カテゴリー別アーカイブ: 4海外

No.6270 Knorr (Nederland) Noodles Atração de Queijo


No.6270はオランダのUnilever、Knorr Noodles Atração de Queijo。ポルトガル市場向けで原産国は記載されていない、というかMade in EUということみたい。Atração de Queijoを訳すとCheese Attraction、チーズの魅力、みたいな意味かな。姉妹品No.6255のDelírio de Cogumelos(錯乱マッシュルーム)もそうだけど、何やら大層なネーミングだね。

Knorr Portugalの即席袋麺は全部で8種類。うち4種類はAsiaシリーズで、今回の品を含む残りの4種類が欧州の味とでもいえるシリーズのようだ。

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No.6268 Ajinomoto (Thailand) YumYum Jumbo Minced Pork Flavour


No.6268はタイの味の素、YumYum Jumbo Minced Pork Flavour。現地ではムーサブ味(รสหมูสับ、Moosub)と呼ばれるもの。タイの即席麺は競合他社を含めこのミンチドポーク味いう名の製品をみな持っているのだが、ただの豚肉ではなく挽肉にすることでスープの味が大きく変わるのだろうか?という疑問がある。(肉の具は付いていないという前提で)

ついちょっと前のNo.6262で同じYumYum Jumboシリーズを採り上げてパッケージに描かれている女性の顔の絵について触れたけど、今回の製品は顔が無い。シリーズ中顔有りの製品が6種に対して顔無し製品は4種。顔の有無の基準は一体何なんだ?

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No.6266 WaiWai (Thailand) Quick Zabb Tom Yam Shrimp Flavour


No.6266はタイのThai Preserved Food Factory、WaiWai Quick Zabb Tom Yam Shrimp Flavour。Quickと呼ばれる所以は熱湯を注いだ後の待ち時間が競合他社の3分よりも早い2分で済むから。

タイ製メジャーどころの縦型カップはMAMAとNissinが紙製、YumYumが紙と樹脂シートのハイブリッド構成、そしてこのWaiWaiが射出成型樹脂製とメーカによって異なる。またWaiWaiだけはフタが厚手のアルミホイルである。良く言えば素材感がダイレクトに伝わってくるものだが、悪く言えばちと古臭い。熱もダイレクトに伝わってくるし。
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No.6264 MAMA (Thailand) Chicken Green Curry Flavour

No.6264はタイのThai President Foods、MAMA Chicken Green Curry Flavour。この製品にはカップ版もあり、かつてKALDIが輸入販売しているのを買って試食したことがある(2014年10月のNo.5403)。タイ語の製品名はรสแกงเขียวหวานไก่ と書き、รสは味、แกงはカレー、เขียวหวานはグリーン、ไก่がチキンの意味である。

今までタイ製に限らず内外のグリーンカレー味即席麺を食べてきた中で大きなハズレは経験したことが無いように記憶する。もしかしたらあまりシビアな味のバランスを要求されず、作り手にとっても楽な味なのかもしれない。

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No.6262 Ajinomoto (Thailand) YumYum Jumbo Yentafo Tom Yum Flavour


No.6262はタイの味の素、YumYum Jumbo Yentafo Tom Yum Flavour。タイ国内向けYumYum Jumboにはパッケージに女性の顔が描かれた製品が六種類あり、今回の試食で完全制覇を達成した!このシリーズを最初に入手したのは2011年初頭のことで、2009年までは趣の違うパッケージだったから、この間に始まったんだな。

YumYum Jumbo 顔シリーズコンプ、栄光の軌跡

今回のイエンタフォ味はタイ以外の国では普遍性に欠けるためか海外には全然出回っていないようで、4月のタイ遠征でようやく遭遇することが出来たもの。顔の表情は微笑みが愛らしいこのイエンタフォ味が一番魅力的に感じる。何故か頬にハートマークがついているし。

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No.6261 Maruchan Ramen (USA) Noodle Soup Beef Flavor


No.6261は米国のMaruchan Inc.、Maruchan Ramen Noodle Soup Beef Flavor。マルちゃんラーメンは3年前にNo.5563 Creamy Chicken Flavor以来久しぶりの試食になる。僅かにパッケージがリニューアルされたみたいで、Noodle Soup文字が黒々と強調されるようになった。

今回改めてMaruchanのWebサイを確認してみたのだが、そこで紹介されている製品は3年前と変わらぬ全18種類なのに中身が若干入れ替わっていた。追加されたのはSriracha Chicken FlavorとChicken Tortilla Flavorの二種類。

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No.6259 Maggi (Spain) Fusian Yakisoba Sabor Pollo

No.6259はスペインのNestlé España S.A.、Maggi Fusian Yakisoba Sabor Pollo。鶏肉味の焼そば。ネスレの本社はスイスにあるが、今回の品はスペインの支社によってプロデュースされたもの、原産国はなんとかなり距離が離れているウクライナ。説明書きはスペイン語とポルトガル語の併記でEANコードはスイスのもの。いろいろと複雑な国際協調の下で作られた製品である。

Maggi Fusianは亜細亜風テイストを売りとしたシリーズで、袋の黄色い部分の形は仏教寺院を模したようでもある。スペインだけではなく欧州全体で製品を展開しており、焼そばだけではなく汁あり麺・パスタ等も含まれる(国によってラインナップは異なる)。

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No.6258 Nissin Foods (Germany) Demae Ramen Duck Flavour


No.6258はドイツの日清食品、Demae Ramen Duck Flavour。漢字で出前一丁 五香鴨肉麺と書かれている。No.6252海鮮麺の姉妹品であり、ドイツはあくまで営業の拠点であって実際の製造はハンガリー。ドイツの出前一丁は今までにいろいろ食べてきたけれど、この五香鴨肉麺は初めてである。

ちなみに、この製品のパッケージ左側に「100g e」との印刷がある。このように多くのヨーロッパで作られた即席麺には質量表記の右側に”e”が付くのだが、これは質量が一定の範囲内に入っているという保証の印。日本の即席麺で重さのばらつきなんぞ意識したことも無いが、そういえば台湾等でプラマイを併記した製品があったことを思い出した。まあ日本は物事が性善説で動いているからなあ。

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No.6256 Wan Thai Foods (Thailand) YumYum Asian Cuisine Duck Flavour

No.6256はタイのWan Thai Foods/味の素、YumYum Asian Cuisine Duck Flavour。No.6253で解説した通りYumYum製品はタイ国内市場と輸出用で製品をハッキリ分けており、今回の品は北欧向け輸出仕様なので製造者がWan Thai Foods名義になっている。

かつてNo.5171(2013年9月)で輸出用YumYumの鴨味を食べているのだが、近年同社の輸出仕様製品群に”Asian Cuisine”というサブカテゴリーが設定され、今回の品もここに属するようになったので改めて試食する。なおEANコードはNo.5171と同じなので大きな変化は無いだろうと思う。

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No.6255 Knorr Noodles (Nederland) Delírio de Cogumelos

No.6255はオランダのUnilever、Knorr Noodles Delírio de Cogumelos。ポルトガルで購入した品をいただいたもので、表記もすべてポルトガル語。ユニリーバはオランダと英国に本拠地があるのだが、EANコードがオランダのもの(冒頭部が87)なので同国の製品として分類した。ただ今回の品もそうなのだがEU圏内の製品は生産国を明記しないケースが多いので、実際にどこで作られたものなのかは不明。

Delírio de Cogumelosの意味をGoogle先生に問うてみるとMushroom Delirium、錯乱マッシュルーム・・・ひょっとして毒キノコのことだろうか?

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