No.6217 まるか食品 ピーヤング 麻婆春雨

No.6217はまるか食品、ピーヤング 麻婆春雨。ピーヤングといえばNo.6116で(ただの無印)春雨を紹介しており、あれはちょっぴり中華風の塩味であったが、今回は麻婆と銘打っており一段と中華風を推し進めたものと思われる。

しかし、麻婆春雨といえば1981年11月に誕生した永谷園という巨人がおり(ぶらぶら社員の開発秘話)、この味が全日本国民の舌に深く刷り込まれているものと考えられる。製品の形態は違えども同じ製品名を名乗る者として、どのような独自性を持っているのか興味津々である。

まあピーヤングなんてブランドは気まぐれに出来たものかと思っていたので続編が出ただけでもビックリしたのが正直なところ。この調子で第三弾も出して欲しいな()。

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No.6216 クックランド 秋田 比内地鶏らーめん

No.6216はクックランド、秋田 比内地鶏らーめん。クックランドで検索すると該当する法人が全国からいくつも引っ掛かるが、ラーメンを製造販売するのは秋田県横手市の会社。Web上の自社サイトは持っていないようだが、Amazonや楽天での取扱も多いようなので各種製品を探し出すことが出来る。多品種少量生産なのかやたらと種類が多く、秋田や東北以外のご当地ラーメンがあったり、「円楽腹黒ラーメン」なんてのも作っている。

で、今回の品は秋田ご当地ラーメンの定番というか、またこれかよ、という感もある比内地鶏ダシの醤油味である。

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No.6215 大黒食品工業 AKAGI 鶏ガラ醬油らーめん

No.6215は大黒食品工業、AKAGI 鶏ガラ醬油らーめん。新潟に行った際にイトーヨーカ堂で購入したもの。大黒のWebサイトにはAKAGIブランドのカップ麺は赤どんぶり「中華そば」シリーズしか載っておらず、今回の品は特定販路向けの限定製品なのかもしれない。同じ大黒でもマイフレンドブランドには「あっさりスープで食べやすい鶏ガラ醬油ラーメン(No.6001で試食)というのがあり、なんだか紛らわしいなあ。

しっかし、なんといっても税抜購入価格が65円(税込み70円)!賞味期限が近い訳でもないし、これなら多少の難には目を瞑ってしまいそう。更にはJASマーク付きで液体スープだぜ!

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No.6214 寿がきや食品 全国麺めぐり 富山白えびラーメン

No.6214は寿がきや食品、全国麺めぐり 富山白えびラーメン。2015年4月の登場で、その少し前の2014年12月に登場した袋版をNo.5636で試食している。寿がきや食品は白えびに先駆けて、富山ブラックラーメンがブームとなりだした早い時期から袋とカップで持っており、それまであまり陽の光を浴びることがなかった北陸のラーメンをメジャーな場へ導いた立役者の一人だと云えよう。

YouTube動画のナレーションでは「しろえび」と喋ったし、実際地元の人もそう呼ぶそうなのだが、学術的には「しらえび」といい、しろえびは別な種のことを指すらしい(Wikiより

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No.6213 明星食品 チャルメラカップ 辛旨味噌

No.6213は明星食品、チャルメラカップ 辛旨味噌。2017年9月に発売された製品。まめ知識だがチャルメラに「カップ」が付くのが縦型カップで、なにも付かないか「どんぶり」が付くのが丼型カップである。現在15種類あるチャルメラのカップ麺のなかで縦型カップは5種類。縦型と丼型の両方に存在する味もあり、果たしてこれが量の違いであり味は共通なのかを検証してみたいなあ(ちなみに希望小売価格は同じ)。

「うまから」という言葉は最近よく聞くものの、これをひっくり返して辛旨というのはあまり耳にしない。まあ旨いと辛いのどちらが優勢かがこの序列から推測できよう。製品性状を正しく伝える良いネーミングだと思う。

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No.6212 ヤマダイ ニュータッチ 北海道みそバターラーメン

