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No.6791 マルちゃん正麺 ソース焼そば

No.6791は東洋水産、マルちゃん正麺 ソース焼そば。袋の即席ノンフライ焼そばはとても珍しく、現在レギュラー製品として存在するのは(大手では)これしかないかも。少し前には日清ラ王の上海焼そばがあったが(No.6137で試食)短期間で消えちゃったし。

この製品、作り方が普通の揚げ麺の袋焼そばとは若干異なる。要約すると先ず油を引いて肉と野菜を炒め、水と液体ソースを加え沸騰したら麺を入れる。一分間隔で二度ひっくり返し、ほぐして水気がなくなったら出来上がり。麺よりも先にソースを入れる点に違和感があるよ。

▲五個パック外観

今回は五個パック品を購入。本品は出来栄えのバラつきが大きいと感じられたが、何度も試食を行えたのは幸い。

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No.6789 ヤマダイ ニュータッチ 凄麺 鶏しおの逸品

No.6789はヤマダイ、ニュータッチ凄麺 鶏しおの逸品。これは昔食べたことがあると思っていたが、確認したら以前食べたのは凄麺「鶏塩らぁめん」という製品であり(2011年、No.4713)、逸品シリーズの鶏しおは初めての試食となる。かやくの内容などはほぼ同じなんだけどね。

▲No.4713 凄麺Premium鶏塩らぁめん

今回の品はトリュフオイルを使っているのが目新しい点。即席麺にトリュフ(風)の香りを付けたものはここ五年ほどでいくつか試食をしてきたが、スープがしっかりしているものには効果的である反面、そうではないものにはむしろ邪魔で単なる売り口上に過ぎないと感じてきた。まあ今回は凄麺シリーズだからその辺は大丈夫だと思って試食に臨む。

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No.6787 ペヤング ソースやきそば具材アップ

No.6787はまるか食品、ペヤング ソースやきそば具材アップ。3月に発売された期間限定製品で、現在は入手不可。ペヤングソースやきそば45周年記念企画である。

ペヤングソースやきそばが登場したのは1975年3月13日、カップ焼そばが登場してからまだ間もなく、今後伸びるジャンルとして大手が手を出し始めたのとほぼ同時期だ。ちなみにカップ焼そば第一号は1974年7月の恵比須産業エビス・カップ焼そば、続いて8月にヤマダイニュータッチ焼そば、9月に松永食品スナック焼そば、10月にイトメン焼そばジョリック、12月にエースコックカップ焼そばバンバンが登場。1975年の1Qにサンヨー食品・日清食品・東洋水産も参入する。

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No.6785 エースコック ラーメンモッチッチ 野菜タンメンしお

No.6785はエースコック、ラーメンモッチッチ 野菜タンメンしお。今回の試食品は旧いもので、現在販売中のものはリニューアルされてデザインや栄養成分の値が若干異なる。

モッチッチは「真空仕立て麺」を必殺技とした焼そばとして2017年に登場。ウチでは三回試食を行ったが、揚げ麺のクセに待ち時間が五分と長いものの、名前通りモチっとして重量感がある麺は(エースコックっぽくなくて)なかなか良いと評価した。なので普通のラーメンにもこの麺を使って欲しいとこのBlogで繰り返し書いたもの。そしてその要望が遂に現実になった今、私には試食報告をすべき義務があるのだ!う~ん責任感のカタマリだなあ、俺って。

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No.6783 マルちゃん 黒い豚カレーうどん

No.6783は東洋水産、マルちゃん 黒い豚カレーうどん。昔からこの製品はちょくちょく食べているつもりでいたが、調べてみたら前回の試食記は2006年のNo.3480で、14年もご無沙汰していたことになる。その間激辛版やもち入り版は食べていたんだけど。14年前と比べてJANコードが変わっており、東洋水産の中で管轄が変わったのかもしれない(14年前まではずっと「東」の系列にあった)。

▲同製品の変遷。No.2414は2002年のもの。
1995年に「豚カレーうどん」、
1998年に「黒い豚カレーうどん」が発売

定番製品の特長でもあるが、グラフィックのレイアウトが昔からあまり変わっていないね。箸だったのがレンゲに変わった程度で、No.3480からは殆ど同じようだ(調理例写真はいちおう別物)。製品名の筆文字も原本は同じっぽい。

