カテゴリー別アーカイブ: 60海外の袋麺

No.7104 Micoem (Vietnam) Cung Dình Hủ Tiếu Nam Vang

No.7104はベトナムのAsia Food Technology、Micoem Cung Dình Hủ Tiếu Nam Vang。販売はアイ・シー・エム。ベトナムの米粉麺といえばフォーが有名だが、他にもいろいろある。今回紹介するフーティユ(フーティウ)はホーチミンなどベトナム南部で広く食べられ、見た目はフォーよりも細めの平打ち麺だが、米粉をシート状に形成したものを天日干しした後に裁断するのが特徴。

Micoem Cung Dìnhブランド製品が日本に入ってきたのは最近のことであるが、今回の品はダイソーで買ったもので、違う品をドン・キホーテで入手した。独自の販路展開をしているみたい。

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No.7098 Wingsfood (Indonesia) Mie Sedaap Kari Spesial

No.7098はインドネシアのKarunia Alam Segar、Wingsfood Mie Sedaap Kari Spesial。カレー味。Sedapで美味しいの意味。13年ぶりの試食。

インドネシアへ行った際の印象で、即席麺のシェアはIndomie(Indofood社)が最大手で今回のSedaapが二番手。次いでABC、Nissinという感じ。今はどうなっているんだろう?また行きたいなあ。

Sedaapが登場したのは2003年でまだ二十年足らずだが、すぐに先行者を抜き去り急伸。Indomieは慌ててパッケージに似た書体で「Sedaaap」(aが一個多い)と掲げたりしていた。

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No.7094 維力食品 (Taiwan) 麻辣鍋麺

No.7094は台湾の維力食品、麻辣鍋麺。あれ?維力食品「工業」じゃなかったっけ?、と調べてみたら2019年末に食べたNo.6580ではまだ工業が付いていたのに、2020年初頭のNo.6599は工業が消えていた。製造時期を考えると、2019年初頭〜中旬頃に社名を変更したのだろう。

裏面の説明書きは英語と仏語の併記なのでこれは輸出専用製品。というか同社の国内向けサイトには該当する製品が見当たらず、台湾国内では流通していない製品らしい。とはいえ上向き円弧で色を区分けするデザインは同社の看板製品である「維力炸醬麵」の流れを汲むものであり、同じ系列に属する製品だろうと想像できる。

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No.7088 VIFON (Vietnam) Premium Kim Chi (export version)

No.7088はベトナムのVietnam Food Industries、VIFON Premium Kim Chi Zupa Koreańska(=Korean Soup)。この製品は東欧向けでありベトナム国内では流通していない。輸入業者はポーランドのTan-Viet Internationalという会社で、ベトナム以外にも日本を含むアジア系食材を扱っている。裏面の説明書きはポーランド語と英語の併記。

この製品がクルグス(Kyrgyz)で販売されていたのを購入し、日本の私の元へ送ってもらったという複雑な経路を持つ。いったいいくつの国を経てやって来たんだろう?想像するだけでも腹一杯楽しめる。

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No.7084 Colusa-Miliket (Vietnam) Mì Ăn Liền Sa Tế

No.7084はベトナムのColusa-Miliket、Mì Ăn Liền Sa Tế。英語表記はSate Flavored Instant Noodles 。裏面の作り方解説や原材料表記は日本語化してある。印刷の図柄からして海老と鶏のダブルスープだね。No.7074で同じクラフト紙パッケージ(内側に防湿膜を積層)の姉妹品、Mì Hai Tôm Hương Vị Satéを紹介している。

競合のVifonやVị Hươngブランドもクラフト紙パッケージの袋麺を出しており、レトロ調袋麺というベトナムにおける一つの固有市場を形成しているみたいだ。でも通常のフィルムよりも防湿紙の方が製造コストが高そうだな。

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No.7074 Colusa-Miliket (Vietnam) Mì Hai Tôm Hương Vị Saté

