No.6746 Oriental Express (Greece) Grilled Prawn Noodles

No.6746はギリシャのFlavour Factory、Oriental Express Grilled Prawn Noodles。焼きエビ味で製造は中国。同社のWebサイトを見ると今ではパッケージデザインがガラリと変わっている。かやくの小袋には香港の超力(Chewyブランド)名が記されているが、同社は米粉麺が主で小麦麺は殆ど扱っていない筈なので、麺の製造も超力だとは断定できない。

今回の品は去年の3月頭にいただいたもの。それなのに賞味期限は今年の6月中旬で、製造から賞味期限まで15ヶ月以上はあるということになる。この辺の基準は国や会社毎に違うのだが(日本は袋8ヶ月、カップ6ヶ月)、随分と大らかだなあ。

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No.6745 Maggi (Germany) Magic Asia Nudel Snack Ente Geschmack

No.6745はドイツのMaggi GmbH、Magic Asia Nudel Snack Ente Geschmack。Enteは鴨のことである。

本Blogをよく見てくれる人の中には「え?Maggiはあくまでブランド名であって、会社名はNestléだろうに。i-ramen.netの管理人もとうとうヤキがまわったなあ・・・」とお嘆きの貴兄もいるかもしれないが、違うのだ!ドイツだけはMaggiが会社名なのである。ちなみにドイツのNestléも別組織として存在し、相互の関連性はオープンになっている。勝手な推測だけど食品と、コーヒーやチョコのような嗜好品との管轄をハッキリ分離させたかったのではないかと思う。

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No.6744 Fantastic (Australia) Chicken & Corn Flavour

No.6744はオーストラリアのFantastic Snacks、Fantastic Noodles Chicken & Corn Flavour。豪州産のカップ麺。

▲1999年1月に食べた袋のChicken & Corn味

もう20年以上前、私が初めて食べた豪州産即席麺である同社袋版Chicken & Corn味(No.1216)の甘ったるくて纏わりつくような強烈なコーン香料に(悪い意味で)強烈なインパクトを受けた。この体験以降暫くは豪州産即席麺と聞くと、警戒レベルがMAXに引き上げられるようになったほど。

今回カップ版のChicken & Corn味を発見し購入。あの時の香りが改善されたのか、或いは何にも変わっていないのか、興味深く試食に臨んだ。

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No.6743 Maruchan (USA) Sopa Maruchan Sabor a Pollo

No.6743は米国のMaruchan Inc.、Sopa Maruchan Sabor a Pollo。中米市場向けのチキン味である。No.6733で姉妹品のSabor a Camaron(エビ味)を試食しており、米国版のShrimp味とは微妙に違っているように感じたことを報告した。

▲北米及び中米向けチキン味、中米向けエビ味(右)

ちなみにNo.6733中米エビ味ではパッケージのど真ん中に大きな黒の八角形が二個鎮座ましましており、えらく不格好だなあ~と思っていたのだが今回の品にはそれが無い。黒八角形は2019年6月に施行されたペルー向けの警告表示であり、Sopa Maruchanは丁度その6月に買ったために新旧が混在していたようだ。

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No.6742 Aji-no-men (Peru) Sabor Carne (Beef Flavour)

No.6742はペルーの味の素(Ajinomoto del Perú)、Aji-no-men Sabor Carne。ビーフ味である。味の素は50年以上前にペルーへ進出して調味料などを生産・販売してきたのだが、2002年に今回の品である袋版のAji-no-men (Bolsa)を、そして2016年にカップ版のAji-no-men Vasoを発売し、ペルー以外の中南米にも輸出される。

但しブラジルへは日清食品と合弁の日清味の素アリメントス社で即席麺を扱ってきた関係上Aji-no-menは進出していなかったけれど、2015年に全持分を日清へ委譲。今どうなっているんだろう?行ってこの目で確かめたいけど、暫くは無理だよなあ。

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No.6741 Choice (Australia) Mi Goreng Flavoured Noodle Cup

No.6741はオーストラリアのYoodles Foods、Choice Mi Goreng Flavoured Noodle Cup。製造はシンガポールとの表示があり、製品の構造や各部の材質から見てTat Hui Foods(KOKAブランド)によるものだろうなあと推測する。

▲豪州のスーパーWoolworthにて

Woolworthsというスーパーで購入したのだが、どうやらここ専売のプライベート製品らしい(確かな証拠は無い)。Yoodles Foodsのサイトを見てもこのChoiceシリーズは載っていないしね。

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No.6740 Rollton (Russia) Instant Noodles Cheese & Bacon Flavour

No.6740はロシアのMareven Food、Rollton  Instant Noodles Cheese & Bacon Flavour。日清食品グループの会社。バルト三国向けパッケージで、ブランド名の表記はロシア語(Роллтон)ではない。

No.6730で姉妹品のChicken Flavourを紹介している。このときはゆで5分で製作したのだが少しゆで過ぎだと感じたので今回は3分に短縮してみた。だがこの製品は本来鍋でゆでるのではなく丼お湯入れ方式で作るものだと気が付いたのは、今回の試食を終えてからだった。(ラトビア・リトアニア・エストニア語による小さな文字を翻訳するのが面倒くさかったので)

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No.6739 Budget (Tunisia) Instant Noodles Beef Simulated Flavor

No.6739はチュニジアのFlavourtech(このURLはトルコ版)、Budget Instant Noodles Beef Simulated Flavor。コロンビアで購入した品。ええ?チュニジア?あんな、と言っては失礼だが、アフリカ北部の小さな国で即席麺を作っているの?また中国あたりに委託生産してもらったんじゃないのか?と思ったのだが、袋にはちゃんとFabricado  por :(ポルトガル語でMade by)Flavourtech, Tunis, Tunezと書かれていた。

▲コロンビアのスーパーにて

そしてチュニジア製の即席麺がコロンビアで売られていたという事実も、どういう経緯でこうなったのかを想像するだけで十分に楽しいな。

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No.6738 Maruchan (USA) Instant Lunch Udon Style Soy Sauce Flavor

No.6738は米国のMaruchan Inc.、Instant Lunch Udon Style Soy Sauce Flavor。最近Instant Lunch シリーズに追加されたカップうどんである。姉妹品としてMiso Flavorもあるのだが、米国滞在中に見つけることは出来なかった。

そもそも米国でうどんの認知度は殆ど無いと思われ、そんな中で(在留邦人ではなく)米国人に向けてカップうどんを出すことに勝算はあるのか?と疑問に思うのだ。将来に向けた観測気球的な役割の製品なのかな?まあ米国の日清とマルちゃんが焼そばを出し続けて、今ではある程度認知されるようになった例もあるからなあ。

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No.6737 日清食品 (Germany) 出前一丁 東京醤油麺

No.6737はドイツの日清食品 (Nissin Foods Gmbh)、出前一丁 東京醤油麺。またの名をDemae Ramen Tokyo Soy Sauceという。ドイツの日清食品は販社であり、実際の製造はハンガリー。

出前一丁は現在日本ではあまりパッとしない存在なのだが、香港版はそれだけで会社が出来るほどのワイドバリエーションを擁しているのを当Blogで紹介してきた。そして今回のドイツ版も香港に次ぐ規模を誇り、袋麺で11種類の味を揃えている。製品名に地名を含むのは今回の東京醤油麺のみ。二年ほど前には韓式泡菜麺(キムチ味、No.6271)があったのに、いつの間にか消えちゃったな。

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世界の即席麺探索と紹介動画