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No.7033 Биг Ланч (Россия / Russia) Лапша с Тушеной Курицей и Луком

No.7033はロシアのКухня Без Границ / Биофуд、Биг Ланч Лапша с Тушеной Курицей и Луком。社名の英訳はKitchen without Borders / Biofood、ブランド名のБиг ЛанчがBig Lunch、Лапша以降はNoodles with Stewed Chicken and Onions、となる。

このブランドはロシアでのシェアがРоллтон / Rollton、Доширак / Doshirakの二強に大差を付けられての三番手、らしい。ホントは自らが行ってこの眼で確かめないと説得力が無いんだけどなあ。

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No.7028 Yiwu International (Kyrgyz Republic) Алькони Бешбармак Alkoni Beshbarmak

No.7028はキルギス共和国のYiwu International、Алькони Бешбармак,  Alkoni Beshbarmak。ベシバルマックはキルギスやカザフスタン辺りの中央アジアでお祝い事時に食される羊肉の麺料理。キルギス在住のトロリーろばくんより頂いた謎多き品。

Yiwuという語を調べると上海に近い義鳥市の読みであり、ここと関係する商社かな?と推測する。一方EANコードの国籍項はキルギスのものだが(メーカ項が0000というのも怪しい)キルギスに即席麺産業があるとは考え難く、製造者は他国だろうと睨んだが調べ切れていない。キリル文字と格闘しながら一週間は謎解きを楽しめる♪

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No.7023 Доширак (Россия / Russia) Чан Рамен

No.7023はロシアのДоширак / Doshirak、Чан Рамен / Chan Ramen。ドシラックは韓国のPaldo(팔도、旧韓国ヤクルト)がロシアで事業展開を行う子会社の名称。製品名の読みはチャンラーメン、あるいはチャンラミョンとなる。パッケージには小さくハングルで장라면と書かれており、読みは同じ。英語でBlack pastaと書いてある。お湯を捨てる汁なし麺。

今回の品は韓国でいうところのチャジャンミョン(짜장면)であり、日本では韓国風ジャージャー麺というのが一番通りやすい名称かな。韓国系の企業がロシアで自国の食品をプッシュしているもの、と捉えれば判りやすい。

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No.7018 Маревен Фуд Тянь-Шань (Қазақстан) ПЕТРА Курица

No.7018はカザフスタンのМаревен Фуд Тянь-Шань / Mareven Food Tien Shan、ПЕТРА Курица / Petra Chicken。マルベンフードは日清食品と提携関係にあるロシアの会社で、その在カザフスタン事業がマルベンフード天山。マルベンといえばРоллтон / Rolltonが看板ブランドであり、今回のПетраはパスタ主体の廉価版ブランドのようだ。

▲カザフの人々にも、
即席麺と過ごす平和な生活があるはずだ
下の文は「美味しくて有益」という意味

今年に入りカザフスタン情勢が注目されている。内乱なのか露中の介入なのか、情緒的先入観に支配される日本の報道からは判り難いが、袋に描かれたお玉を持った女性が悲しむ事態にならぬよう祈っている。(私も情緒的だな)

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No.7013 康師傅 (China) 西红柿炖牛腩面

No.7013は中国の西安頂益食品、康師傅 西红柿炖牛腩面。牛肉とトマトのラーメン。康師傅は世界最大の即席麺ブランドだが、その実態は康師傅控股Holdings、Cayman Islands登記)の下に十数社の○○頂益食品が存在し、地域毎に製造販売を運営する。代表的な製品である紅焼牛肉麺などは各社共通で扱っているが、地域性のあるものを独自に企画する場合もある。

今回紹介する品は(たぶん)西安地方のみが扱う製品で、最大手である天津頂益食品には存在しない。中国の西安で作られたものがキルギス在住のトロリーろばくん(さん)を介して私の元にやってきた訳で、大雑把にみて移動距離は10,000kmぐらいかな。

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No.7008 Доширак / Doshirak (Россия / Russia) Ямми Говядина Вкус

No.7008はロシアのДоширак / Doshirak、Ямми Говядина Вкус / Yammi Beef Taste。牛肉味。

▲韓国ヤクルト(Paldo)がロシアへ輸出していた頃のドシラク
(1999年。2004年から現地生産)

元々Doshirakは韓国ヤクルト(現Paldo)がロシア市場向けに製造したカップ麺(ペヤングやきそば似の長方形容器を使う汁ありのラーメン)の名称。これが大ヒットして現地生産を行うために建てた会社がこの名を冠することとなった。Doshirakという名は韓国語で弁当(도시락)の意味がある。Яммиのアルファベット表記はYammiになっているが、語源はYummyかな?

