カテゴリー別アーカイブ: 502Taiwan

No.6599 維力食品工業 (Taiwan) 一度贊 紅燒牛肉麵(オーストラリア向け)

No.6599は台湾の維力食品工業(Weilih Food Industrial)、Ichiban Delicious Instant Noodles。オーストラリア向けの輸出仕様であり、台湾オリジナルの製品名は「一度贊 紅燒牛肉麵」。なぜか日本語の「一番」が入っている。

オーストラリア向けのためかフタには「with Real Australian Roast Beef」と書かれており、これを見たオージー達は「俺たちの肉を使っているぜ!」と喜んで買い込むのだろう。あと「台湾製だけど最低20%はオーストラリアの材料を使っているよん」みたいな表示がある。海外の即席麺ではたまにこのような材料の国籍による比率表示を見掛ける。

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No.6577 統一企業 (Taiwan) 滿漢大餐 麻辣鍋牛肉麵

No.6577は台湾の統一企業、滿漢大餐 麻辣鍋牛肉麵。英語表記はUni-President、Imperial Big Meal Super Hot Pot Beef Flavorとなり、レトルトの肉塊が付属する高級即席麺である。香港で購入したもので、買った時点での日本円換算価格は約257円だ。

▲初めて食べた滿漢大餐(1998年)

滿漢大餐は発売以来20年以上が経った製品で、高級即席麺として大きな成功を収めている。競合会社からは維力の一度贊や味丹の味味一品など類似製品も出現し、レトルトの肉塊付き高級即席麺は台湾独自のジャンルとして確立・認知されているのだ。日本でも偶にこの形態の製品が出ることはあるが、いつでもどこでも購入できる定番製品としては無い。

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No.6554 味王 (Taiwan) 力加麵 Rika Classic Wo-Mien Cup

No.6554は台湾の味王(Ve Wong)、力加麵 Rika Classic Wo-Mien Cup。パナマ市場向けに特化された製品で、No.6492で姉妹品の袋麺版を紹介している。

台湾の即席麺がなぜわざわざ遠い中米のパナマへ向けて専用パッケージで輸出されているのか?どうにも不思議に思っていたのだが、調べてみるとかつてパナマは台湾(当時の中華民国)の承認国中でもっとも古く(1909年)から国交を持っていた国であり、深い関係を築いていたらしい。しかし2017年6月に台湾と断交、代わって中国との国交を樹立した。中国による経済援助という名の借金漬けで、パナマも経済植民地化されてしまうのかな・・・

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No.5687 阿舎食品 (Taiwan) 阿舎炒麵 紅藜炒麵纖蔬

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No.5687は台湾の阿舎食品、阿舎炒麵 紅藜炒麵纖蔬。お湯を切ってソースを絡める汁なし麺。紅藜(こうれい/Hóng lí)とは台湾の高山で採れる穀物で、日本名はタカサゴムラサキアカザという。食物繊維が多く栄養価が高い健康食品で、台湾では赤い宝石と呼ばれてブームになっている(らしい)。 続きを読む No.5687 阿舎食品 (Taiwan) 阿舎炒麵 紅藜炒麵纖蔬

No.5522 Family Mart Collection 正港紅焼羊肉麺(Taiwan)

 

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No.5522は台湾で入手した全家便利商店(ファミリーマート)のプライベートブランド商品。羊肉味の即席麺は世界的に見ても極めて稀で、中国大陸でいくつか流通しているのを知っているぐらい。過去i-ramen.netでは唯一No.4272で統一の製品を紹介している。しかしこれはあくまで羊肉「風味」であり、実際の羊肉は使われていなかった。 続きを読む No.5522 Family Mart Collection 正港紅焼羊肉麺(Taiwan)