カテゴリー別アーカイブ: 60海外の袋麺

No.6104 MyKuali (Malaysia) Penang Hokkien Prawn Noodle

No.6104はマレーシアのSky Thomas Food Industries、MyKuali Penang Hokkien Prawn Noodle。漢字で書くと檳城福建蝦面となる。ペナンもホッケン(福建)も地名であるが、中国福建省の料理人がマレーシア北西部ペナンに移り住み、そこで大受けした料理のようだ。

実は2016年4月のNo.5760で同社のPenang Hokkien Prawn Noodle Soup(檳城福建蝦面)という製品を紹介しており、パッケージは結構違うけれども中身は何が違うんだろう?と期待をしながら試食を行った。ちなみに質量や栄養成分は若干異なり、EANコードも別物。

続きを読む No.6104 MyKuali (Malaysia) Penang Hokkien Prawn Noodle

No.6093 MAMA (Thailand) Instatnt Noodles Yentafo Flavour

No.6093はタイのThai President Foods、MAMA Instatnt Noodles Yentafo Flavour。タイ語で書くとบริษัท ไทยเพรซิเดนท์ฟูดส์ จำกัด、มาม่า บะหมี่กึ่งสำเร็จรูป รสเย็นตาโฟ、となる。イエンタフォとは豆腐を紅麹で発酵させたもの。

この製品を初めて食べたのは2001年11月のNo.2087で、味以前にピンクというか紫色がかったスープの色にビックリしたものだった。赤ワイン・・・ではなくアメフラシをつっついて怒らせると吹き出してくる紫色の液体を連想させ、お世辞にも美味しそうには見えない。そういえば海辺で見るアメフラシの卵って中華麺みたいな形や色なんだよな。 続きを読む No.6093 MAMA (Thailand) Instatnt Noodles Yentafo Flavour

No.6090 Indomie (Indonesia) Hot & Spicy Fried Noodles(Mid-East Version)

No.6090はインドネシアのIndofood、Indomie Hot & Spicy Fried Noodles、中東向け輸出仕様。インドネシア本国ではMi Goreng Pedasと呼ばれる製品で、無印ミーゴレンに対する唐辛子強化版とでもいえるもの。No.6077グリーンチリ味同様バーレーンで入手した中東向け仕様で、アラビア文字が躍っている。

本来だったらこのBlogやYouTube動画にもアラビア文字の表示を入れたいのだが戦前の日本語のように右から左へ記述するため、多言語混在を前提とした文字環境でないとうまく入力表示できないんだよね。まあそれ以前にGoogle翻訳様を頼ってアラビア語の資料を調べるのが大変なんだけど。 続きを読む No.6090 Indomie (Indonesia) Hot & Spicy Fried Noodles(Mid-East Version)

No.6086 Nong Shim (South Korea) Budae Jjigae Noodle Soup

No.6086は韓国の農心、ブデチゲラーメン。漢字で書くと部隊鍋拉麵、ハングルだと농심、부대찌개면 。説明書きは英語だし、バーコードはEANではなくUPCなので北米向けの輸出仕様だな。丸囲み文字の「보글보글(bogeulbogeul)」は韓国版オノマトペで「ぐつぐつ」みたいな意味らしい。

この製品、デザインの相似性からNo.5736チゲラーメン(日本語仕様)と同一品ではないかと睨んでいたのだが、結論を言うと似ているものの別仕立てであった。どちらも輸入販売は農心ジャパンによるものなんだが、棲み分けが今一つ判りにくいな。想像するに今回の製品はグローバル仕様で、No.5736は日本市場に特化してチューニングしたもののように思える。 続きを読む No.6086 Nong Shim (South Korea) Budae Jjigae Noodle Soup

No.6085 Mee Kuali (Malaysia) Bihun Sup Rempah Pedas Daging

No.6085はマレーシアのSky Thomas Food Industries、Mee Kuali Bihun Sup Rempah Pedas Daging。英文の説明ではSpices Rice Vermivelli Soup (Beef Flavour)とあり、その実態はビーフカレー味のビーフンである。この会社はNo.5556で紹介したホワイトカレーラーメンがヒットして知名度を上げたところ。

今回の製作工程を撮ったYouTube動画は、撮影ミスのため丼の写っているシーンが全滅で、止むを得ずイラストを起こして紙芝居風にして誤魔化した。えらく面倒クサーからこんなのはあんましやりたくないなあ。 続きを読む No.6085 Mee Kuali (Malaysia) Bihun Sup Rempah Pedas Daging