No.6212はヤマダイ、ニュータッチ 北海道みそバターラーメン。ヤマダイは味噌+バターの構成に何か思い入れがあるのだろうか20年以上も前、i-ramen.netが時間の管理をする(1997年9月)以前にこの構成の製品があり(No.719)、1999年1月のNo.1215では「みそバター風味コーンラーメン」という製品を試食している。製品名の「バター」+味の「みそ」で検索をかけると26件引っ掛かったが、そのうちの6件がヤマダイだよ。

もっとも昔は固型キューブ状の「バター風味の素」が付いていたのだが現在バター風味の演出は液体の調味油に替わっている。進化かコストダウンかは判らないが、それなりに時代とともに変化しているみたい。

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No.6211 国分グループ本社 Tabete だし麺 北海道産帆立貝柱だし塩ラーメン

No.6211は国分グループ本社、Tabete だし麺 北海道産帆立貝柱だし塩ラーメン。国分といえばK&K、国分株式会社として長いことやってきたが、2016年1月に大規模な組織変更とともに社名を「国分グループ本社」とちょっと長ったらしいものに変更した。

それまでの国分時代の即席麺は同じTabeteブランドながら「ひる麺」シリーズで展開してきたのだが、社名変更とほぼ同時期にこの「だし麺」シリーズに入れ替わった。まあ心機一転というところなのだろうか。

しかし昔の「ひる麺」シリーズにも「北海道産 ホタテ貝柱だし塩ラーメン」という製品があった模様(未試食)。なんだいホタテが漢字になっただけじゃんか。

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No.6210 日清食品 日清焼すぱ チーズと黒胡椒

No.6210は日清食品、日清焼すぱ チーズと黒胡椒。焼すぱシリーズは2015年4月に「下町ナポリタン」で登場(未試食)、本格的なパスタではなく「フライパンで炒めたような香ばしさ」がコンセプトだそうな。パッケージのイラストを見ても昭和テイストの和風っぽさを目指しているのが伺える。

とはいえ今回のチーズと黒胡椒という味要素の選択は昭和よりもちょっと新しめかな。自ら「パスタでも焼そばでもない」と謳っているように、敢えてどっち付かずの中途半端さを狙っているように見える。ニッチ市場狙いだね。

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No.6209 徳島製粉 金ちゃん トクフン食堂 味噌味

No.6209は徳島製粉、金ちゃん トクフン食堂 味噌味。No.5826で姉妹品の醤油味を採り上げている。徳島製粉の看板商品たる金ちゃんヌードルには結構いろいろな味のバリエーションがあるにも関わらず不思議と味噌味が無かったのに対し、この最近追加されたトクフン食堂には味噌がしっかり存在している。(もしかして過去には金ちゃんヌードルにも味噌味があったのかもしれないが、私が調べた限りその痕跡は見つからなかった)

徳島製粉ファンかつ味噌好きにはこの製品しか選択肢が無いといえるけれど、もう「徳島製粉は味噌に弱い!」などとは言わせないで済むのだ。さあ心ゆくまで味わうがよい、金ちゃんの味噌を!

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No.6208 今麦郎面品 (China) 刀削宽面 红烧牛肉味

No.6208は中国の今麦郎面品、刀削宽面 红烧牛肉味。日清食品が2004年より今麦郎へ対して資本参加していたが、2015年に提携を解消してもう知らないよ~ん、という他人の関係になってしまった。

そもそも日清食品は中国に於いて広東と上海にそれぞれ別会社を建て、あと香港の永南食品と合同で中国展開をしている。従来の今麦郎は比較的安めの製品で、康師傅の福満多(安売りブランド)あたりと競合する立ち位置であったが、日清全体が高級品へシフトする流れの中で今麦郎は要らない子になってしまったのだろう。

しかし今回試食の刀削宽面は結構上級志向だと思われ、日清と袂を分かったことを契機に今麦郎も高級路線を採り始めたように見える。この辺の攻防には今後も眼が離せない。

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