カテゴリー別アーカイブ: 50海外のカップ麺

No.6358 Maggi (Spain) Fusian Pasta Oriental Pollo

No.6358はスペインのNestlé España SA、Maggi  Fusian Pasta Oriental Pollo。チキン味で実際の製造はウクライナ。このFusianシリーズはいままで三回袋版の焼そばをを紹介してきたが、今回は初のカップ版。Nestléはスペイン以外のヨーロッパ各国でもこのFusianシリーズを展開しているが、仕向地によって品揃えや仕様は違うみたい。で、スペインのFusianは基本的にYakisoba(袋のみ)およびPastaの二種類に大別される。

Pasta系列を食べるのは今回が初めて。日本人の言語感覚からするとパスタと言うならスパゲッティやマカロニ等をソースに絡めて食べるものを連想したのだが。

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No.6357 Pot Noodle (UK) Chicken & Mushroom Flavour

No.6357は英国のUnilever、Pot Noodle Chicken & Mushroom Flavour。実はこの製品、2007年10月のNo.3707で一度試食しており、i-ramen.net史上最低の評価である0.1点()を付けている。今回11年ぶりに再会することとなり、この間にどれだけ進化・改良が為されたかが最大の関心であった。まあなんたって、どん底からの比較なのだから、ちょっとでも改善が認められれば大躍進ということになり、それは簡単なことのように思われる・・・

のだが、結論を先に言うと11年前と同じ印象だった。進歩なし!変わらぬ不味さ、これが大英帝国々民が愛する故郷の味なのか?

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No.6355 Sue Sat (Thailand) Signature Shrimp Volcano Cheese Flavour

No.6355はタイのThe Decent Noodles Factory、Sue Sat Signature Shrimp Volcano Cheese Flavour。ブランド名であるSue Satはタイ語のซื่อสัตย์(正直)の読みである。Decent社はタイの即席麺市場では五~六位ぐらいの位置付けで、国内よりも海外輸出が商売の主体だと思われる。

で、同社のカップ麺は容器もフタもコストの高そうな樹脂製容器を使っていて採算が合うのかな?思っていたのだが、今回の品は初めて見る紙製のカップ。エコだの環境とかで世界的にカップの材質は紙になりつつある中、独り我が道を行くという感じのDecent社も遂に時の流れに迎合するのか~、と思うと感慨深い。

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No.6354 今麦郎面品 (China) 老爸厨房 一菜一面 蘑菇炒肉浇头面

No.6354は中国の今麦郎面品、老爸厨房 一菜一面 蘑菇炒肉浇头面。キノコと炒めた肉のトッピング麺、てな感じの意味かな。このシリーズはスープと具をひとまとめにしてフレーズドライ化したのが特徴。

最近日本では具沢山の味噌汁とかかつ丼のようなお惣菜のフリーズドライ製品が浸透しはじめてきているが、一菜一面シリーズは日本に先駆けて即席麺でいち早くこの手法を導入したもの。中国市場の観察は決して怠ることが出来ないなあ。No.5755で 番茄鸡蛋浇头面(トマトと玉子)No.6232で青椒肉丝浇头面(青椒肉絲)を紹介済み。

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No.6352 新順福食品 (Hong Kong) 寿桃 生麵皇 粗 鮑魚清鷄湯味

No.6352は香港の新順福食品、寿桃 生麵皇 粗 鮑魚清鷄湯味。英文表記ではSun Shun Fuk Foods、Sau Tao Instant Noodle King-Wide Abarone & Chicken Soup Flavour。しっかしヌードルキングか、大きく出たものだ。でも和訳すればラーメン王、どっかで聞いた名前だなあ。

この会社は袋もカップも非油炸(ノンフライ)麺のみを製造するところで、ちょっと前まではブランドネームが寿桃牌という名前だったのだが、今回見たら「牌」が消えていた。製品名中にある「粗」というのは幅広麺のことで、これに対して細い麺の場合は「幼」という表示がある。

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No.6351 7-Select (Thailand) Stir-Fried Pad Char Shrimp Flavour


No.6351はタイのSeven Eleven、7-Select Stir-Fried Instant Bowl Noodles Pad Char Shrimp Flavour。タイ風海老焼そばであり、セブンイレブンのプライベートブランド商品。タイはバンコックだとコンビニ密度は日本以上で、見たところそのうちの九割はセブンイレブン。なのでここで扱われるということは多くの人の眼に触れることであり誉れ高きことである。

タイにおけるセブンセレクトの即席麺はタイ日清が製造するケースが多いのだが、今回の品は日清のロゴが入っていない。またカップの造りや食べた印象からしてもタイ日清の文法とは異なると感じたので、きっと違う会社に製造委託しているのだろうと推測する。

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No.6349 Piwa Food (Sweden) Thai Cup Noodles Chicken Taste

No.6349はスウェーデンのPiwaFood AB、Thai Cup Noodles Chicken Taste。スウェーデン語でチキン味のことをKycklingsmakと言うらしい。あの辺の言語の多くはsmak=味なんだな。で、この製品の名前にもなっている通り製造はタイである。

容器は無地の発泡PS(ポリスチレン)製カップに印刷フィルムをシュリンクさせて密着させた構造。タイで縦型のカップ麺を製造している会社は私が知るところで六社あるが、この構成の容器を用いてタイで国内販売しているところは無い。いったいどこが作っているんだろう?

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No.6348 Gallina Blanca (Spain) Yatekomo Gambas


No.6348はスペインのGallina Blanca、Yatekomo Gambas。ガンバスとは海老のこと。私が勘違いしてしまい、YouTube動画では本製品のことをイタリア製だと紹介してしまったよ。というのも今回のGallina Blanca社・YatekomoとイタリアのStar社・Saikebonはどちらもポーランドの味の素が作っており、中身は実質的に同じモノであるから。

そういえばカップ側面の上部に「Los Originales」というキャッチフレーズが書かれていて、イタリア語でLosなんて単語を使うのかな?と一瞬疑問に思ったんだよね。とはいえ明らかに私のポカミスであり、混乱させてすみませんでした。

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No.6346 今麦郎面品 (China) 刀削宽面 酸辣牛肉味

No.6346は中国の今麦郎面品、刀削宽面 酸辣牛肉味。No.6208で姉妹品の红烧牛肉面を紹介している。大柄なカップの製品で、ヒートシールされたフタはついていないので薄い樹脂製でドーム状のキャップを外せばすぐに中身にアクセスできる。麺はさらにシュリンク包装されており、湿気を帯びることはないはずだ。

この刀削宽面、本国では九種類もある大きなシリーズ商品である。日本人の好みに合うかどうかは別として、中国では受け容れられている味だと思われる。

ちなみに今麦郎は今年画期的な「第二代方便面」を開発し、この年末から日本市場に参入するとのこと。中国の即席麺は麺が弱い印象があったので乞う御期待、かな。

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No.6345 Knorr (Spain) Pasta Pot Setas

No.6345はスペインのUnilever España、Knorr Pasta Pot Setas。セタスはきのこのこと。麺はらせん状にねじったフジッリである。

パスタはiramen.netの取扱範疇に入るのか?と疑問を持たれる向きもあろうけど、人類麺類皆兄弟、来る者は拒まず。どちらも小麦が原料なのだし実際のところ海外の即席ラーメンにはパスタっぽい味のスープもよくあるのでパスタとラーメンの境界は結構曖昧だ。ただ海外のパスタ系製品で油揚げ麺というのはまだ見たことが無いけど。(日本ではカップ麺の黎明期に揚げ麺によるスパゲッティがいくつか発売されていた)

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