No.6081 Mamee Chef (Malaysia) Perisa Kari Laksa

No.6081はマレーシアのMamee-Double Decker(カッコいい社名なだあ)、Mamee Chef Perisa Kari Laksa / Curry Laksa Flavour。今までMamee Chefシリーズはカップ麺を三回紹介してきたが、袋麺はこれが初めて。

Mameeはマレーシア市場で王者Nestle社のMaggiに次いで、Cintanと共に二位を争うような位置付け。日本の袋麺で言えばサッポロ一番に次ぐ出前一丁かエースコックのワンタンメン辺りのイメージかな(関東地方の場合)。

んでカップ麺ですら具が入っていないぐらいに素っ気ないマレーシアの一般的即席麺において、具が付いたちょっと高級品という位置付けがこのChefシリーズの特長。 続きを読む No.6081 Mamee Chef (Malaysia) Perisa Kari Laksa

No.6078 Nestle (Malaysia) Maggi Royale Sarawak, Sambal Laksa

No.6078はマレーシアのNestle、Maggi Royale Sarawak, Sambal Laksa。サラワクはボルネオ島にある州の名前で、中国語では砂拉越と書く。No.6072で紹介したJohor Seafood Laksaの姉妹品。マレー半島にはラクサと名の付く料理がたくさんあり、味はそれぞれ結構異なる。今回の製品名にあるサンバルは辛味調味料のことで、インドネシアの即席麺でもよく”Sambal”と書かれたペースト状調味料の小袋が付いてくる。

マレーシアの通販ではパック販売で一個当たり1.75RM、45円程度。Royaleではない一般品は1.05RM、27円程度なので結構な高級品のようだ。 続きを読む No.6078 Nestle (Malaysia) Maggi Royale Sarawak, Sambal Laksa

No.6077 Indomie (Indonesia) Green Chili Fried Noodles (Mid-East Version)

No.6077はインドネシアのIndofood、Indomie Green Chili Fried Noodles。バーレーンで入手した頂き物で、インドネシアで製造した中東向け輸出仕様。パッケージにアラビア文字が躍っていると妙にワクワクして胸がときめくよ、コレクター冥利に尽きるねえ。

إعلان إندومي بالفلفل الأخضر

この製品、実はインドネシア国内向けの同じ製品(Indomie  Mi Goreng Rasa Cabe Ijo)を2015年4月にNo.5539で試食している。バーコード数字も同じ0 89686 01071 8(Indofood社はEANではなくUPCを使う)なのでパッケージの印刷だけを中東向けに替えたモノかと思い当初i-ramen.netの試食記では取り扱わないつもりでいた(ウチは短期間に同じ製品を繰り返して食べた場合は記事として取り扱わない)。しかし! 続きを読む No.6077 Indomie (Indonesia) Green Chili Fried Noodles (Mid-East Version)

No.6076 Prima Taste (Singapore) Singapore Laksa Wholegrain La Mian

No.6076はシンガポールのPrima Food、Prima Taste Singapore Laksa Wholegrain La Mian。漢字表記だと新加坡叻沙 全麥拉麵となる。皮や胚などをひっくるめて挽いた小麦粉(全粒粉)を使った麺が特徴。

2013年4月のNo.5088()で今回の製品のベースとなるSingapore Laksa(全粒粉ではない)を頂き試食、シンガポールから突如高品質な即席麺が出てきたことに強い衝撃と感銘を受けたものだった。その前の年マレーシアへ行った際に店舗でシンガポール風ラクサを食べたのだが、その時の印象と殆ど違わないじゃん!

当時シンガポールの即席麺はKOKA、Maggi、日清や明星などのチープな食感の製品が席巻していたのだが、それらとは格が全然違う、軽自動車とフェラーリ(乗ったことないけど)ぐらいの差を感じたものだった。 続きを読む No.6076 Prima Taste (Singapore) Singapore Laksa Wholegrain La Mian

No.6073 Ajinomoto (Poland) Sam Smak Rosół Z Warzywami

No.6073はポーランドの味の素、Sam Smak Rosół Z Warzywami。英語の説明ではChicken Broth with Vegetablesとある。Sam Smakシリーズの袋麺は全部で6種類あるのだが、i-ramen.netでの紹介はNo.6054Cheese、6064Spicy Chickenに続いてこれが三回目。

三種類食べてみて、このシリーズの方向性が見えてきた。基本的な味はトマトやハーブ、チーズなどを用いた洋風風味でアジア的な要素は無い。でも麺は国籍不明風で、白くて太めだが気泡感が強く、カップうどんの麺みたい。まあアジア風情は別シリーズのOyakata Noodlesに任しているんだな。 続きを読む No.6073 Ajinomoto (Poland) Sam Smak Rosół Z Warzywami