No.6353 国分グループ本社 Tabete だし麺 長崎県産煮干しだし醤油ラーメン

No.6353は国分グループ本社、Tabete だし麺 長崎県産煮干しだし醬油ラーメン。この文章を書くために製品情報を仕入れようと国分のWebサイトを見に行ったら新しい製品が追加された一方で整理されて消えた製品もあり、それが今回試食のブツである。あまり評判が芳しくなかったのかな?

8月末に購入したものだが、その頃はまだサイトに載っていたんだけどなあ。まあギリギリで入手できたのでラッキーだったと云えよう。ちなみにちょっと通販サイト調べた限りでは、単品での購入はもう難しいようで、40個単位とか個人では手を出しにくい条件での販売が僅かにあった。

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No.6352 新順福食品 (Hong Kong) 寿桃 生麵皇 粗 鮑魚清鷄湯味

No.6352は香港の新順福食品、寿桃 生麵皇 粗 鮑魚清鷄湯味。英文表記ではSun Shun Fuk Foods、Sau Tao Instant Noodle King-Wide Abarone & Chicken Soup Flavour。しっかしヌードルキングか、大きく出たものだ。でも和訳すればラーメン王、どっかで聞いた名前だなあ。

この会社は袋もカップも非油炸(ノンフライ)麺のみを製造するところで、ちょっと前まではブランドネームが寿桃牌という名前だったのだが、今回見たら「牌」が消えていた。製品名中にある「粗」というのは幅広麺のことで、これに対して細い麺の場合は「幼」という表示がある。

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No.6351 7-Select (Thailand) Stir-Fried Pad Char Shrimp Flavour


No.6351はタイのSeven Eleven、7-Select Stir-Fried Instant Bowl Noodles Pad Char Shrimp Flavour。タイ風海老焼そばであり、セブンイレブンのプライベートブランド商品。タイはバンコックだとコンビニ密度は日本以上で、見たところそのうちの九割はセブンイレブン。なのでここで扱われるということは多くの人の眼に触れることであり誉れ高きことである。

タイにおけるセブンセレクトの即席麺はタイ日清が製造するケースが多いのだが、今回の品は日清のロゴが入っていない。またカップの造りや食べた印象からしてもタイ日清の文法とは異なると感じたので、きっと違う会社に製造委託しているのだろうと推測する。

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No.6350 明星食品 中華三昧 四川風味噌拉麺

No.6350は明星食品、中華三昧 四川風味噌拉麺。中華三昧は高級即席麺として1981年10月に発売され、一時的に多くのフォロワーを生み出すほどのヒットをする。結構最近まで製品の種類を表す名前に味噌とか醤油とか塩といった味の表記は無く、味噌味は「四川風拉麺」という名であった。

当初から製品の下部に小さく「ピリッと辛味のきいたみそ味スープ」などとは書かれていたが、四川=味噌、広東=醤油、北京=塩といった関係性を当時の人が認識できたとは思えず(今でもそうか?)特に醤油と味噌はパッケージの基調色が似ていたからパッと見の識別性が悪かった。一方、この製品のお陰で広い中国の、地域ごとの料理の特徴をおぼろげながら理解した人も多いだろう。

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No.6349 Piwa Food (Sweden) Thai Cup Noodles Chicken Taste

No.6349はスウェーデンのPiwaFood AB、Thai Cup Noodles Chicken Taste。スウェーデン語でチキン味のことをKycklingsmakと言うらしい。あの辺の言語の多くはsmak=味なんだな。で、この製品の名前にもなっている通り製造はタイである。

容器は無地の発泡PS(ポリスチレン)製カップに印刷フィルムをシュリンクさせて密着させた構造。タイで縦型のカップ麺を製造している会社は私が知るところで六社あるが、この構成の容器を用いてタイで国内販売しているところは無い。いったいどこが作っているんだろう?

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No.6348 Gallina Blanca (Spain) Yatekomo Gambas


No.6348はスペインのGallina Blanca、Yatekomo Gambas。ガンバスとは海老のこと。私が勘違いしてしまい、YouTube動画では本製品のことをイタリア製だと紹介してしまったよ。というのも今回のGallina Blanca社・YatekomoとイタリアのStar社・Saikebonはどちらもポーランドの味の素が作っており、中身は実質的に同じモノであるから。

そういえばカップ側面の上部に「Los Originales」というキャッチフレーズが書かれていて、イタリア語でLosなんて単語を使うのかな?と一瞬疑問に思ったんだよね。とはいえ明らかに私のポカミスであり、混乱させてすみませんでした。

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No.6347 八郎めん 北斎ラーメン 辛味噌

No.6347は八郎めん、北斎ラーメン 辛味噌。今回の品は知人からのいただき物だが、昨年オープンしたすみだ北斎美術館のお土産グッズであり、ここ以外にもこのページの一番下にある店舗で購入可能。製品の企画は(株)ジークスと(株)リバーボンド社が行い、製造を八郎めんに依頼したものである。価格は税抜250円。

製品の性格上競合を押しのけて派手に目立たせたり美味しそうに見せる必要がないので、パッケージは全面に赤富士がで~んと構えるシンプルなもの。堂々としていて良いものだ。まあパッと見ただけでは何の製品だかよく判らないんだけど。

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No.6346 今麦郎面品 (China) 刀削宽面 酸辣牛肉味

No.6346は中国の今麦郎面品、刀削宽面 酸辣牛肉味。No.6208で姉妹品の红烧牛肉面を紹介している。大柄なカップの製品で、ヒートシールされたフタはついていないので薄い樹脂製でドーム状のキャップを外せばすぐに中身にアクセスできる。麺はさらにシュリンク包装されており、湿気を帯びることはないはずだ。

この刀削宽面、本国では九種類もある大きなシリーズ商品である。日本人の好みに合うかどうかは別として、中国では受け容れられている味だと思われる。

ちなみに今麦郎は今年画期的な「第二代方便面」を開発し、この年末から日本市場に参入するとのこと。中国の即席麺は麺が弱い印象があったので乞う御期待、かな。

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No.6345 Knorr (Spain) Pasta Pot Setas

No.6345はスペインのUnilever España、Knorr Pasta Pot Setas。セタスはきのこのこと。麺はらせん状にねじったフジッリである。

パスタはiramen.netの取扱範疇に入るのか?と疑問を持たれる向きもあろうけど、人類麺類皆兄弟、来る者は拒まず。どちらも小麦が原料なのだし実際のところ海外の即席ラーメンにはパスタっぽい味のスープもよくあるのでパスタとラーメンの境界は結構曖昧だ。ただ海外のパスタ系製品で油揚げ麺というのはまだ見たことが無いけど。(日本ではカップ麺の黎明期に揚げ麺によるスパゲッティがいくつか発売されていた)

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No.6344 JAYA (Thailand) Beef Flavour

No.6344はタイのSAHA Pathanapibul、JAYA Instant Noodles Beef Flavour。パッケージにはタイ語・アラビア語・英語による表記が書かれており国際色豊か。中東圏への輸出を考慮してあるため当然HALAL認証済み製品である。No.6339同社のカップ麺の項で述べたようにJAYAブランドの製品の製造はThe Decent Noodles Factoryであると思われる(今回の品には明記されていなかった)。

パッケージの調理例写真で人参の飾り切りが添えられている。こんなところの見た目に凝るのは日本だけかと思っていたけれど、タイにもこういうのがあるのが意外だなあと思った。

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