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No.7445 維力食品工業 (Taiwan) 維力辣炸醬麵(123克重量包)

No.7445は台湾の維力食品工業、維力辣炸醬麵(123克重量包)。同社の看板製品である維力炸醬麵の大盛り(123g)&辛い仕様。丼お湯入れ方式で麺を湯戻しし、湯切りしてソースと絡める汁なし麺。戻し湯を使い飲用のスープを作るのはマルちゃんやきそば弁当式。

標準の維力炸醬麵は質量90gで、今回の品の123gは約37%もの増量となる。なおこの辣(辛い)版に質量90gの標準版は存在しない。

私は維力炸醬麵に親近感を持っており、たまに食べたくなる時がある。強くて単調な味だけど、いつも飽きる寸前の丁度いい頃に食べ終わる。だがこれが37%増量ともなると飽きるゾーンに突入するのでは?という心配がある。

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No.7444 味丹企業 (Taiwan) 美味小舖 蔥燒牛肉湯麵

No.7444は台湾の味丹企業、美味小舖 蔥燒牛肉湯麵。15TWD(約70円)で購入した安価な製品。No.7400で姉妹品の海鮮湯麵を紹介している。

袋には「經典」「原味」重現との謳い文句が記されているが、これらは中国語の即席麺パッケージを眺めていると頻繁に遭遇する単語である(即席麺に限らないけど)。「經典」はクラシック、「原味」はオリジナルの味という意味。

まだ世の中にGoogle翻訳などのネットで日本語変換できる環境が無い頃、「經典」は仏教が関係している味か?とか、「原味」は草原で飼育した肉を素材に使ったものか?と勝手に妄想していたよ。

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No.7443 臺灣菸酒TTL (Taiwan) 台酒 紹興雪菜鷄肉麵

No.7443は台湾の臺灣菸酒TTL(Taiwan Tobacco and Liquor)、台酒 紹興雪菜鷄肉麵。紹興酒とレトルトの鶏肉が付く高級袋麺。雪菜は寒い地方で作られるアブラナ科の野菜で高菜に近いもの、らしい。製造は維力食品工業に委託。

購入価格は55TWD(約256円)、日本の高いカップ麺並みだね。だがこのシリーズ、今までの経験では高価格に見合った満足感を得られており、外れを引いたことは無い。今回の品は重量が195gもあり、価格当たりの重量という観点ではむしろお買い得とも言える。(全てに当てはまるわけではないが、製品の重量と味の重厚さとの間には比例関係があるように感じている)

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No.7440 旺來旺食品 (Taiwan) 譽方媽媽 蚵仔麵線

No.7440は台湾の旺來旺食品、譽方媽媽 蚵仔麵線。ウチで初めて扱う会社。譽方(ゆうふぁん)母さんの牡蛎そば、という感じかな。日本で購入した品のいただき物で、印刷は日本語化されている。

▲台湾の夜市で食べた屋台の蚵仔(牡蛎)麵線
一杯40TWD(約185円)、牡蛎はちっちゃ〜い

一袋が二~三人前で、作る際は肉団子や牡蛎やモツなどを入れるよう指示がある。麺は硬くなく、柔軟性を残した半生タイプと言えるもの。粉末スープとは別にとろみ粉が付いており、これを水で溶き調理終了間際にスープに入れる。作る手間が多大で、これはもう即席とは呼べないかもしれない。ウチで紹介するかどうか迷ったが、折角のいただき物なので記録に残す。先日の訪台で夜市の本場蚵仔麺線を食べたことだし。

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No.7439 味丹企業 (Taiwan) 享味食光 烤蝦風味

No.7439は台湾の味丹企業、享味食光 烤蝦風味。焼きエビ味。ウチで享味食光を取り扱うのは初めて。他に雞汁風味(チキン味)も存在する。12TWD、日本円だと約56円で台湾産としては一番安い部類の製品。

作り方の説明書きを見ると三方式に対応とのこと。①沖泡法:丼に麺とスープを入れてお湯を注ぎ蓋をして三分(チキンラーメン方式)、②快煮法:鍋で二~三分ゆでる、③乾吃法:袋にスープを振りかけそのまま食べる(ベビースター方式の亜流)であり、公式に③までフルサポートしているのは珍しい。まあサポートといってもパッケージに「可乾吃」と書いてあるだけで、何をする訳ではないのだが。

