カテゴリー別アーカイブ: 50海外のカップ麺

No.6701 旺旺食品集団 (China) 哎呦 Q米面 芝麻拌面

No.6701は中国の旺旺(ワンワン)食品集団、哎呦 Q米面 芝麻拌面。ごまだれ汁なし米粉麺。元来旺旺は台湾の食品会社であり、飲料やスナック菓子の製造を主業務とする。一応即席麺も扱っているが小規模で、過去試食したものはインドネシアで製造されたものだった。その後中国大陸へ進出し、ここでは本腰を入れて即席麺事業に取組むこととなる。

▲旺仔ちゃん

今回の製品では表示が控えめだが、旺旺のイメージキャラクタの旺仔ちゃん。台湾の空港でこの絵が付いたカートをよく見掛けたけれど、上を向いた眼や舌を出した表情、手足を大の字に広げてオムツ?のような服を着て、お世辞でも頼りになりそうな印象を与えるとは思えない。ゆるキャラ路線だね。

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No.6700 Nissin Foods (USA) Hot & Spicy Fiery Beef

No.6700は米国の日清食品、Hot & Spicy Fiery Beef。電子レンジ調理専用の大柄なカップ麺である。このシリーズは少し前までCup Noodlesとソックリなロゴを使う「Bowl Noodles」という名前が付いていたのだが現在は消滅してしまい、「Hot & Spicy」がシリーズ名として君臨することになる。昔は辛くない味もあったけれど、Hot & Spicy軍団に乗っ取られたともいえる。

▲昔のBowl Noodlesシリーズ

電子レンジの調理時間は三分(水から)。但しこれは出力1kWの場合であり、ウチのは600Wしか出ないので仕事量(50Wh)を揃えるなら五分、少々心配だったので四分半で取出すこととした。

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No.6697 Yatekomo (Spain) Parrilla (Cup)

No.6697はスペインのGallina Blanca、Yatekomo Parrilla (Cup)。Parrillaはスペイン語でグリルのことで、たぶんバーベキュー味と同じような意味で使われているのだろう。

▲EU製で味の素グループとのコラボだよん、とある

カップ側面に「Edición Limitada」と書いてあるのは限定版という意味。「限定」が期間を指すものか地域を指すものかは不明。同社のWebサイトには本製品に関して外観の写真こそ一応載っているが、口上をはじめとした諸情報が空欄になっていて、なんだか訳アリな様子が伺える。

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No.6694 Maggi Fusian (Australia) Mi Goreng Hot & Spicy Noodle Cup

No.669はオーストラリアのNestlé、 Maggi Fusian Mi Goreng Hot & Spicy Noodle Cup。製造はマレーシアだが同国とは品揃えが異なる。豪州の即席麺市場で私が見た限りでのシェアNo.1はこのMaggiなのだが、製品の供給をマレーシアに依存している事実を知ってとても驚いた。ちなみにシェアで続くFantastic NoodlesとSuimin(この二社は同一組織)はタイ製で、各種スーパーのPBブランド品も輸入品。豪州には即席麺生産機能が無いのだ。人口2,500万人だから自国生産をしても採算が取れそうだが、下手に国土が広いと輸送費が嵩んで輸入するのと大差なくなるのかな?

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No.6693 Blue Dragon (UK) Noodle Wok Spicy Thai

No.669は英国の Blue Dragon、Noodle Wok Spicy Thai。Wokは英語で中華鍋のこと。メキシコで購入した品のいただき物であり、カップ上部はスペイン語による説明書きシールで覆われている。紺色の射出成型樹脂カップが毒々しくてあんまし食欲を喚起させないが、まあ英国の会社だから不味くてもしょうがないと思われる方も多いだろう。

▲Fashion Foodのタイ国内向け製品

だがこの製品の製造はタイのFashion Food社によるものであり、カップは同社の国内向け製品と同じ形状で、登録商標の「FF」マークもしっかり刻印されている。タイではベージュまたは黒色のカップを使っているので、今回の紺色カップはコレクターズアイテム級の稀少価値がある(あくまで私の価値観では)。

