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No.6373 エースコック 復刻版 スーパーチャーシューラーメン生しょうゆ仕立て

No.6373はエースコック、復刻版 スーパーチャーシューラーメン生しょうゆ仕立て。それまではどんぶり型のカップといえば麺の質量が60gというのが他社も含めておおよその相場であったのだが、1.5倍の90gに増量した製品群を1988年7月にエースコックがスーパーシリーズとして上市し、食欲旺盛な若者を中心に強い支持を得るようになる。他社も速攻でこの大盛りカップに追従するようになり、一つのジャンルを形成して現在に至る。

▲発売当初のフタ

最近ウチは在庫過多が続いて日本のカップ麺の入手は控えているのだが、スーパーカップの復刻版が出ると聞き例外扱いとして購入。私は1988年の発売時に食べており、当時のことを知る者として比較報告する責務があると感じたからだ。

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No.6372 サッポロ一番×welcia 糖質ひかえめ塩らーめん


No.6372はサンヨー食品、サッポロ一番×welcia 糖質ひかえめ塩らーめん。ドラッグストアチェーンのウエルシア薬局で販売されるプライベートブランド製品。ウエルシア薬局は関東~関西ではよく見かけるものの東北以北、中国や四国以西では店舗数が皆無もしくは極端に少ないので「なにそれ?」と思われる方も多いだろう。

薬局で販売する製品ゆえ糖質30%オフ(41.3g)という健康への配慮がなされている。ノンフライ麺なので熱量(267kcal)や脂質(4.0g)も少ない。どんどん食べて、ぐんぐん健康になろう!、てなところだろうか。なお塩分相当量は5.6g(ナトリウム換算2.2g)と標準的。決して少なくはない。

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No.6371 藤原製麺 鍋ラーメン 醤油

No.6371は藤原製麺、鍋ラーメン 醤油。アルミホイル成型鍋に入った即席麺。この形態は生タイプ麺ならばうどんや蕎麦で一般的に普及しているが、乾麺では最近全く見掛けることがなかったもの。カップ麺なのか袋麺なのかは微妙だが、加熱調理が必要という点で袋麺のジャンルに分類する。

この形態は1975年9月にヤマダイが出した「ニュータッチなべラーメン」が先駆者で、翌年にエースコックが「鍋焼ラーメンなべっ子」の醤油およびみそ味を出して追従するも、強い支持を得られなかったのか短期間で姿を消した。

少し時間が飛んで2003年頃にトーインフーズが「鍋焼中華そば」を出し、2004~2006年頃に今はなき十勝新津製麺(後のとかち麺工房)が数種類の製品を出したのだがやはり続かなかった。(他にも私の知らない実施例があるのかもしれない)

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No.6368 国分グループ本社 Tabete だし麺 海老豚骨だし Wだしラーメン

No.6368は国分グループ本社、Tabete だし麺 海老豚骨だし Wだしラーメン。Tabete だし麺は販売場所によって若干の違いはあれども大体税込170円程度で購入してきた。しかし今回の品はなんと税込220円で一段上のクラスである。海老は北海道産甘海老だし、豚骨は霧島黒豚豚骨だし、単品ではそれぞれNo.6173と6341で紹介した製品で存在しているものだが、贅沢にもこの二大だしをど~ん!と混ぜてしまったものらしい。

このシリーズはパッケージ左下にだしの使用割合が表示されているのだが、単品製品の甘海老だしは20%、同じく豚骨だしは24%であり、今回の製品の甘海老だしは25%、豚骨だしは12%とある。なので甘海老だしを強調したもののようだ。

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No.6365 八郎めん 北斎ラーメン とんこつ

No.6365は八郎めん、北斎ラーメン とんこつ。いままでNo.6347で辛味噌、6359で昆布醤油を紹介しており、今回のとんこつがラストとなる。

今回の富嶽三十六景は相州七里濱、鎌倉の稲村ケ崎~腰越~江の島を通じて遠方に富士山が見える。この辺りは結構よく通る場所なのだが、この版画のように見える地点は思い浮かばない。きっと構図はかなりデフォルメされているんだろうな。

