カテゴリー別アーカイブ: 50海外のカップ麺

No.6378 FF (Thailand) Oriental Flavoured Instant Noodles

No.6378はタイのFashion Food、FF Oriental Flavoured Instant Noodles。この会社のカップ麺は価格が少し高めだが、容器およびフタが厚くて硬いしっかりした射出成型樹脂で出来ている。食べ終わった後で小物入れにしたり鉢植えに使えたりと、破棄せずに再利用したくなる衝動に駆られるものだ。こういった性質は単にプラを排除するのではない、エコのためのもう一つの選択肢だとも言えるだろう。

欲を言えばカップの底とフタがしっかり合わさり安定して積み重ねられるようになり、容器の色もたくさん増えれば(今回の品のベージュの他に黒がある)、収納容器としての魅力がより大きくなるんだけどなあ。上位ブランドを喰うための方策としていかがだろうか?

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No.6375 Pot Noodle (UK) Bombay Bad Boy Flavor

No.6375は英国のUnilever、Pot Noodle Bombay Bad Boy Flavor。意味合いとしてはボンベイのイタズラっ子か/悪ガキか/(女性を騙す)悪い男なのか、英語の微妙なニュアンスは判らないけどカップ麺の味を表す名前としてはかなり変わったもの。ボンベイを悪く言うようでもありインドから文句は来ないのか?

この製品は過去2007年10月にNo.3709で食べて★一つの強い衝撃を受け、今回は11年ぶりの再会である。日本でもチョコレート味とかあんこ味といったゲテ物製品が出たとしても期間限定ですぐに消えるのに、このボンベイ悪ガキ味は堂々とした定番製品なのである!まったく英国人の味覚ときたら・・・以下略

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No.6370 今麦郎面品 (China) 香辣肉酱炒面

No.6370は中国の今麦郎面品、香辣肉酱炒面。四角く浅い容器のカップ焼そば。近年日本ではもう見ることができなくなった、フタの隅にある半抜きのベロを引き上げて湯切り口とするもの。カップは外側が橙色、内側が白色であり、中空ではないので二枚の樹脂シートを貼り合わせた上で成型したもののようだ。断熱性能に不満は無い。

海外のカップ麺はフォークが付いているものが結構多いが、その多くは折り畳み式でフニャフニャした華奢なものであり、箸が用意できるのならば使いたくない代物である。今回の製品は珍しく割り箸が入っており、短めではあるもののこれなら実用になりそうだ。四角いカップの特製を生かし、対角上に納めることで実現出来たことである。

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No.6369 Sue Sat (Thailand) Shrimp Creamy Tom Yum Flavour

No.6369はタイのThe Decent Noodles Factory、Sue Sat Shrimp Creamy Tom Yum Flavour。

海外製品を紹介する際、まずは製造者または販売者のWebサイトを見て製品情報を調べるのだがこのSue Satはこれが見当たらない。仕方ないのでパッケージに書かれている文言を判読するのだが、タイ製品の場合は文字が全然判らない。

スマホ版のGoogle翻訳はカメラで撮った画像の文字を抽出して翻訳してくれる機能がある。即席麺のパッケージという特殊な条件では(文字の大きさや書体、背景によって左右されるが)英文ならば少しは使える。非アルファベット圏のハングルだったらたま~に使える場合があるという程度。

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No.6367 JAYA (Thailand) Instant Cup Noodles Beef Flavour

No.6367はタイのSAHA Pathanapibul、JAYA Instant Cup Noodles Beef Flavour。今までの試食記で述べてきたようにJAYAブランドの即席麺はSue SatブランドのThe Decent Noodles factory社による製造でありEANコードの製造者項も同じ、双子の兄弟のようなものである。なので麺やスープ、容器の特長も一致する。

んで、JAYAは袋版のBeef FlavourをNo.6344で試食している。だから食べる前におおよその味は見当が付くような気分になっているのだが、さて実際はどうであろうか?

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No.6366 Sue Sat (Thailand) Garlic Chicken Flavour (Cup)

No.6366はタイのThe Decent Noodles Factory、Sue Sat Instant Cup Noodles Garlic Chicken Flavour。No.6323で同社の袋版Garlic Chicken flavourを紹介している。

食べてから気付いたのだが、カップの側面には電子レンジの絵が描かれている。普通は電子レンジの絵にバツ印が付いて、電子レンジ調理は止めてくださいという記述があるものが大多数なのだが、どうやらこの製品はレンジ加熱がOKのようだ。それにしても作り方の説明書きはお湯入れ方式のみであり、何Wで何分とか加熱条件も書かれておらず、ちょっと戸惑ってしまうなあ。まあこの辺のアバウトさがタイ製品らしいともいえよう。

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No.6364 日清食品 (China) Nissin叮意粉 芝士培根风味

No.6364は中国の日清食品、Nissin叮意粉 芝士培根风味。チーズ(芝士)とベーコン(培根)味のスパゲッティ。

当初製品名で「叮」の字を「可」と誤表記し、本Blogに先行してYouTubeへ動画投稿をしたら視聴者から間違えを指摘された。「叮」(読みはDīng)は本来(蚊などが)刺す、という意味だが、この製品の場合電子レンジで加熱が終わった後の「チン!」音を意味するらしい(よく見たら「意」のなべぶたが鈴の絵になってる)。なので「叮意粉」はレンジでチンするスパゲッティ、ということである。電子レンジ調理専用製品で、一般のカップ麺のようにお湯を入れて放置するだけの作り方は想定されていない。なお湯切りは不要。

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No.6363 Piwa Food (Sweden) Thai Cup Noodles Chicken Taste

No.6363はスウェーデンのPiwa Food AB、Thai Cup Noodles  Panang Taste。Piwa Foodはあくまでインポーターあるいはサプライヤーであり、実際の製造はタイのどこかの企業である。姉妹品のチキン味をNo.6349で紹介済み。

タイのカレーと言えばグリーン・レッド・イエローカレーやマッサマンカレーが有名だが、このパナン(ペナン?)カレーというものの存在を今まで私は知らなかった。ココナッツミルクを使うのは他のタイカレーと共通するもので、そう大きな違いは無いみたい。まあスウェーデンの人達がタイカレーのことを熟知しているとは思えないので、あまりカレーの種類名にコダワリは無いんじゃないかとも思う。

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No.6361 今麦郎面品 (China) 刀削宽面 香辣牛肉味

No.6361は中国の今麦郎面品、刀削宽面 香辣牛肉味。刀削は小麦粉を練った塊を刀で削って切り出す麺、宽面は幅広麺という意味である。

このシリーズは過去にNo.6208で红烧牛肉味、6346で酸辣牛肉面を紹介したが、どちらも塩分をはじめとする様々な味要素がみな過剰でとてもスープを全部は飲めない程であった。この辺は国による嗜好の違いなのだろう、程度の差はあれども中国製即席麺は日本に比べて強い味のものが多い。

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No.6360 Knorr (Spain) Pasta Pot Carbonara

No.6360はスペインのUnilever España SA、Knorr Pasta Pot Carbonara。No.6345で姉妹品のSetas(キノコ)を食べている。

二日前に食べた同じスペインのNo.6358 Nestlé Maggi Fusianとカップの形や構造がよく似ているなあ、と思って現物の比較をしてみたら寸分違わず一致した。透明樹脂フィルムをカップ状に成型し、外側に厚紙を貼るというもので、カップ底部へエンボス状に識別記号が打たれていたところまで一致。まあ食品会社が容器まで一貫製造しているとは思えないし、MaggiとKnorrという競合する企業同士がたまたま同じ汎用容器を採用した、というところかな。

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