No.7074はベトナムのColusa-Miliket、Mì Hai Tôm Hương Vị Saté。英語表記はSate Flavored Two Shrimp Noodles、サテ風味のエビ麺という感じかな。サテというのは東南アジアで広く食されるスパイシーな串焼きのことで、材料は鶏・牛・羊・海老など様々。

▲Colusa-Miliket、Mì Ăn Liền Có Dáu Satế(2012年)

クラフト紙で作られた素朴なパッケージが特徴的で、これはベトナムの即席麺の一部に見られる独特なもの。十年前にベトナムへ遠征した際はこの形態の製品を入手するのが最大の責務であり、発見した瞬間に歓喜の雄叫びを上げたもの。だが今ではお洒落なラーメンとして日本語表記版が入ってきているんだね。

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No.7068 今麦郎食品 (China) МАСТЕР КАН Kimchi & Chilli Лапша с Говядино

 

No.7068は中国の今麦郎食品、МАСТЕР КАН Kimchi & Chilli Лапша с Говядино。いろんな言語が混在しているが、中央アジア向け輸出仕様らしく、カン先生ブランドの辛口牛肉キムチ味、という意味だろう。No.7063で同ブランドの姉妹品を紹介している。

▲姉妹品(No.7063)とは社名表記が違う

No.7063では社名表記がJinmailang Nissinだったのに対し今回の品はJinmailang Food、日清が消えている。元々今麦郎と日清食品は2004年に合弁会社を作ったが2015年に解消しており、No.7063で日清の名が残っていたのが謎だった。もしかして印刷の版を訂正するのを怠っているのかも?(日本企業ではあり得ない話だが)

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No.7064 Ottogi (South Korea) Jin Ramen Mild

No.7064は韓国のオットギ、ジンラーメンマイルド。ハングル表記は오뚜기(대한민국) 진라면 순한맛となる。輸入者は山口県のオンガネジャパン。姉妹品の辛口をNo.7044で紹介している。

▲ジンラーメン辛口

ジンラーメンの辛口はカップ版も含めて何度か食べたことがあるけれどマイルドは今回が初めて。今まで存在すら知らなかった。調べてみたら韓国において1988年3月に辛口と同時に発売されていたらしいが、日本における韓国製即席麺は辛くなければ市場価値が無いとされて長いこと輸入の対象にならなかったのかもしれない。韓国だけでなくタイでもあまり辛くない即席麺はいくらでもあるんだけどね。この辺は実際に行ってみなきゃ分からない。

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No.7058 Big Bon Tien Shan (Қазақстан / Kazakhstan) Лапша с Соусом со Том Ям

No.7058はカザフスタンのМаревен Фуд Тянь-Шань、Big Bon Tien Shan Лапша с Соусом со Том Ям。英語だとMareven Foods Tian Shan、Big Bon Tian Shan Noodles with Tom Yum Sauce、日本語ならマルベンフード天山、ビッグボン天山 トムヤム麺という感じか。

日本の日清食品が出資するロシアのマルベンフードが、カザフに作った会社がマルベンフード天山であり、今回の品の実際の製造はベトナムのUniben社によるもの。ああややこしい!しかし中央アジアでトムヤム味か~、需要があるのかな?

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No.7054 KIKI食品雑貨 (Taiwan) 葱油拌麵

No.7054は台湾のKIKI食品雑貨、葱油拌麵。パッケージには英語で「Aromatic Scallion Noodles」とも書かれており、また輸入者のダスカジャパン クァウテモックが貼り付けた日本語の説明書きには「ネギオイルまぜそば」と記されている。湯切りを行ってからソースを絡める汁なし麺。

ウチがこの会社の製品を扱うのはNo.6934、6984、7034に続いて四度目で、手持ちの品は今回で終わり。今まで食べた経験からは基本がしっかりした製品という印象を持っている。まだいくつかの味があるのだが、単品での購入が難しいのが残念なところ。(今までの品は四種類一個づつのアソートセットを利用した)

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