カテゴリー別アーカイブ: 505Vietnam

No.7299 Chin-Su (Vietnam) Phở Bò

No.7299はベトナムのMasan Consumer、Chin-Su Phở Bò。牛肉味のフォー。この製品の購入金額は30,500VND、購入時の日本円換算で約174円。カップ麺であることも影響するが、昨年末のベトナム買出し紀行で61種類(全てベトナム内で生産された製品)の即席麺を買った中の、ダントツ最高金額製品である。パッケージの女性のCGを見ても上流貴族を彷彿させるね。

値段が高いのは、レトルトの牛肉が付いているため。米粉でノンフライのフォーは小麦の揚げ麺よりも軽い製品が殆どだが、今回の品は持ち上げた瞬間にズシリと手応えを感じる140g。肉とその煮汁がたっぷり入っているものと期待する。

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No.7263 Acecook Vietnam (Vietnam) Mì Ly Handy Hảo Hảo Hương vị Tôm Chua Cay

No.7263はベトナムのAcecook Vietnam、Mì Ly Handy Hảo Hảo Hương vị Tôm Chua Cay。トムチュワカイは酢っぱ辛い海老味。Hảo Hảoはベトナムの即席麺におけるトップブランドだが、その中で袋もカップもこのピンク色のトムチュワカイを一番頻繁に見掛ける。日本における醤油味のような位置付けだね。

酢っぱ辛い海老味の即席麺といえばタイのトムヤムクンが有名だが、あちらは辛さがもっと強烈なものが多く、また酸味もレモングラス的で、全体的に軽量で高速という感じ(あくまで即席麺の話ね)。比べてベトナムのトムチュワカイは甘めでまったり気怠い製品が多い印象。

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No.7258 Cung Đình Kool (Vietnam) Phở Trộn Hương vị Bò Xởt Tương Đen

No.7258はベトナムのAsia Food Technology (Afotec)、Cung Đình Kool Phở Trộn Hương vị Bò Xởt Tương Đen。米粉による超幅広麺のフォーで黒醤油牛肉味。中央に書かれている「Kiểu Hong Kong」は「香港スタイル」という意味。

湯切りを行う汁なし麺で、前回No.7257のHảo Hảoと同様に湯切りキャップを被っている。孔の開口形状から見て、こちらも湯の排出抵抗が大きそうで、湯切りに時間が掛かりそうだなあ。もしかしたら海外の人は完璧な湯切りなど望んでおらず、多少ザブザブでもいいやと思っているのかもしれない。

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No.7257 Acecook Vietnam (Vietnam) Mì Tô Trộn Handy Hảo Hảo Hương vị Tôm Chua Cay

No.7257はベトナムのAcecook Vietnam、Mì Tô Trộn Handy Hảo Hảo Hương vị Tôm Chua Cay。酢っぱ辛い海老味。湯切りを要する焼そばタイプの製品で、上の写真がボヤけて見えるのは半透明の湯切りキャップを被っているため。孔の径や数から見てお湯の排出効率は悪そうで、湯切には長い時間が掛かるものと予想する。

やはりカップ焼そばの湯切り機構は日本で主流の二層剥がし方式(勝手に命名)が宇宙一優秀であると断言する。この特許は結構昔のものだと記憶するので、そろそろ海外でも採用例が出てくるのではと期待する。そしたらその国のカップ焼そばの需要が急増するかも?

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No.7244 Acecook Vietnam (Vietnam) Handy HảoHảo Hương vị Thịt Băm Bí Đỏ

No.7244はベトナムのAcecook Vietnam、Mì Ly Handy HảoHảo Hương vị Thịt Băm Bí Đỏ。豚挽肉風味かぼちゃ入り。ベトナムやタイなどの即席麺には(豚)挽肉味というカテゴリーが存在し、各社が製品を投入している。今回の品はそこへかぼちゃを加えたところが目新しい。

そもそも即席麺とかぼちゃの間には接点が少ない。下手に入れて崩れたら、スープがゴモゴモ濁ってしまい心地良いものにはならないだろう。日本のカップ麺のじゃがいものように澱粉が溶出しないよう表面を硬化させる手もあるけど、前例が殆どないということは、費用対効果が悪いんだろうなあ。

