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No.6706 Prima Taste (Singapore) Singapore Prawn Soup La Mian

No.6706はシンガポールのPrima Food、Prima Taste Singapore Prawn Soup La Mian。漢字表記は百胜厨、新加波蝦湯拉麵。Prima Tasteは2011年にLaksa La Mianを発売してマレー半島域発の高級即席麺という新ジャンルを創出し、その後麺やスープのバリエーションを増やして現在9種類の即席麺を擁している。日本でも代表作が中華街やKALDI等で300円前後で売られている時がある。

私がこのシリーズを食べるのは今回で7種類目になるのだが、その都度深い感銘を受けることが多く(★4.5を付けたものもある)、どうしても期待が高まってしまうよ。

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No.6705 今麦郎面品 (China) 香锅 地道辣面

No.6705は中国の今麦郎面品、香锅 地道辣面。英文名称はJinmailang Noodles、Incense Pot Authentic Spicy Noodles。「锅」は鍋のこと。中国語で地道はトンネルのことでもあるが、この場合は本格的という意味らしい。今回の品はオーストラリアで購入したもので英文の説明書きシールが貼られていたが、そこには「Jinmailang Emperor Spicy Artificial Beef Flavour Hot Pot Noodles」と書かれていた。微妙に意味が違うような。パッケージを見る限り、色使いなどから辛ラーメンの亜流のように感じられた。

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No.6703 Maruchan (USA) Instant Lunch Chicken Tortilla Flavor

No.6703は米国のMaruchan、Instant Lunch Chicken Tortilla Flavor。チキンのトルティーヤ味である。ということは、トウモロコシ粉を焼いたような匂いがするのか?いや小麦粉で作る生地もあるし、とにかく穀物っぽい香ばしさが漂ってくるスープに違いない、と思って食べてみた。

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No.6701 旺旺食品集団 (China) 哎呦 Q米面 芝麻拌面

No.6701は中国の旺旺(ワンワン)食品集団、哎呦 Q米面 芝麻拌面。ごまだれ汁なし米粉麺。元来旺旺は台湾の食品会社であり、飲料やスナック菓子の製造を主業務とする。一応即席麺も扱っているが小規模で、過去試食したものはインドネシアで製造されたものだった。その後中国大陸へ進出し、ここでは本腰を入れて即席麺事業に取組むこととなる。

▲旺仔ちゃん

今回の製品では表示が控えめだが、旺旺のイメージキャラクタの旺仔ちゃん。台湾の空港でこの絵が付いたカートをよく見掛けたけれど、上を向いた眼や舌を出した表情、手足を大の字に広げてオムツ?のような服を着て、お世辞でも頼りになりそうな印象を与えるとは思えない。ゆるキャラ路線だね。

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No.6700 Nissin Foods (USA) Hot & Spicy Fiery Beef

No.6700は米国の日清食品、Hot & Spicy Fiery Beef。電子レンジ調理専用の大柄なカップ麺である。このシリーズは少し前までCup Noodlesとソックリなロゴを使う「Bowl Noodles」という名前が付いていたのだが現在は消滅してしまい、「Hot & Spicy」がシリーズ名として君臨することになる。昔は辛くない味もあったけれど、Hot & Spicy軍団に乗っ取られたともいえる。

▲昔のBowl Noodlesシリーズ

電子レンジの調理時間は三分(水から)。但しこれは出力1kWの場合であり、ウチのは600Wしか出ないので仕事量(50Wh)を揃えるなら五分、少々心配だったので四分半で取出すこととした。

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No.6699 Maggi (Papua New Guinea) 2 Minute Noodles MOA kakaruk Teist

No.6699はパプアニューギニア(PNG)のNestlé、Maggi 2 Minute Noodles MOA kakaruk Teist。Kakarukは鶏肉のこと。右上の黒地に「PNG MADE」が同国産の証。No.6518で姉妹品のビーフ味を紹介している。

▲PNGでの収穫。奥が手作り感溢れる四個パック

購入価格は単品で1.0 PGK(パプアニューギニアキア)、買った時点での日本円換算は約27円。この国では四個パックという販売形態も多いのだが、どうも販売店がテープで束ねただけのようで、価格も単純に四倍になっているだけなので全然割安感が無い。PNGの一人当たりGNIや名目GDPは日本の1/10以下なので、一個が日本の300円ぐらいの価値があるのかな。

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No.6698 Ajinomoto (Peru) Aji-no-men Sabor Gallina Criolla

No.6698はペルーの味の素、Aji-no-men Sabor Gallina Criolla。クレオールチキン味。これは米国南部ニューオリンズにおけるスパイシーな鶏料理のこと。

日本では味の素と即席麺は無関係のように思われるが、世界的には有力な即席麺メーカーの一つである。例えばタイでは現地のWan Thai Foods社と組んでYumYumブランドを展開し、ポーランドでも大きな生産拠点を持ちイタリアStar社のSaikebon・スペインGallina Blanca社のYatekomoブランドに関与する。ブラジルでは日清食品とタッグ組んで事業展開。そしてペルーでは2002年から即席麺の製造を開始する。

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No.6697 Yatekomo (Spain) Parrilla (Cup)

No.6697はスペインのGallina Blanca、Yatekomo Parrilla (Cup)。Parrillaはスペイン語でグリルのことで、たぶんバーベキュー味と同じような意味で使われているのだろう。

▲EU製で味の素グループとのコラボだよん、とある

カップ側面に「Edición Limitada」と書いてあるのは限定版という意味。「限定」が期間を指すものか地域を指すものかは不明。同社のWebサイトには本製品に関して外観の写真こそ一応載っているが、口上をはじめとした諸情報が空欄になっていて、なんだか訳アリな様子が伺える。

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No.6696 Saikebon (Italy) Noodles Pollo

No.6696はイタリアのStar、Saikebon  Noodles Pollo。欧州で最近流行りはじめてきた、スープが極端に少ない袋麺でチキン味。

最近この場で何度も書いていることだが、即席麺分野においてはイタリアStar社のSaikebonとスペインGallina Blanca社のYatekomoは兄弟関係(Star社が弟)にあり、双方の親がポーランドの味の素でOyakataブランドを展開している。それぞれは古くからある総合食品メーカであり即席麺以外では独自にビジネスを展開している。ポーランド味の素の即席麺事業はまだ20年程度であるが、欧州でMaggi、Nissinに次ぐ程度の存在感は持っている。

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