No.6437 日清食品 カップヌードルリッチ 贅沢濃厚うにクリーム

No.6437は日清食品、カップヌードルリッチ 贅沢濃厚うにクリーム。税抜希望小売価格が通常品より50円高い230円のリッチシリーズ、今まで結構たくさん食べたなあと数えてみたら今回の品が7種類目。完全制覇しようとは考えていなかったのだが、結果的に全て漏らさず食べていた(リニューアル品は除く)。

具材別に列挙してみると、
・スッポン(2016年3月、No.5758)
・フカヒレ(2016年3月、No.5808)
・牛テール(2016年9月、No.5906)
・あわび(2017年4月、No.6026)
・松茸(2017年11月、No.6153)
・肉盛り担々(2018年5月、No.6319)
・うに(2018年11月、No.6437)
春と秋に新製品が出るようなので、次回作はもうすぐかな?

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No.6436 Oyakata Ramen (Poland) Chicken Soup

No.6436はポーランドのAjinomoto、Oyakata Ramen Chicken Soup。もちろん日本の味の素が出資する会社で1999年の設立、首都ワルシャワに居を構える。

当初即席麺はタイからYumYumブランドの製品を輸入して販売するだけだったが、2003年に現地のSamsmak Foods社を買収して翌年から即席麺生産を始める。そして2008年より日本食との関連を匂わせるネーミングのOyakataブランドを立ち上げ、自国消費以外にもイギリス・ドイツ等へ輸出を行なう。また他国他社へのOEM供給もしており、イタリアStar社、スペインGallina Blanca社、フランスLustucru社のカップ麺はここの製造である。

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No.6435 マルちゃん ダブルラーメン しょうゆ 北海道限定販売

No.6435は東洋水産、マルちゃん ダブルラーメン しょうゆ。1964年9月の発売で、現在は北海道限定販売。姉妹品としてみそとしおがあり、名前の通り二食入りの即席麺。発売時も同心円状のパッケージデザインだったが、1980年代前半はデザインを変えた時期もあった。

マルタイのような棒状麺ならともかく、揚げ麺で一つのパッケージに二つ麺が入っているものは珍しい。正面から見ると普通だが横から見ると随分とぶ厚い袋である。二人で食べる、あるいは腹いっぱい食べることを想定しているのだろう。経験上、北海道出身者にダブルラーメンの話をするとやたらと反応が良いように感じている。

かつては焼そばダブルという製品もあった(1998年にNo.1102で試食)。焼そばダブルはネット上で全く情報が流れて無いから写真を貼っておこう。

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No.6434 Lee Fah (Malaysia) Sarawak White Laksa

No.6434はマレーシアのLee Fah Mee、Sarawak White Laksa。初めて食べるブランドの製品で、会社名には漢字表記が添えられており「利華麵」と書く。しかし作り方の説明は英語とマレー語、アラビア語であり中国語は含まれていない。これらより、華僑の作った会社がムスリム向けに作った即席麺、という構図が推測できる。当然HALAL認証品。

Sarawak(サラワク)はマレーシアのボルネオ島にある州であり、会社もここにある。創立は1955年で即席麺の製造は1980年頃の開始。あまり手広く営業をしていないのか、日本で見掛けたことはもちろん私が2012年にクアラルンプールへ行った時もこのブランドの製品を見た覚えは無い。

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No.6433 エースコック JAPAN FOOD記 山形ひっぱり風うどん

No.6433はエースコック、JAPAN FOOD記 山形ひっぱり風うどん。私はこの製品に出会うまでひっぱりうどんというものを知らなかったのだが、茹でたうどんを引っ張り上げてサバ缶や納豆で作ったタレに絡めて食べる汁なし麺のこと。雪に閉ざされた山形の奥地に於いて、保存食から作る料理として普及したとのこと。

サバ缶を使うというところから、比較的最近に生まれたものだろうと思われるが、納豆も含めて材料の調達も確かに楽そうで、作るのは簡単そうだ。発祥の地とされる山形県村山市戸沢地域はかつて缶詰工場があったそうで、なるほどストーリー的にも良く出来ている。