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No.7438 維力食品工業 (Taiwan) 真爽 精燉猪肉風味麵

No.7438は台湾の維力食品工業、真爽 精燉猪肉風味麵。「燉」はシチューの意味で、豚肉の煮込み風味ラーメン。日本円にして60円半ばで購入した普及価格帯の製品で、私の知る限り三十年ぐらい前から存在する。コスト削減のためか、袋の素材はアルミ蒸着無しで光を少し透過するもの。

いつも思うのだが、漢字はひと目見ただけで意味が伝わるので、今回の「真爽」も「まことにさわやか」な製品群であり、決してコッテリ重厚だとか過激な味付けではないだろうと推測できる。これが非アルファベットのハングルとかタイ文字だと知らなけりゃ読めないし、読めても意味を知らないと理解できない。ああ、漢字って素晴らしい!

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No.7434 味丹企業 (Taiwan) 精燉肉燥 味味麵

No.7434は台湾の味丹企業、精燉肉燥 味味麵。古くからある、14TWD(約65円)で購入したベーシックな即席麺。袋の上部に「40年的好味道(40年続くおいしさ)」と書かれているので1983年あたりに発売された製品なのだろう。

私はこの製品を頂き物として1999年と2003年に食べ、安っぽいながらも記憶に残る好ましい味だと思った。その後即席麺を求めて訪台した際には買う気満々でいたが、五個パックでの販売しか見付からず、鞄の容積の問題でいつも購入を見送っていた。

だが昨年末の訪台では袋麺のバラ売りを積極的に行うチェーン店の小北百貨を発見し、遂にこの味味麵を買ってきたのであった。めでたしめでたし。

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No.7433 臺灣菸酒TTL (Taiwan) 台酒 麻辣酒香豚肉麵

No.7433は台湾の臺灣菸酒(Taiwan Tobacco and Liquor)、台酒 麻辣酒香豚肉麵。袋に「玉山茅台」料理酒が付いていると書かれており、調べてみると台湾の国酒とされる高級品、マオタイ酒のことらしい。

▲臺灣菸酒TTLの玉山磁瓶茅台酒(Mau Tai)
500ml、53度、税込4,130円とか。

玉山茅台の中にも各種グレードがあり、上の写真の酒がそのまま使われている訳ではないだろうが、酒を造る会社が手掛ける即席麺、という強みを生かした製品だ。日本でもサントリーあたりが即席麺市場に参入し、山崎12年入りの味噌ラーメンとかを出してきたら楽しいだろうな、と夢想する。

ちなみに作る際にちょっと舐めてみたら、蒸留酒なのにきつい匂いがせず、包容力のあるまろやかな香りが口中に広がった。

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No.7428 味丹企業 (Taiwan) 味味一品 皇朝牛筋麵

No.7428は台湾の味丹企業、味味一品 皇朝牛筋麵。味味一品はレトルトの具が付いた高級袋麺シリーズでカップ版もある。皇朝は王朝や名家、Dynastyといった上流を表わす意味かな?牛筋は文字通り牛のすじ肉で、日本の即席麺でこの部位を使った製品はウチの試食履歴上でたった一件のみ存在した。

▲エースコック 牛すじラーメン(2001年)
レトルトの具付き

2001年1月の試食だからもう23年も前だね。その後類似の製品が出ていないということはあまり反応が芳しくなかったのだろう。一方で台湾の即席麺では今回の品が三件目、あと意外なところでタイの製品で一件食べたことがある。全てにレトルトの牛筋が付いており、乾燥の具ではあの食感を再現出来ず、製品として成立しないのだろう。

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No.7426 維力食品工業 (Taiwan) 素飄香 當歸枸杞風味麵

No.7426は台湾の維力食品工業、素飄香 當歸枸杞風味麵。素飄香は台湾流ベジタリアンフードである素食の製品ラインであり、さらにそのなかで最も厳しい「全素」扱いなので、動物由来材料だけでなく卵や乳製品、葱や韮系の野菜も排除している。調理例写真にある具は全て使用が許される植物だけで作られている筈。

當歸は日本語で当帰(とうき)、セリ科の植物で根を漢方薬として使う。枸杞はクコの実のことで、これも薬用になる。なんだか体に良さそうなことだらけだ。姉妹品には蔘湯麵(高麗人参味)もある。

だが薬効あらたかな食べ物というもの、味は二の次三の次であり渋かったり苦かったり我慢を強いるものである恐れも強い。

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