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No.7184 Hobe Express (Philippines) Instant Pancit Bihon Chickenl Guisado Flavor

No.7184はフィリピンのMarikina Food、Hobe Express Instant Pancit Bihon Chickenl Guisado Flavor。Guisadoはスペイン語で煮込みの意味。コーンスターチによるビーフン麺。

No.7122で姉妹品のOriental Guisado Flavorを紹介したが、この時は粉末スープが湿気て小袋の中で固型化してしまい殆ど麺と混ざらなかったり、その麺もゆでる際にうまくほぐれずに団子状態になってしまったりと、味以前に品質の悪さが障壁となってまともな評価が出来なかった。なので良品であることを祈りつつ今回の試食に臨んだ。

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No.7174 Ottogi (South Korea) Real Cheese Ramen

No.7174は韓国のオットギ、リアルチーズラーメン。ハングルの表記は오뚜기、리얼치즈라면。韓国の即席麺は最近チーズ味の製品が急増している。というか即席麺に限らずチーズダッカルビやチーズハッドグなど料理全般でチーズが多用されているね。アジア系即席麺を収穫するために昔から新大久保の辺りにはよく行っていたが、十年ほど前まではこんなブームは全く無かった筈だと記憶する。韓国の即席麺は何かが流行ると皆がドーンと同じ方向へ走り出す、良く言えば勢いの良さが感じられる。

本製品は同社のジンラーメン等の既存製品シリーズには属せず、これだけで独立した製品となっている。カップ版も存在する。

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No.7164 Kailo Brand (France) Instant Noodles Spicy Beef Flavour

No.7164はフランスのCentral Asia Pacific Limited、Kailo Brand Instant Noodles Spicy Beef Flavour。仏語ではMarque Kailo Nouilles Instantanées Saveur Bœuf Pimenthé、中国語では家楽牌桶面 香辣牛肉面となる。

カップの形状や色使いはまるで康師傅みたいな一目で判る中華風デザインであり、カップにもProduct of Chinaと明記されている。だが製造業者名の記載が無く、ウチのルールとしてEANコードの国籍項を製品国籍とするためフランスのカップ麺扱いとした。複雑だな~。(ちなみにスウェーデンで売られていた品の頂き物)

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No.7154 A-One (Vietnam) Mì Thịt Xào

No.7154はベトナムのSaigon Ve Wong、A-One Mì Thịt Xào。ポーク味。No.7142で同社のカップ版ポーク味を紹介している。

毎度の繰り返しになるのだが、Saigon Ve Wongは台湾の味王(Ve Wongの傘下にある会社である。但し即席麺の製品ラインアップは双方で独立しており、台湾の味王とベトナムのA-Oneで共通のブランドを展開するようなことはしていない。これは世界的に見るとむしろ珍しいことだと思われる。まあ味王は突出する強いブランドや製品を持っているわけではないので、ベトナムに導入したところで相乗効果は見込めなかったのだろう。

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No.7142 A-One (Vietnam) Mì Thịt Xào Pork Flavor

No.7142はベトナムのSaigon Ve Wong、A-One Mì Thịt Xào。同社は台湾の味王(Ve Wong)が親会社。製品名を直訳すると焼肉麺となり、パッケージにはPork Flavorとの表記もある。

縦型カップの構造は国や企業によって大きく異なり、観察すると面白い。今回の品は内側に薄い樹脂シート成型の器があり、その外側を厚紙で覆ったもので、海外では散見されるが日本には無いタイプ。逆に日本ではよく見る全部紙のカップは海外では稀で、油を含む高温のスープを長時間漏れることなく蓄えるためには技術的に高いハードルがあるのだろうと推測する。不良率が限りなくゼロに近くないといかんからね。

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No.7134 Micoem (Vietnam) Cung Đình Phở Gà Hà Nội