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No.6432 KASET (Thailand) Boat Noodle Beef Flavoured

No.6432はタイのThai Ha Public、KASET Instant bean Vermicelli Boat Noodle Beef Flavoured。この会社は即席麺に関しては春雨専業で、今回の品は牛肉味のミニサイズカップ麺。No.6409で姉妹品のポーク味を紹介している。

ボートヌードルとはタイの運河とか水上マーケットの船上で売られている一口サイズのタイ版わんこそばみたいなもの。スープには動物の血が使われるものもある。ビーフンなど米粉の麺によるものが多いそうだが、今回の製品は緑豆粉で作った春雨麺。

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No.6431 日清食品 チキンラーメン アクマのキムラー

No.6431は日清食品、チキンラーメン アクマのキムラー。いつものチキンラーメンにキムチ等のかやくと調味油が付いて、三個パックで販売されるもの。最近MADMAXと称する激辛版も追加された。

NHKの朝ドラ「まんぷく」が三月で終了した。私が朝ドラをほぼ欠かさず観るなんて生まれて初めてのことだが、即席麺を扱った内容でもあり十分楽しめた。フィクションとはいえ劇中で登場する固有名詞を安藤百福氏、日清食品、チキンラーメン等に置き換えて観る人も多かっただろう。

だからこそ、ドラマが製品開発の苦労談に差し掛かってくると私の心には少し受け容れ難い抵抗感があった。このストーリー展開だと(日清食品が望むところの)歴史観の固定化が決定的になっちゃうなあ、と。

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No.6430 Khang Phúc Food (Vietnam) Hương Vị Tôm Chua Cay

No.6430はベトナムのKhang Phúc Food(カンフーフード)、Hương Vị Tôm Chua Cay。ベトナム語での正式な会社名はCÔNG TY TNHH THỰC PHẨM KHANG PHÚC。スパイシー海老味スープの春雨麺である。

カンフーフードという会社はそれまで全然知らなかったのだが、去年頃から急激に日本のマーケットでも見掛けるようになった。春雨やビーフン、フォーは製造設備が比較的簡単なのかベトナムには零細企業がたっくさんあって、そのうちの一つだと思われるが、うまく日本商社とのパイプを確立したのだろう。会社のサイトを見ると日本語表記がある製品群もある。

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No.6429 麺のスナオシ 麺’s カレー南蛮うどん

No.6429は麺のスナオシ、麺’s カレー南蛮うどん。税込購入価格が69円ということで、多くのことを望んじゃいけない製品である。

今回の品の前身となる製品を2003年8月にNo.2660で試食している。この頃はまた会社名が合資会社砂押商店だった。フタのデザインは黄色地に黒い筆文字で大して変わっていないのだが、昔のヤツは製品名がカレー南「」である。茨城は水戸の会社らしからぬ(?)ちょっとヒネった粋なネーミングだと思っていたのだけれど、いつしかあたりまえの南「」に替わってしまった。きっとウルサイ客から「おたくの製品名は間違ってる、けしからん!」などと炎のようなクレームが付いたんじゃないかな。

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No.6428 Piwa Food (Sweden) Thai Cup Noodles Beef Taste

No.6428はスウェーデンのPiwa Food AB、Thai Cup Noodles Beef Taste。スウェーデン語で書かれてい「Biffsmak」はビーフあるいはステーキ味のこと。このシリーズはNo.6349(チキン味)、6363(カレー味)に次いで三回目となるが、製造は全てタイ。

カップ麺の輸送なんて空気を運ぶようなものであり、安い製品価格にわざわざタイからの輸入費用を転嫁して商売として成り立つのか?という疑問が湧いてしまう。スウェーデンで工場を建てるほどの需要が無いのは判る気がするが、だったら欧州の近隣国からOEM供給を受ける手もありそうなもんだが。同国のICAは中国から仕入れているんだったな。

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