この製品の袋の寸法はおおよそ19cm×14cm、この大きさでグラビア印刷を施せばそこそこ鑑賞に堪えるモノになる。残念なのは両端の開口部にシワが出ることで、競合他社のようなシワが出にくい封止方法を採って欲しかったなあ。

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No.6359 八郎めん 北斎ラーメン 昆布醬油

No.6359 は八郎めん、北斎ラーメン 昆布醬油。No.6347で姉妹品の辛味噌を試食して、特にスープがとても良い印象を受けた。なので今回も期待してしまう。パッケージの図柄は神奈川沖浪裏で、葛飾北斎の富嶽三十六景といえばまず最初にこの絵が脳裏に浮かぶ人は多いだろう、私もそうだ。

土産物としての性格が強い製品なので、中身は北斎とか神奈川沖とかには無関係。八郎めんは秋田の会社だし、販売者の製品情報を見ると日高昆布と羅臼昆布のエキスを使用とのことで、寒い地方の味ということかな。

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No.6356 いわて醤油 とんこつラーメン

No.6356はいわて醤油、とんこつラーメン。過去にNo.5815で醤油味No.5964で味噌味を紹介しているので会社や製品の概要はそちらを参照して下さい。五個パック販売に特化して個装袋の印刷を省いてしまった割り切りの良さで、一パック税込み150円以下で買えてしまう低価格が特徴。とはいえ私は業務スーパー以外でこの会社の製品を見たことが無い。

今まで醤油味と味噌味を食べた感想として、嫌な味はしないのだけれど、本来備わっているべき味の一部が抜け落ちているように思った。なので素で食べるとちょっと不足感があるのは否めないが、適切な具を入れれば十分実用になると認識している。まああまり豪華な具を入れてしまうと激安製品の意味が無くなってしまうが。

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No.6353 国分グループ本社 Tabete だし麺 長崎県産煮干しだし醤油ラーメン

No.6353は国分グループ本社、Tabete だし麺 長崎県産煮干しだし醬油ラーメン。この文章を書くために製品情報を仕入れようと国分のWebサイトを見に行ったら新しい製品が追加された一方で整理されて消えた製品もあり、それが今回試食のブツである。あまり評判が芳しくなかったのかな?

8月末に購入したものだが、その頃はまだサイトに載っていたんだけどなあ。まあギリギリで入手できたのでラッキーだったと云えよう。ちなみにちょっと通販サイト調べた限りでは、単品での購入はもう難しいようで、40個単位とか個人では手を出しにくい条件での販売が僅かにあった。

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No.6350 明星食品 中華三昧 四川風味噌拉麺

No.6350は明星食品、中華三昧 四川風味噌拉麺。中華三昧は高級即席麺として1981年10月に発売され、一時的に多くのフォロワーを生み出すほどのヒットをする。結構最近まで製品の種類を表す名前に味噌とか醤油とか塩といった味の表記は無く、味噌味は「四川風拉麺」という名であった。

当初から製品の下部に小さく「ピリッと辛味のきいたみそ味スープ」などとは書かれていたが、四川=味噌、広東=醤油、北京=塩といった関係性を当時の人が認識できたとは思えず(今でもそうか?)特に醤油と味噌はパッケージの基調色が似ていたからパッと見の識別性が悪かった。一方、この製品のお陰で広い中国の、地域ごとの料理の特徴をおぼろげながら理解した人も多いだろう。

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No.6347 八郎めん 北斎ラーメン 辛味噌

No.6347は八郎めん、北斎ラーメン 辛味噌。今回の品は知人からのいただき物だが、昨年オープンしたすみだ北斎美術館のお土産グッズであり、ここ以外にもこのページの一番下にある店舗で購入可能。製品の企画は(株)ジークスと(株)リバーボンド社が行い、製造を八郎めんに依頼したものである。価格は税抜250円。

製品の性格上競合を押しのけて派手に目立たせたり美味しそうに見せる必要がないので、パッケージは全面に赤富士がで~んと構えるシンプルなもの。堂々としていて良いものだ。まあパッと見ただけでは何の製品だかよく判らないんだけど。

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