カテゴリー別アーカイブ: 4海外

No.6730 Rollton (Russia) Chicken Flavour

No.6730はロシアのMareven Food、Rollton Instant Noodles Chicken Flavour。社名とブランド名のロシア語表記はМаревен Фуд、Роллтонとなる。今回の品はバルト三国向け輸出仕様であり、作り方の説明はラトビア・リトアニア・エストニア、そしてドイツの四か国語併記。

Mareven Food(マルベンフード)社はロシア最大手の即席麺製造会社であり、商圏は東欧・北欧までを含む。2008に日清食品と資本業務提携を行い、日清グループの傘下となった。とはいえ、今回の品を見ても製品の造りは欧州風であり、日清食品や日本の即席麺っぽい要素は全く見られず、日清と提携する前の品を継続生産しているように見える。

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No.6728 Maruchan (USA) Instant Lunch Con Camarón Y Chile Piquín

No.6728は米国のMaruchan Inc.、Instant Lunch Con Camarón Y Chile Piquín。エビとピキン味。メキシコ等の中米市場向け製品で表記はスペイン語のみ。ピキン(Chile Piquín)は辛い唐辛子の一種。メキシコでは定番の品種であり、ハラペーニョの40倍辛くてナッツのような香りがする、らしい。

▲2005年3月に食べた北米向け製品

今回の品は15年前に北米向け(with Chili Piquin & Shrimp)品を食べているが、その時の食べた印象なんてもう忘れちゃったな。

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No.6726 Trident (Australia) 2 Minute Hot & Spicy Flavour Noodles

No.6726はオーストラリアのTrident Foods、2 Minute Hot & Spicy Flavour Noodles。ウチでは初めて紹介する会社で、製造はタイ。タイのどこの会社がつくっているのかな~?としげしげ観察してみたのだが、特定の会社の痕跡を見出すことは出来なかった。付属の小袋類もみな「Trident」マークが印刷されているし。

そもそもタイの袋麺って丼お湯入れ調理(チキンラーメン方式)が主なのにこれをサポートしていない・ゆで二分または電子レンジ二分という作り方は結構珍しい等から、タイ国内向け製品のパッケージ違い流用品ではなく、Tridentの要求仕様に基づいて作られたものだと推測する。

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No.6725 Supermi (Indonesia) Kakaruk Chicken Flavour (PNG向け)

No.6725はインドネシアのIndofood、Supermi Kakaruk Chicken Flavour。パプアニューギニア(PNG)向けで、インドネシア国内には出回っていないもの。KakarukはPNGで鶏のこと。

Indofood社の即席麺といえばIndomieが有名だが、今回のSupermiはIndomieよりも前の1968年からあった伝統のブランド。それぞれ別会社の製品だったものが企業の合併を通じて一本化、海外市場を含めた拡販に成功したIndomieの方がはるかにメジャーになる。明確な差ではないが、現在SupermiはIndomieの廉価版のような位置付けをされているように見える。

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No.6724 Maggi (Australia) Fusian Soupy Noodles Japanese Teriyaki

No.6724はオーストラリアのNestlé Australia、Maggi Fusian Soupy Noodles Japanese Teriyaki。オーストラリアでMaggiは即席麺のトップブランドなのだが、今回の品を含め(たぶん)全量をマレーシアから輸入している。

しっかし日本風テリヤキ味ラーメンか~。欧州のMaggiには焼そばのテリヤキ味があり、味も想像通り甘くてコッテリしたものだったけど、テリヤキ味のラーメンスープというのは何とも想像し難い、というより全然合わないんじゃないかと思ってしまう。

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No.6723 Maruchan (USA) Instant Lunch Cheddar Cheese Flavor

No.6723は米国のMaruchan Inc.、 Instant Lunch Cheddar Cheese Flavor。Instant Lunchシリーズは現在Webサイト上で17種類ものワイドバリエーションを誇る(あくまで北米市場向けで中米市場向けは除く)。その中で今回の試食が8種類目となり、9種類目も既に入手済。でも完全制覇への道のりはまだ半分で、遥かに遠い先だなあ。

Instant Lunchシリーズは品目の入れ替えが結構頻繁にあるのか、過去ウチではCrab、Pork、Creamy Chicken、Chicken Vegetable味などの今はもう存在しない製品も試食している。

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No.6722 Ajinomoto (Peru) Aji-no-men Sabor Pollo con Verduras

No.6722はペルーの味の素(Ajinomoto del Perú)、Aji-no-men Sabor Pollo con Verduras。チキンと野菜味。No.6698で姉妹品のGallina Criolla味を試食している。

この時の品と今回とでは左上にある味の素ロゴが違うが、今回のAjロゴの方が新しいもの。丁度新旧製品の切り替え時期なのだろう。

ちなみにスペイン語のPolloとGallinaは、英訳するとそれぞれChickenとHen(めんどり)になるのだが、Aji-no-menでは料理の材料としてこの二つを区別しているのだろうか?だとしたら意外と言ったら失礼だが、繊細な味造りをしているんだなあ。

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No.6720 Maruchan (USA) Yakisoba Roasted Chicken Flavor

No.6720は米国のMaruchan Inc.、Yakisoba Roasted Chicken Flavor。前回のNo.6719で米国日清のChow Meinを紹介したが、現在米国ではこの二者以外に著名なカップ焼そばは存在しないので、ガチの競合関係にある。電子レンジ調理専用で湯切りしないという点でも足並みを揃えている。

日本で生まれたカップ焼そばは欧州にも広まり、またアジアの撈麵やミーゴレン等の汁なし麺もカップ化されている。そしてこれらはみな湯切りをするようになっているのに、米国のカップ焼そばだけは湯切りをしない仕様なのが不思議。湯切りの際に火傷をして訴訟が殺到するリスクを避けたのかな?

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No.6719 Nissin (USA) Chow Mein Shrimp Flavor

No.6719は米国の日清食品、Chow Mein Shrimp Flavor。Chow Meinは炒麺、焼そばのことである。電子レンジ調理の専用品で、結構昔(十年以上前)からある製品。現在八種類の味を揃える。宿命のライバルである米国MaruchanもYakisobaという名で似たような製品群を有している。

海外の即席麺は袋・カップを問わず電子レンジ調理を可とするものが結構多いのだが、日本で一般的な出力600Wの電子レンジではなく1kWぐらいの大出力を前提とするものが普通であり、そのせいか日本ではうまく作れないことがある。なのでウチは積極的には電子レンジ調理を行わないのだが、専用品だからしょうがない。

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No.6718 Maruchan (USA) Ramen 25% Less Sodium Chicken Flavor

No.6718は米国のMaruchan Inc.、Maruchan Ramen Noodle Soup 25% Less Sodium Chicken Flavor。25%の減塩を売りとする健康志向の即席麺。

Maruchan Ramenの減塩シリーズは2012年頃に登場し、当初は35%の減塩であった。しかし塩分を抜き過ぎて評判が良くなかったのか?2年程前に現行の25%へ変更した。これと共に当初存在した25% Less Sodium Chili Flavorは廃盤になった。一方、競合Nissin Top Ramenは2017年のリニューアルでシリーズ全体を減塩化。米国の袋麺が進む方向性が見えるようだ。

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