カテゴリー別アーカイブ: 60海外の袋麺

No.6572 Ottogi (South Korea) Cold Bean Noodles

No.6572は韓国のオットギ、ネン・コングクス。英文名はCold Bean Noodles、ハングルだと냉 콩국수라면となる。冷たい豆の麺ということで、麺を茹でたのちに湯切りをして水で冷やし、冷たいスープの中に入れて食べるもの。スープの量が多いので冷し中華とは違う。

パッケージに枝豆の絵が描かれているので、麺に枝豆の粉末が混ぜてあるものかと勝手に解釈した。そして調理例写真のスープは白く濁っており、これは牛骨ダシだと勝手に解釈した。まだこの時点ではコングクスとは何であるかを知らなかったのだが、食べる前に調べておけば良かったなあ。予想と全然違うものが出来てしまってビックリしたよ。

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No.6570 Indomie (Indonesia) Premium Collection Curly Fried Noodle Salted Egg Flavour

No.6570はインドネシアのIndofood、Indomie Premium Collection Curly Fried Noodle Salted Egg Flavour。インドゥミーで最近出来た裕福層に向けた汁なし麺ミーゴレンであるPremium Collectionシリーズ。これは従来からあるMi Keritingシリーズを衣替えして、今回のSalted Egg味を追加したもの。

どの国でも即席麺市場が誕生すると価格競争の混乱期を経て、ある程度成熟した後に高級品と健康志向品(と珍品)が出てくるものだと思っているのだが、今回の品もプレミアムという名を冠することから少し余計にお金を出せる層をターゲットとしているようだ。

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No.6566 日清食品 (Hong Kong) 出前一丁 棒丁麵 黒蒜油猪骨湯

No.6566は香港の日清食品、出前一丁 棒丁麵 黒蒜油猪骨湯。英語表記の製品名はDemae Ramen Bar Noodle Black Garlic Oil Tonkotsu Flavour。パッケージには「熊本」という地名が表示されている。

細長い袋で中身はマルタイみたいなノンフライ棒状乾燥麺(二食入)である。香港の出前一丁はもう何でもアリだね。香港日清のサイトで確認すると、現在袋麺は經典・豬骨湯麵・全辛滋味・韓式・五包裝・棒烏冬・棒丁麵・通心寶・即食米粉の九シリーズがあり計35製品、カップ麺は杯麵・非油炸杯麵・大盛杯麵・碗麵の四シリーズで計20製品があり合わせて55製品。もうこれだけで一つの会社が作れそうだな。

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No.6564 Tien Shan (France) Saveur Crevettes

No.6564はフランスのTien Shan、Nouilles De Blé Instantanées Asiatiques, Saveur Crevettes。アジア風即席ラーメンの海老味で、製造国はタイ。No.6478で姉妹品の牛肉味を紹介している。本プロダクトの狙いは過去何度か紹介した同じフランスの日本食ブランド、Distriborgの「楽」と似ているように感じられる。

アジア風と言っても社名や説明書き、製品シリーズを見渡す限り意識の中心は中国にあるようだ。まあ遠い欧州から見たらアジアの国の位置や特徴をきちんと把握している人など少ないだろうから、アジア≒中国と言ってしまっても商売上大した問題は起きないのかもしれない。

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No.6562 Ottogi (South Korea) Beef & Seaweed Soup Ramen

No.6562は韓国のオットギ、Beef & Seaweed Soup Ramen。ハングル表記では오뚜기、쇠고기(牛肉)미역국(わかめスープ)라면(ラーメン)となる。オーストラリアの韓国系スーパーで購入したものだが、説明書きに英文表記は一切無くハングルのみ。韓国国内仕様がそのまま輸出されたものである。なおOttogiの英文サイトには本製品の情報が載っていない。通常このような場合は販売国で現地語による説明ラベルを貼るものだがそれも無し。たぶん現地在住の韓国人のみを対象として販売されている製品なのだろう。

パッケージの調理例写真を見ると麺もスープも薄い緑色だ。トコトンわかめづくしの製品らしい。

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No.6558 金牌干溜 (China) 重慶小面 麻辣汤面

No.6558は中国の重庆辣有引力餐饮管理、 金牌干溜 重慶小面 麻辣汤面。英語表記は社名がChongqing Hot with Gravity Catering Management、製品名がKings Noodle Chongqing Xiao Mianとなる。オーストラリアの中華系スーパーで入手したもので、価格は6.79AUD、購入時換算でなんと516円の高額即席麺である(一人前)。

重慶は中国内陸部の人口3000万人を超える「市」であり、ここで生まれた辛い麺料理が重慶小面である。今回の試食直後に「重慶マニア」という本の案内が来て、私の好奇心のツボをくすぐられてしまったよ。食べる前に読みたかったな。

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No.6553 農心 (South Korea) Soon Veggie Ramyun

No.6553は韓国の農心、Soon Veggie Ramyun。輸出仕様であり裏面の説明書きは英語と中国語の併記。韓国では「순」ラーメンという名前である。순は「スン」と読み、純粋という意味。なので英語名のSoonは直ぐにという意味ではなく、単純に韓国語の読みを当てはめたものだ。繁体字中国語圏では純拉麵という名で売られている。

畜肉由来原材料を一切使用しておらず、HALALおよびThe Vegan Societyの認証を取得している製品である。宣伝文句によると「100%野菜でできたピュアでさっぱりとした味」らしいが、はたして私のような肉好き人間が受け容れることができる味なのだろうか?ちと不安でもある。

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No.6546 MAMA (Thailand) Stew Beef Flavour

No.6546はタイのThai President Foods、MAMA Stew Beef Flavour。パッケージおもて面に堂々と「MAMA」と書いてあるのは輸出用パッケージであり、タイ国内向けはタイ文字で「มาม่า」になる。私はアルファベットの「dndn」に似た文字を見るとパターン認識でMAMAのことだと判断している。

今回紹介するビーフ味は輸出専用の製品であり、タイへ行っても入手出来ない即席麺コレクター垂涎の一品なのだ。Thai President FoodsのWebサイトを観ては「これは簡単には手に入らないよなあ」と溜息をついていたのだが、先日遂に頂く機会を得て思わず歓喜のガッツポーズが出たよ。

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No.6544 Amino (Poland) Jarzynowa

No.6544はポーランドのUnilever、Amino Jarzynowa。野菜味。製品名の下にもポーランド語の文字が並んでいるが、Googleで翻訳したらmarchewkaは人参、pietruszkiはパセリ、そしてkoperkiemはディル(dill)だそうな。

えっ、ディルって何?調べてみたら蒔蘿とかイノンドとも呼ばれるセリ科の一年草で、種や葉が香辛料や薬草として使われるらしい。う~ん残念ながら私はこのディルの香りがあったとしても、検知することが出来ないかもしれない。

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No.6540 Amino (Poland) Grochówka

No.6540はポーランドのUnilever、Amino Grochówka。このシリーズは今回の品が12種類目の紹介となる(全て同じ方からの頂きもの)。Webサイトを見ると全部で30種類ぐらいあるようで、凄いバリエーションだ。

Grochówkaは英訳するとSplit pea soup、半分に割ったえんどう豆を使ったスープのことであり、ポーランドに限らず欧米全般で食される家庭の味のようなものなのだろう。製品名の下に添えられる「z boczkiem i majerankiem」はベーコンとマジョラム(ハーブの一種)入り、という意味らしい。なるほどパッケージを見ると食器の周りをこれらの材料が取り囲んでいるね。

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