No.7134はベトナムのAsia Food Technology、Micoem Cung Đình Phở Gà Hà Nội。チキン味スープのフォーだね。No.7114で姉妹品の牛肉味を紹介しており、液体スープならではのしっとりした舌触りと、やや無機質な米粉麺の組み合わせが上手くまとまっていると評した。

この会社の製品を食べるのはカップを含めて七種類目になるが、全て液体(ペースト状)スープを使うため、日向臭い安っぽさを感じさせないのは美点である。なおベトナムにはAsia Foods Company(Gấu ĐỏやMì Helloブランド)という全く別の即席麺を作る会社があるのでご注意を。

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No.7124 A-One (Vietnam) Mị Hương vị Tôm Chua Thái

No.7124はベトナムのSaigon Ve Wong、A-One Mị Hương vị Tôm Chua Thái。タイ式トムヤムクン味ラーメンだね。この会社は台湾の味王(Ve Wong)がベトナムに建てた子会社で、中国語の読み(ヴェィワン)を引っかけたA-Oneをブランド名としている。最近は並行して「Mì SAVI」という廉価版ブランドを立ち上げた。

▲ベトナムの招き猫

丼の右上にいるのは金色の鈴を付け片手を上げた三毛猫。これはどう見ても日本の招き猫そのもので、ベトナムでも縁起物として認知されているみたいだ。左の赤い提灯も(中国ではなく)折り畳み可能の日本式かな?どことなく親しみを感じるパッケージである。

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No.7122 Hobe Express (Philippins) Instant Pancit Bihon Oriental Guisado Flavor

No.7122はフィリピンのMarikina Food、Hobe Express Instant Pancit Bihon Oriental Guisado Flavor。Guisadoはタガログ語やスペイン語でstewedの意味。

Hobeというブランド名は昔聞いた記憶があり、購入して帰宅後に調べたところ、8年前のNo.5290で試食記を紹介していた。パッケージデザインは異なるもののEANコードは同一。

▲2014年に試食した同じ品(No.5290)
丼に盛られた調理例写真は汁あり麺のよう

かつてパッケージの調理例写真を見て、汁ありか湯切りするのかが判らなくて迷ったことを思い出した。今回の品の写真は平たい皿に盛ってあるので、汁なしであることがハッキリ判る。

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No.7119 Wingsfood (Indonesia) Mi Sedaap Mi Sup Perisa Ayam Bawang

No.7119はインドネシアのKarunia Alam Segar、Wingsfood Mi Sedaap Mi Sup Perisa Ayam Bawang。オニオンチキン味。

Mie SedaapとMi Sedaap、袋の材質も別物
どちらもJPNと印字があるので日本向けロットだね

ウチのBlogを細かく読み込んでいる人は、「あれ?前回は『Mie Sedaap』だったのに今回は『Mi Sedaap』か、Tontantinもヤキがまわったなあ」と思うかもしれない。しかしこれでいいんです!

MieMiもあの辺の地域での麺を指す単語。Mieはインドネシア国内向けなのに対し、Miは輸出仕様で袋にアルミ蒸着の遮光処理が施され多言語併記となる。日本にはどちらも入ってきていて、違いを捜すのも面白い。

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No.7114 Micoem (Vietnam) Cung Đình Phở Bò Hà Nội

No.7114はベトナムのAsia Food Technology、Micoem Cung Đình Phở Bò Hà Nội。社名はAfotechと省略されて使われることが多く、Micoemは即席麺のブランド(マルちゃんとかサッポロ一番のようなもの)、Cung Đình(=宮殿)は製品系列に付くサブブランド(ラ王とか正麺のようなもの)、Phởはフォー、Bòは牛肉、Hà Nộiは地名のハノイ。ハノイ風牛肉味のフォーだね。

と、製品概要の説明だけで序章(300文字以下になるようにしている)の大半が埋まってしまうな。海外の会社や製品の情報を調べるのは結構タイヘンなので、Blogは手を抜こうっと。

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