▲調理方法「戦闘員を毛皮のコートに入れます」
極寒のロシアらしく納得してしまう?

今回の品も画像翻訳ソフトが大活躍。もうこれ無しではやっていけない。

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No.7003 Rollton (Kazakhstan) Лапша Лагман с бараниной / Lagman Noodles with Lamb

No.7003はカザフスタンのMareven Food Tien-Shan、Rollton  Лапша Лагман с бараниной、羊のラグマン麺。ラグマンは中央アジアで食される麺のこと。キルギス在住のトロリーろばくん(様)から頂いた品。

▲一発で完璧な翻訳はできないが、
何度か繰り返せば大体の意味は判るようになる

本来Mareven Foodはロシアの会社で日清食品と提携関係にあり、そのカザフスタン事業所がMareven Food Tien-Shanである。説明文はタジキスタン・ウズベキスタン・キルギス・カザフスタン・トルクメニスタンの五か国語表記。昔ならば解読する気も起きないが、今は撮影した文字を簡単に翻訳することが出来る。いい時代になったなあ。

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No.6984 KIKI食品雑貨 (Taiwan) 小醋麵(香る黒酢まぜそば)

No.6984は台湾のKIKI食品雑貨、小醋麵。日本向けに「香る黒酢まぜそば」という名前も付いている。輸入者はダスカジャパン クァウテモッという会社。乾麺をゆでて湯切りし、液体スープと混ぜて食べるもの。この形態の即席麺は台湾や中国でよく見られるものであるが、これだ!という定番商品は無い模様。

No.6934で姉妹品の椒麻拌麵(花椒チリーまぜそば)を紹介している。このときはシンプルな味付けで畜肉成分や化学調味料への依存が無いにもかかわらず、堂々として物足りなさを感じさせない味に深い感銘を受けたもの。なので今回も期待してしまうな。

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No.6954 三養食品 (South Korea) カムジャ麺

No.6954は韓国の三養食品、カムジャ麺。ハングル表記では삼양식품、감자라면。カムジャとはじゃがいものこと。日本の即席麺は小麦粉だけ使った麺が多いが、海外モノは様々な理由からタピオカやじゃがいもの澱粉を添加してあるケースが殆どである。韓国の即席麺も昔からじゃがいも澱粉の含有量が多く、もちもちしてしぶとく粘る食感はこれに依るところが大である。まあこれは功罪相半ばするものでもあるのだが。

今回の品は日本向け仕様で、栄養成分の表示も日本の流儀に合致させてあるので材料表記の順番が含有量の順番でもある。それによると麺の材料はじゃがいも澱粉>小麦粉であり、日本の即席麺とはかなり食感が異なるものだろうと予想する。

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No.6934 KIKI食品雑貨 (Taiwan) 椒麻拌麵 花椒チリーまぜそば

No.6934は台湾のKIKI食品雑貨、椒麻拌麵。日本語では花椒チリーまぜそば、英語ではSichuan Pepper Noodles。日本への輸入はダスカジャパン クァウテモックが行い、amazon等の通販やKALDIの店頭などで購入可能(流通経路によって取扱品目が異なるかも)。ゆでた後にお湯を切って液体スープと混ぜる汁なし麺。日本語の説明文では触れられていないが、パッケージ裏面には「全素」と書かれているので動物由来成分不使用のヴィーガン対応製品。

拌麵は台湾や中国で見られる形態で、麺は自然乾燥で白いものが多い。揚げ麺の即席麺とは製造する会社があまり重複せず、別ジャンルのものとして区別されているようだ。

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