No.6826 エースコック すこやか和膳 もち麦めん 鰹と昆布だし

No.6826はエースコック、すこやか和膳 もち麦めん 鰹と昆布だし。一般的なラーメンやうどんは小麦粉から作られるが、このもち麦は大麦に分類されるもの。はくばくが昔からもち麦で作ったうどんを販売していたが、私自身は大麦で出来た麺なんて初めて食べるなあ。

もち麦には水溶性の植物繊維がタップリ入っており、善玉菌が増えて腸内環境が良くなり、糖質の吸収を抑え、食後の血糖値上昇を抑える、コレステロールを吸着し体外への排出を助ける。いいことずくめだねえ。でも、健康に良いといわれる即席麺は得てして味は二の次三の次であるものだけど、この製品はどうだろう?

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No.6825 味王 (Taiwan) Kung-Fu Mì Gà(輸出仕様)

No.6825は台湾の味王、Kung-Fu Mì Gà。「味王」「鶏汁麵」以外の中国語が一切出てこない輸出仕様である。Gàという語はベトナム語で鶏肉の意味だが、裏面の作り方説明はスペイン語とポルトガル語で書かれている。買ったのはスペイン。No.6815で姉妹品のKung-Fu Mì Bò(牛肉味)を紹介している。

この製品の素性をいろいろ調べていたら、偶然味王の英文版即席麺紹介ページを発見した。ここにあるChicken FlavourはProduct Code(EANコードのITEM項)が今回紹介する品と同じだが、パッケージデザインは全然違う。このへんは複雑で判りにくいが、だからこそ面白い。

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No.6824 日清のどん兵衛 鴨だしそば

No.6824は日清食品、日清のどん兵衛 鴨だしそば。前回のマルちゃんに続く、宿命のライバル対決である。マルちゃんは2013年の登場だったがどん兵衛は不明。ただウチの試食履歴には2009年のNo.4092で食べたことになっており、結構古くからある様子。この時の記録を見ると買ったのは会社の売店とあり、ああ自分にもサラリーマンをやっていた頃があったんだなあ、とちょっぴり感慨にふけてしまったよ。

▲どちらも似たような色使い

一般的に鴨=茶色、という認識が強いのだろうか?カップやフタが茶色基調なのはマルちゃんとも一致しており、よく似た印象。一般の人が店舗で見掛けても、どちらがどちらか瞬時に見分けるのは難しいだろうと思う。

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No.6823 マルちゃん おそば屋さんの鴨だしそば

No.6823は東洋水産、マルちゃん おそば屋さんの鴨だしそば。2013年の発売で決して新しい製品ではないし(リニューアルは随時行なわれている)、何度も店頭で見掛けたことはあるのだが巡り合わせがよくなかったのか購入には至らず、今回が初めての試食となる。なおプロダクト的にはあまり関連が無さそうだが、同社の袋版鴨だし蕎麦をNo.6458で紹介している。

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No.6822 三養食品 (South Korea) プルダックポックンミョン ライト

No.6822は韓国の三養食品、プルダックポックンミョン ライト。ハングル表記は삼양식품、불닭볶음면 라이트。チキン味の激辛汁なし麺である。韓国の即席麺といえば長いこと農心の辛ラーメンが世界的に有名だったが、ここ五年ほどの海外市場を見た経験ではこの三養プルダックの方が優勢に感じられた。

今回の品はライトとあり、辛さの指標スコヴィル値がノーマル版の4,404→2,600SHUへ四割程度低減された。あともう一つ重要なのが揚げ麺からノンフライ麺に変わったことで、エネルギーが530→375kcalへ三割程度低減されている。しかしこれではへなちょこで軟弱な製品になっているのではと心配になってしまうよ。

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No.6821 西友 ◎みなさまのお墨付き もっちり®ノンフライ麺 にんにく醤油

No.6821は西友、◎みなさまのお墨付き もっちり®ノンフライ麺 にんにく醤油。もっちりは登録商標で、製造は加ト吉水産。数量限定商品ではあるが、この文章を書いた時点ではまだ取り扱っていた。

西友のWebサイトで◎みなさまのお墨付きブランドの製品紹介を見ると、製品毎に「支持率」という指標が載っている。これは一般の消費者によるテストで、80%以上得ることが製品化への関門であり、製品化後も定期的に再評価を行い80%を切ると改良または終売になるというシステムだ。

今回の品は支持率94.5%であり、インスタント食品の中でも最高クラスの評価を得ていた。これなら定番製品化も夢じゃない!?

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No.6820 Indomie (Turkey) Köri Çeşnili Hazir Noodle

No.6820はトルコのAdkoturk、Indomie Köri Çeşnili Hazir Noodle。カレー味ラーメンである。ここ最近のトルコ版インドゥミーの紹介は四度目の今回でひとまず終了。Webサイトには袋麺としてあと一つ「kızarmış Hazir Noodle」という未試食の製品が載っているが、これはFried Instant Noodle、即ちミーゴレンのことだろう。

Indomieはイスラム圏のあちこち(インドネシア以外はアフリカと中東)で生産されているが、スープは万国同一仕様で麺は生産地に任せる、という構図のようだ。そしてこのトルコ版の麺は本家を凌いでいるように感じる。

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No.6819 ヤマダイ ニュータッチ凄麺 奈良天理スタミナラーメン

No.6819はヤマダイ、ニュータッチ凄麺 奈良天理スタミナラーメン。No.6809で紹介した凄麺の「信州味噌」が登録商標だったので、もしかして今回の奈良天理スタミナラーメンもそうではないか?と眼を凝らしてパッケージを眺めたけれど、「®」表示は見当たらなかった。

しかし「天理スタミナラーメン」って実在店なんだけど、頭に「奈良」が付けば商標上の問題は無いのかな?この実在店が監修したカップ麺は2004年頃に今はなき十勝新津製麺から出ていた(No.2922で試食)し、最近はエースコックから出ていた(未試食)。これらは製品名の書体も店舗のものに合わせてあるが、今回試食の品は別物。なので無関係なのだろう。

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No.6818 KOKA (Singapore) The Original Chicken Flavour (Cup)

No.6818はシンガポールのTat Hui Foods、KOKA The Original Chicken Flavour Cup。今回はThe Originalシリーズの縦型カップ版で、他にPacket(袋麺)とBowl(どんぶり型カップ)が存在する。

▲KOKAのチキン味製品群
(Tat Hui Foods社サイトより抜粋編集)

別系統のSignatureシリーズにも同様に三種類のチキン味があり、更にSilkシリーズやDelightシリーズにもチキン味が。そして派生種としてチキンコーンやチキンアバロン味なんてのもある。チキン味だけを見てもこの会社の製品構成は複雑すぎるよ。コロナが十分に収束したら、半年程度掛けてKOKAの即席麺を本気で掘り下げてみたいなあ。

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No.6817 イオン Topvalu しょうゆラーメン

No.6817はイオン、Topvalu しょうゆラーメン。本製品の税抜価格は58円と激安で、更に12個入りの箱は680円、一個当たり56.7円になる。油揚げ麺ならば海外でもっと安い製品があるけれど、ノンフライでこの価格帯というのは他に例が無い。これはもう価格破壊者だね。

製造は加ト吉水産。ここは同じプライベートブランド製品である西友「◎みなさまのお墨付き」のノンフライ版カップ麺も作っており、この二者はライバルながらも実は血の繋がった関係であるといえる。ただ、◎みなさまのお墨付きは税抜価格が95円(以上)でスープは液体を使い、狙いどころがちょっと違うようにも思われる。

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世界の即席麺探索と紹介動画