No.6112 テーブルマーク 東北の味 仙台辛味噌ラーメン

No.6112はテーブルマーク、東北の味 仙台辛味噌ラーメン。この製品は今は亡きカネボウフーズ時代からあったもので、製造者を渡り歩きながらしぶとく存在し続けている。i-ramen.net所有で最古の仙台辛味噌ラーメンは1999年12月のNo.1484で、それ以降も何度か試食記で取り上げているのだが、当初は実売価格が150円近辺でチャーシューも入った中級品としての位置付けであった。しかしある時期から格下げされ100円でお釣りが来る程度のお手頃価格帯になっている。

そういえばニュータッチ凄麺でも同名の製品があるんだけども、商標の権利はどうなっているんだろう?

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No.6111 日清食品 日清麺職人 鶏ガラ醤油

No.6111は日清食品、日清麺職人 鶏ガラ醤油。この8月に大規模なリニューアルを行い、全粒粉入りのノンフライ麺を採用したのが一番のトピック。現在麺職人シリーズは全部で10種類もあって完全制覇するのは結構大変だ(あたしゃそこまでしないけど)。

No.6109シンガポールのPrima Tasteも定番製品を全粒粉化した製品だし、これから全粒粉が即席麺の世界的トレンドになるかもしれないなあ。今回の日清麺食品は税抜希望小売価格が180円の普及価格帯製品なので、全粒粉を使うコストはそれほど高くはないものと推測する(まあ配合の比率にもよるだろうが)。

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No.6110 麺のスナオシ 支那そば

No.6110は麺のスナオシ、支那そば。マルタイ風の二食入り棒状ラーメンで液体醤油スープ付。

今や「支那」という単語は公の活字や電波ではめっきり見かけなくなったが、スナオシが製品名でこの単語を堂々と使い続けていることに賛同する(単に無頓着なだけなのかもしれんが)。国内向けのラーメンで支那という言葉を使うのに差別的な意図は無く肯定的な意味を込めているものだと考える。

なーんて言うと、言われた人のことを考えろなんてのが湧いてきそうだが、大体差別サベツと喧しく叫ぶ奴等の大半はカワイソウな私を演じて自分を倫理的に上位な立場に置き、裏で何かしらの利益や権益を得ようとする、あるいは売名の類だよ。って即席麺にゃ関係ないか。

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No.6109 Prima Taste (Singapore) Curry Wholegrain La Mian

No,6109はシンガポールのPrima Foods、Prima Taste Curry Wholegrain La Mian。漢字の表記は新加坡咖哩 全麥拉麵。Prima Tasteは突如彗星のように現れた高品質即席麺ブランドで、結構お高いにも関わらず価格に見合う価値があると評価され世界中で一気にメジャーになったし、フォロワーも出現した。

この勢いに乗ってさらに高級なWholegrain(全粒粉)シリーズを発売する。オンラインストアの価格は4個パックで11.4 SGD、現在のレートで950円、一個当たり238円程度になる。ちなみに全粒粉でないものは4個パックで10.23 SGD。今回の品はNo.6076で紹介したLaksa Wholegrainの姉妹品。

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ラジオライフ誌で紹介されました

4ページにわたる私のインタビュー記事が三才ブックス「ラジオライフ」12月号「北尾トロのマニアッ区紳士録」に載りました。よろしければご覧ください。今号は付録として「アリエナイ理科の教科書」「売れ筋ムック電子書籍版(DVD)」が付いていてタッタの税込980円!

No.6108 徳島製粉 金ちゃんヌードル ちゃんぽん

No.6108は徳島製粉、金ちゃんヌードル ちゃんぽん。関東圏に住んでいると金ちゃんブランドの製品に遭遇する機会は殆ど無く、たま~に金ちゃんヌードル(カップ)と金ちゃんラーメン(袋)を見掛けるぐらいだ。しかし徳島製粉のWebサイトを見ると結構いろいろな製品が出ているではないか。おいそれと徳島へ行ける状況ではないので文明の利器、通信販売で知らない製品をかき集めた成果のひとつが今回の試食品である。

徳島製粉の縦型カップは自分の知る限り日本で最後に残ったシート成型樹脂を使った二重構造容器で、フタも紙ではなく樹脂である。昔はよく見かけたものだったが、絶滅危惧種として手厚く保護して欲しいぐらいだ\横浜優勝/

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No.6107 サンポー食品 BIG焼豚高菜ラーメン

No.6107はサンポー食品、BIG焼豚高菜ラーメン。サンポー食品の看板製品である焼豚ラーメンと、準看板製品ともいえる高菜ラーメンが合体してさらに大盛りになったという、盆暮れ正月が一挙にまとめて来たような目出度い製品である。「焼豚x高菜で美味しさ倍増!」と謳っているが、過去の経験からして必殺技を複数用いると1+1が2に満たなくなるケースもよくあるので若干の不安もある。

これ、結構昔から存在している製品のようだが、何故かサンポー食品のWebサイトには製品情報が載っていない。特定流通経路限定なのか、あんまし売れて欲しくないのか、不思議だなあ。

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No.6106 イトメン カップ麺つま ビールのおつまみ 四川風山椒味

No.6106はイトメン、カップ麺つま 四川風山椒味。メーカのサイトでは「ビールのおつまみ」との位置付けで一言も焼そばとは銘打っていないけれど、実際の製品構成は焼そばのようなもの。姉妹品としてねぎ塩味もある。

常識のある大人としては昼間っからから呑むことに強い罪悪感があるのだが(ホントか?)イトメンの開発意図を正しく汲み取るためには試食にあたってビールを用意しなければならない。安い発泡酒なんかじゃ失礼に当たろう。というわけで止むを得ずビールを飲みつつ試食を行った。しょうがないな~😅

けどイトメンの開発陣がビールを手にしながら赤ら顔で試作や味の評価をしている姿を想像すると、何だかほのぼの笑えるものがある。(なんでも「いいね〜」になってしまいそうだが)

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No.6105 藤原製麺 かにのちからラーメンみそ味

No.6105は藤原製麺、かにのちからラーメン味噌味。永谷園とのコラボ製品、というか永谷園の子会社が藤原製麺という関係である。No.5845で一杯でしじみ70個分のちから しじみラーメン塩味を紹介しているが、その姉妹品でありパッケージデザインも関連性が強い。カニの甲羅に多く含まれるグルコサミンが350mgも入っているそうでいかにも健康に良さそうなのだが、検索すると効果に疑問ありという記事も多い。はて何に効くんだろうねえ?

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No.6104 MyKuali (Malaysia) Penang Hokkien Prawn Noodle

No.6104はマレーシアのSky Thomas Food Industries、MyKuali Penang Hokkien Prawn Noodle。漢字で書くと檳城福建蝦面となる。ペナンもホッケン(福建)も地名であるが、中国福建省の料理人がマレーシア北西部ペナンに移り住み、そこで大受けした料理のようだ。

実は2016年4月のNo.5760で同社のPenang Hokkien Prawn Noodle Soup(檳城福建蝦面)という製品を紹介しており、パッケージは結構違うけれども中身は何が違うんだろう?と期待をしながら試食を行った。ちなみに質量や栄養成分は若干異なり、EANコードも別物。

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