カテゴリー別アーカイブ: 60海外の袋麺

No.6297 Newgate (Germany) Instant Noodles Spicy Prawn Flavour

No.6297はドイツのLidl Stiftung & Co. KG.、Newgate Instant Noodles Spicy Prawn Flavour。Lidl(リドル)はドイツ発祥でヨーロッパ中に店舗を展開するスーパーのチェーン。即席麺に関してはこのNewgateと、もひとつVitasiaという異なる二つのブランドを掲げて欧州人の胃袋を満足させている・・・のかな?

どちらも製造は中国製だし、各製品の質量はNet108gで見事に揃っているし、茹でる際のお湯の量は300mlの指定があるので大半が麺に吸収され殆どスープが残らない、等の特長が共通する。まあVitasiaはその名からしてAsian趣味を強調するみたい。

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No.6295 Knorr (Nederland) Asia Snack Chicken Taste Noodles

No.6295はオランダのUnilever、Knorr Asia Snack Chicken Taste Noodles。スカンジナビア向けパッケージ。

日本でUnilever/ユニリーバと聞くと、LuxとかDoveなどの洗剤系製品のイメージが強く食べ物とはあまり縁が無さそうで、食べたら口から泡を吹いてしまいそうだ。またKnorr/クノールと聞けば食品ではあるもののスープしか思い浮かばない。どうやらKnorrの即席麺は欧州のみで売られているようで、米国やアジアにも出ていないようだ(パスタは米国でも売られている)。だからこうして日本でKnorrの即席麺を食すのは特別な感慨がある。

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No.6294 MAMA (Thailand) Rice Noodles Stew Beef Flavour (Export Version)

 

No.6294はタイのPresident Rice Products、MAMA Rice Noodles Stew Beef Flavour。タイで生産された輸出仕様であり、タイ語は一切書かれていない。説明文の言語は英語・フィンランド語・スウェーデン語なので北欧圏向けパッケージのようだ(スウェーデンで入手)。

ちなみにPresident Rice Productsは米粉の麺を専門に扱う会社だったのだが、2017年10月に同じMAMAブランドで即席ラーメンを展開するThai President Foods社に統合された。なので今回の品は統合前に生産されたものである(賞味期限日から逆算すると2017年9月8日)。

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No.6292 Newgate (Germany) Instant Noodles Barbecue Beef Flavour


No.6292はドイツのLidl Stiftung & Co. KG.、Newgate Instant Noodles Barbecue Beef Flavour。この品はスウェーデンで入手したもので、文章はスウェーデン語およびフィンランド語の併記。もちろん私はこの辺の言語などチンプンカンプンなので、Google翻訳様の助けを得ながら解読することになる。

裏面の文章をよ~く見ると中国産との記載が。中国はスウェーデン語で「Kina」、フィンランド語で「Kiinassa」、冒頭の語がCではなくKなのでなかなか気付かなかったよ。欧州の即席麺で原産国が明記されているものは珍しいが、非EU圏の製造であるからなのかもしれない。

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No.6291 Nissin Foods (Thailand) Minced Pork Flavour Bag Type

No.6291はタイの日清食品、Minced Pork Flavour。タイ語で製品名を書くとรสหมูสับとなり、ムーサブ(Moo Sub)と呼ばれる豚の挽肉を炒めた料理の味(รส)、ということになる。タイでは大抵の即席麺メーカがミンチドポークまたはムーサブ味をラインナップに持っており、一般的な料理なのだろう。

タイに於いて単品の即席麺は訳あり品でない限りスーパーでもコンビニでも定価で売られるのだが、この製品は6.0BでMAMAやYumYum、WaiWaiと同価格。日本の日清食品は即席麺を発明したから特別なんです~、なんてプライドは捨て、ガチンコの勝負に出ている(そうせざるを得ない状況である)ことが伺える。

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No.6288 Maggi (Spain) Fusian Yakisoba Classic

No.6288はスペインのNestlé España S.A.、Maggi Fusian Yakisoba Classic。その実体はソース味の焼そば。ネスレのウクライナ工場で集中生産を行い、パッケージの仕様を替えながらスペインのみならず様々な国へ輸出される製品。

欧州へ即席焼そば文化が大々的に展開されたのはドイツの日清食品が2012年に「Soba」を発売したのがきっかけである(と思う)。なので歴史といってもたかだか6年、クラシックもクソも無いだろうと一瞬思ったが、これは源流である日本のソース焼そばに敬意を払ってのネーミングであることに気が付いた。いわば「本場Japónの味」てなところか。

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No.6286 Knorr (Nederland) Asia Snack Beef Taste Noodles

No.6286はオランダのUnilever、Knorr Asia Snack Beef Taste Noodles。デンマーク・ノルウェー・スウェーデン・フィンランド語表記のスカンジナビア向け製品。

Knorrの袋即席麺はこの地域へAsia Snackシリーズ(全三種類)しか発売しておらず、少し前に紹介したポーランド向けのようにチーズだのポタージュといった洋風シリーズは持っていない。その他の国々でも状況は様々で、やっぱ欧州といっても一枚岩ではなく地域によって嗜好の違いがいろいろあるようだ。

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No.6283 Samyang Foods (South Korea) Curry Buldak Bokkeum Myun 커리 불닭볶음면

No.6283は韓国の三養食品、Curry Buldak Bokkeum Myun。最近世界規模でメジャーになった激辛汁なし麺、プルダックポックンミョン(チキン炒め麺)のカレー風味版。ハングルで書くと커리 불닭볶음면となる。

今回の品はタイで購入したもので、説明文は英語と中国語表記のみの輸出仕様である。この製品は日本でも新大久保や通販を探せば入手は容易であるが、殆どはハングル表記の韓国国内仕様。緑地の吹き出しの中の文字が「커리」なのは韓国仕様で「Curry」と英文表記なのは輸出仕様。味に差があるかどうかは不明。

輸出仕様だからかパッケージの右下に緑のHALAL表示があり、韓国の即席麺としては極めて珍しい。

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No.6282 Newgate (Germany) Instant Noodles Curry Flavour

No.6282はドイツのLidl Stiftung & Co. KG、Newgate Instant Noodles Curry Flavour。Lidl(リドル)はドイツ発祥のスーパーマーケットのチェーン店で、ヨーロッパ中に約8,000店舗を有する大企業だ。

なので即席麺についても複数のプライベートブランドを持っており、過去i-ramen.netでは「Vitasia」シリーズを四種類紹介している(No.5669など)。Vitasiaは「Authentic(本物の)」というキーワードを使っているのに対し、このNewgateは「Tasty Noodles」という言葉が随所に使われており、調味料が違うのかな?

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No.6280 Knorr (Nederland) Asia Snack Curry Taste Noodle

No.6280はオランダのUnilever、Knorr Asia Snack Curry Taste Noodles。へ?前回のNo.6279Knorr Asia Noodles Carilと何が違うの?と思われるかもしれないが、前回のがポルトガル市場向けだったのに対し今回はスカンジナビア向けという違いがありEANコードも別物。対応言語はデンマーク・ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの四か国である。

 

とはいえ食欲を誘わない写真と色使いはそのまま踏襲。唯一最大の違いはポルトガル向けが丼お湯入れの待ち時間指定が3~5分なのに今回のスカンジナビア向けは4分固定であること。

栄養成分などは同一だし、中身は一緒だと思うんだけどね。

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