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No.7236 Acecook Vietnam (Vietnam) Mì Ly Zeppin 絶品 Hương Vị Nước Tương Shoyu

No.7236はベトナムのAcecook Vietnam、Mì Ly Zeppin Hương Vị Nước Tương Shoyu。「絶品」の醤油味。このシリーズは日本のラーメンの味をベトナムに紹介するための製品企画らしく、他にカップの豚骨味が、あと袋麺(こちらはノンフライ麺)には豚骨とソース焼そばがある。

パッケージのグラフィックには桜の花や鳥居や富士山が描かれており、この製品を食べることで少しでも日本への興味を持ってくれるならばありがたい。でも二文字の漢字で「絶品」だと中国語との区別がつかないかな?しっかし、妙にナルトが多いなあ。

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No.7233 VIFON (Vietnam) Mì Khay Có Gói Sốt Xào Tương Đen

No.7233はベトナムのVietnam Foods Industries、VIFON Mì Khay Có Gói Sốt Xào Tương Đen。黒醤油味トレー型焼そば。そもそも醤油といえば黒いのだが、ベトナムの調味料といえばニョクマム(魚醤)が一般的であり、スーパーの売場を見ても醤油の認知度は低いようだ。

▲湯切りのメカニズム(?)

本製品の湯切り機構は昔の日本のカップ焼そばで見られたものを単純化した印象。角形カップには立体シート成型のフタが付き、上面に半円弧の裂け目が形成されている。この隙間からお湯を排出するのだが、開口面積が小さく出が悪そうだ。一方でフィルター機能が無いので具がダダ洩れしそうでもある。

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No.7231 Acecook Vietnam (Vietnam) Mì Ly CAYKAY Hương vị Bò

No.7231はベトナムのAcecook Vietnam、Mì Ly CAYKAY Hương vị Bò。Cayは辛い、Bòは牛肉という意味で、スパイシービーフ味。Acecook Vietnamの激辛即席麺は他に袋麺でSiukayというブランドが存在し(No.7251で紹介予定)、今回のCayKayはカップ版のみ。

なぜ激辛ブランドをカップと袋で別々に設けているのだろう?と不思議である。というのも、正直言ってどちらも韓国三養食品のブルダックを強く意識して作られているように思うのだ。だったら袋とカップを統合し、より強いブランドに育てる方が良いように思うのだがなあ。

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No.7228 Acecook Vietnam (Vietnam) Handy Hảo Hảo Chay Hương Vị Lẩu Nấm Thập Cẩm

No.7228はベトナムのAcecook Vietnam、Mi Ly Handy Hảo Hảo Chay Hương Vị Lẩu Nấm Thập Cẩm。ベジタリアン向けミックスきのこ鍋風味。日本の技術が入ってます!とアピールするためか片仮名で「ハンディ ハオハオ」と書かれている。

ベトナムにおけるベジタリアン向け即席麺は多くはないのだが、トップブランドのHảo Hảoに設定されているということは一定の需要があるのだろう。少なくとも日本よりはメジャーな存在だと感じる。一方で台湾・タイ・インドネパール等の即席麺ではより一般的で、それぞれ大きく「素食/卍」・「齋」・緑のマークが付いている。

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No.7226 VIFON (Vietnam) Mì Trộn Khô Tôm Cháy Tỏi

No.7226はベトナムのVietnam Foods Industries、VIFON Mì Trộn Khô Tôm Cháy Tỏi。エビとフライドガーリックの混ぜ麺。湯切りを要する汁なし麺であり、頭に排出孔が付いたキャップを被っている。

カップに熱溶着されているフタを除去した後、お湯を注いでこのキャップを付け、所定の時間が経ったら排出孔からお湯を捨てるもの。この形態はドイツ日清が「Soba」で先鞭を付け、これにNestléやAjinomotoも追従し、今や欧州域におけるカップ焼そばの標準となっている。キャップには射出成型の樹脂部品が必要で(高コスト)、また湯切り時に指が熱いのが欠点。やっぱ日本の湯切り機構が最高だよ!

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