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No.6690 Sailebon (Italy) Noodles Yakisoba Manzo (Cup)

No.6690はイタリアのStar、Sailebon Noodles Yakisoba Manzo。欧州のカップ焼そばで万蔵は牛肉味のこと。製品本体やWebサイトには製造国の記述が無いが、多分製造はポーランドの味の素で、同社OyakataブランドおよびスペインのGallina Blanca社Yatekomoブランドのカップ焼そばと中身はほぼ(もしくは全く)同じ製品だろう。とはいえ、上記二ブランドを含むプレーンな牛肉味カップ焼そばは今回が初めて食べるものである。

頭には大袈裟な湯切りキャップが付いているが、今までの例からして排出孔の形状のせいか湯切りに時間が掛かり、指が熱くて痛くなるんだよなあ、これ。

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No.6689 Orientai Express (Greece) Snack Noodles Chicken & Spring Onion Flavour

No.6689はギリシャのFlavour Factory、Orientai Express Snack Noodles Chicken & Spring Onion Flavour。ギリシャ語で味のことを書くとΠοτ Νουντλς με γεύση Κοτόπουλο、ってなるんだよ。最後の単語が鶏。全然読めないね、Google翻訳さまさまや~。

今回の試食品と比べて現在はカップのフタのデザインが新しくなっているようで、結構目立つ「Vegan」表示が付くようになった。とはいっても今回の試食品もQRコードの上あたりに「VegetalianやVeganに最適です」という記載があるので、最近宗旨替えした訳ではない模様。

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No.6684 Indomie (Indonesia) Mi Goreng Fried Noodles (Cup, Export Product)

No.6684はインドネシアのIndofood、Indomie Mi Goreng Fried Noodles (Cup)。輸出専用品であり、マレーシアで入手したもの。インドネシア国内向けにはPop Mieというカップ専用の別ブランドでミーゴレンを販売している。このへんが外部からIndofood社を眺めていてイマイチ判り難いところである。

▲インドネシア国内向けミーゴレンのPop Mie
カップの材質も中身も輸出用Indomieとは異なる

カップ焼そばと同様でお湯を入れて三分経ったら湯切りをする必要がある。各国のカップ汁なし麺は様々な湯切りのためのメカニズムを搭載したり何も配慮しない等色々だが、Indofood社は簡素な孔開きキャップを付けることで対処している。この辺は今度整理してみようかな。

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No.6682 Mamee (Malaysia) Mie Goreng Indonesia

No.6682はマレーシアのMamee-Double Decker、Mamee Mie Goreng Indonesia。製品名にインドネシアの国名が付いているが、この品はあくまでマレーシア国内向けであり、インドネシアを含む周辺諸国への輸出はしていない。

日本もそうだけど、一般論として近隣の国同士は仲が悪いことが多いようで、マレーシアとインドネシアも決してフレンドリーな関係ではないと聞いている。なのでマレーシア国内専用製品にインドネシアの国名を冠することは結構思い切ったネーミングだと思ったと同時に、本音では仲良くしたいという想いがあるのかもしれない。

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No.6679 Oriental Express (Greece) Snack Noodles Won Ton Flavour

No.6679はギリシャのFlavour Factory、Oriental Express Snack Noodles Won Ton Flavour。ワンタン味、だそうだ。え!?海外でワンタン入りのカップ麺?それもよりによって一番縁のなさそうなギリシャにあるなんて!と色めき立つ人もいるのではないか?

でも残念でした。海外の即席麺ではあくまでワンタンの「風味」だけでワンタンははいっていない製品が結構ある。

▲英Blue DragonのWon Ton Flavour袋麺(2009年)

▲香港永南食品の公仔麵鮮蝦雲吞味(2010年)

上記写真以外にも数種類食べたことがあるが、どれもワンタンっぽい香りは全くしなかった。なので今回の品も期待薄。逆に日本でよくあるようなワンタンが入っている即席麺って海外では見たことがない。

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