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No.6781 サンヨー食品 世界の山ちゃん監修 幻の手羽先風味焼そば

No.6781はサンヨー食品、世界の山ちゃん監修 幻の手羽先風味焼そば。今年の3月末の発売で、期間限定で売り切ってしまうタイプの製品らしく現在はもう入手不可。店舗で見掛けた瞬間、第六感がピンときたので即購入。

何たって名前がいい。『山・・・嗚呼、何と清く美しい響きだろう。力強くて麗しく、空のように広くて海の如く深い、コクがあるのにキレがある。幼少の頃にご学友からこんな素敵な愛称で呼ばれていた人は、さぞかし人格者でイケメンであろう。そして山ちゃんは世界を目指す!ピッタリだなあ(何が?)

▲もう一つの「やまちゃん」(2018年)

って、過去に似たような文章を書いたなあ?と思って調べたら、No.6220で日清食品の「博多長浜屋台やまちゃん」という製品を試食していた。(自分のことを含めて)即席麺と山ちゃんは良く似合う。

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No.6779 日清食品 日清のラーメン屋さん 札幌みそ

No.6779は日清食品、日清のラーメン屋さん 札幌みそ。このシリーズの乾麺袋版は1996年9月に登場。以降ずっと調理例写真をドーンと載せたパッケージデザインを踏襲してきたが、今年の6月にリニューアルを行い、個装袋はシンプルなイラストのみのデザインに変更された。(五個パックの外装袋には調理例写真が載っている)

▲新旧の札幌みそ(味)、新五個パック外装

リニューアル前のみそ(この頃は「味」が付く)をNo.6422で紹介しているのだが、デザイン的にはかなりの宗旨替えだといえよう。なおリニューアル後も北海道では従来通り「日清北海道のラーメン屋さん」という別仕立ての製品が用意される。東洋水産の袋麺も北海道や東北地域で細かなセグメント分けをしており、この辺の地域の嗜好は一筋縄ではいかないみたいだ。

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No.6775 西山製麺 すみれラーメン 乾麺 味噌味

No.6775は西山製麺、すみれラーメン 乾麺 味噌味。すみれは札幌を拠点とする実在の店。西山製麺はこの製品に関してはあくまで販売者で実際の製造は麺が藤原製麺、スープがデリカ、メンマが二ホンフードが担当するオール北海道チームである。藤原製麺とデリカのタッグはKALDIブランドの袋麺でもよく見掛けるものだね。

プライベートな話になるが私は八月の末に引越しを行い、今回が新しい家に於ける初めての試食記である。台所が従来よりも狭くなった上にカメラの位置が制約され、特に動画では見苦しい部分が多々あるが、この先随時改善してゆきたいと思うので長い目で見守ってやってください。といっても今回の家は仮住まいなのであまり長くは居ないんだけど。

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No.6767 セコマ 道産昆布だしうどん

No.6767はセコマ、道産昆布だしうどん。製造はエースコックの東京工場、とはいっても所在地は埼玉県の川越市。まあ製品名に「道産」という言葉を使っているが作っているのは関東である。カップ側面の隅に「※北海道産昆布を本州で加工した昆布エキスを使用しています」と書いてあった。

セイコーマートの店舗で買えば税込100円程度らしいが、地元の北海道物産展で購入したため結構高く(163円)ついてしまったよ。

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No.6757 日清食品 (Japan) 日清豚ラ王 ヤサイ、アブラ、ニンニク

No.6757は日清食品、日清豚ラ王 ヤサイ、アブラ、ニンニク。2020年1月の発売で、もう終売になっていると思っていたが、まだ日清のWebサイトには製品情報が載っていた

ウチではここ一年ほど海外製即席麺への極端な傾倒をし続けているが、これはあと少し続く予定。ただ大雑把に言うと海外製の即席麺は実用本位というか素っ気ない印象のものが多く、良くも悪くも華やかな日本製即席麺と比べると明らかな温度差が存在する。なので海外製品に慣れてしまうと自分の評価基準がブレてしまいそうな危惧を抱いていた。

試食記外では日本の定番製品も食べているが、もっと明確に日本ならではの製品を採り上げてみようと思って選んだのが今回の品である。

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