の名は記載されていない()。二食入りで姉妹品に塩ラーメンもある。麺に利尻昆布を練り込んであるそうだが、一方で意外にスープの原材料名には昆布の名は載っていない。ちなみに利尻島の観光土産店で購入。同種の製品にはとろろ昆布付きのもののあるが、本製品は無し。

調べた結果、北海道上川郡のマルワカ食品製であることが判明

▲『「私たち利尻島民の食卓に上る利尻昆布を
麺に練り込んでみました。」吉郎』

面白いのは袋の側面に似顔絵とともに「吉郎」さんの想いが記されていること。そしてパッケージに映る利尻富士の写真は「松井」さんが撮ったもの。関係者がみんなでこの製品を盛り上げようとしている様が想像できる。

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No.7371 藤原製麺 北海道ラーメン かに三昧 みそ味

No.7371は藤原製麺、北海道ラーメン かに三昧 みそ味。ここ暫くのあいだ北海道のかに味みそラーメンを集中して紹介してきたが、トリとなる今回はメジャーな藤原製麺の製品とする(もう一方の雄たる菊水には現在かに味ラーメンが存在しない)。

とはいってもウチで紹介した七製品が全てではなく、まだまだたくさんの製品が存在する。今年の初夏に車で北海道へ行ったのだが、各地の道の駅を周っているうちにさまざまな種類のかに味の味噌ラーメンが気になりだして、それ以降は意識して購入するようにしてきた。そしていざ食べてみるとみんな違うのが面白い!出かけた際は何かテーマを決めて買い物をすると、楽しみが倍増するねえ。

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No.7370 マリン北海道 北海道かに風味みそらーめん

No.7370はマリン北海道、かやに屋さんちのラーメン 北海道かに風味みそらーめん。同社は網走市の会社で「甲殻類専門」を標榜する加工・卸・販売業。製造は空知郡南幌町の札幌麺匠。

▲同社かに屋さんちのラーメン 味噌味(2022年)

かつてNo.7050で同社の「かに屋さんちのラーメン 味噌味」を紹介しており、中身は一緒でこいつの別バージョンかな?と思ったのだが、以前食べた品を調べたところ製造者が札幌の栄屋で、調味油が付いており(今回の品は液体スープのみ)、栄養成分の表記等も違っているので中身も別物らしい。北海道のかに味みそラーメンはいろいろな製品があって複雑怪奇・百花繚乱、全貌をまったく把握できないよ。だから面白いんだけど。

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No.7369 北海道観光物産興社 北海道限定 蟹味噌らーめん

No.7369は北海道観光物産興社、北海道限定 蟹味噌らーめん。札幌の会社で、製造は同じ札幌の森住製麺。

前回紹介した小六のかにみそラーメンはカニの甲羅に入っているかにみそを使った品だったが、今回はどうだろうか?双方とも袋には毛がにの姿があしらわれているのが共通するが、製品名の表記が蟹味噌と漢字であることが異なる。

今回の品を買ったときは心に余裕があったので裏面の原材料名を確認したところ、かにみその表記は無く、スープにカニエキスが含まれるに留まる。単なるカニ味の味噌ラーメンだね。また麺へカニ成分を練り込むことはしていない様子。色々なカニの味噌ラーメンを食べ続けてきて、注意すべき点が分かってきたぞ。

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No.7368 小六 北海道限定 かにみそラーメン

No.7368は小六(ころく)、北海道限定 かにみそラーメン。札幌の会社で製造はマルワ製麺(網走群美幌町、網走市とは違う)。金ピカの袋に大きく毛がにの写真。

店頭でこの品と遭遇した際、はたしてこの「かにみそ」はカニの甲羅の中にある茶色くて香ばしいペースト状のものか、あるいはカニ味の味噌ラーメンのことかで迷ったが、分からなかいものはとにかく買って食べてみる!の精神で購入した。

しかし食べた後で気付いたのだが、ちゃんとパッケージの隅に「かにみそ入り味噌スープ付」って書いてあるではないか。原材料名の麺の項にはかにパウダーが記載されているし。かにみそとカニ味の味噌ラーメンの両方の意味を兼ね備えていたということだね。

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