No.6704 サンヨー食品 丸大食品監修 スンドゥブ辛口味 ラーメン

No.6704 サンヨー食品 丸大食品監修 スンドゥブ辛口味ラーメン。久々の日本製&日本国内向け製品である。スンドゥブは純豆腐と書く貝ダシの朝鮮豆腐料理。

従来サンヨー食品の即席麺はいくつかの例外を除いてほぼ全てがサッポロ一番ブランドを纏っていたのだが、最近方針を転換したらしくサッポロ一番を名乗らない製品をポチポチ見掛けるようになってきた。昨年の今頃は即席麺を求めて海外行脚をしていて、八月に帰国してスーパー等の巡回を再開したらサンヨー食品ロゴの赤い楕円マークに遭遇。猛烈な違和感を感じてまるで浦島太郎になった気分だった。同社のプレスリリースを見ると昨年の六月から非サッポロ一番ブランドの製品が出ていた様子。

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No.6703 Maruchan (USA) Instant Lunch Chicken Tortilla Flavor

No.6703は米国のMaruchan、Instant Lunch Chicken Tortilla Flavor。チキンのトルティーヤ味である。ということは、トウモロコシ粉を焼いたような匂いがするのか?いや小麦粉で作る生地もあるし、とにかく穀物っぽい香ばしさが漂ってくるスープに違いない、と思って食べてみた。

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No.6701 旺旺食品集団 (China) 哎呦 Q米面 芝麻拌面

No.6701は中国の旺旺(ワンワン)食品集団、哎呦 Q米面 芝麻拌面。ごまだれ汁なし米粉麺。元来旺旺は台湾の食品会社であり、飲料やスナック菓子の製造を主業務とする。一応即席麺も扱っているが小規模で、過去試食したものはインドネシアで製造されたものだった。その後中国大陸へ進出し、ここでは本腰を入れて即席麺事業に取組むこととなる。

▲旺仔ちゃん

今回の製品では表示が控えめだが、旺旺のイメージキャラクタの旺仔ちゃん。台湾の空港でこの絵が付いたカートをよく見掛けたけれど、上を向いた眼や舌を出した表情、手足を大の字に広げてオムツ?のような服を着て、お世辞でも頼りになりそうな印象を与えるとは思えない。ゆるキャラ路線だね。

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No.6700 Nissin Foods (USA) Hot & Spicy Fiery Beef

No.6700は米国の日清食品、Hot & Spicy Fiery Beef。電子レンジ調理専用の大柄なカップ麺である。このシリーズは少し前までCup Noodlesとソックリなロゴを使う「Bowl Noodles」という名前が付いていたのだが現在は消滅してしまい、「Hot & Spicy」がシリーズ名として君臨することになる。昔は辛くない味もあったけれど、Hot & Spicy軍団に乗っ取られたともいえる。

▲昔のBowl Noodlesシリーズ

電子レンジの調理時間は三分(水から)。但しこれは出力1kWの場合であり、ウチのは600Wしか出ないので仕事量(50Wh)を揃えるなら五分、少々心配だったので四分半で取出すこととした。

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No.6699 Maggi (Papua New Guinea) 2 Minute Noodles MOA kakaruk Teist

No.6699はパプアニューギニア(PNG)のNestlé、Maggi 2 Minute Noodles MOA kakaruk Teist。Kakarukは鶏肉のこと。右上の黒地に「PNG MADE」が同国産の証。No.6518で姉妹品のビーフ味を紹介している。

▲PNGでの収穫。奥が手作り感溢れる四個パック

購入価格は単品で1.0 PGK(パプアニューギニアキア)、買った時点での日本円換算は約27円。この国では四個パックという販売形態も多いのだが、どうも販売店がテープで束ねただけのようで、価格も単純に四倍になっているだけなので全然割安感が無い。PNGの一人当たりGNIや名目GDPは日本の1/10以下なので、一個が日本の300円ぐらいの価値があるのかな。

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No.6698 Ajinomoto (Peru) Aji-no-men Sabor Gallina Criolla

No.6698はペルーの味の素、Aji-no-men Sabor Gallina Criolla。クレオールチキン味。これは米国南部ニューオリンズにおけるスパイシーな鶏料理のこと。

日本では味の素と即席麺は無関係のように思われるが、世界的には有力な即席麺メーカーの一つである。例えばタイでは現地のWan Thai Foods社と組んでYumYumブランドを展開し、ポーランドでも大きな生産拠点を持ちイタリアStar社のSaikebon・スペインGallina Blanca社のYatekomoブランドに関与する。ブラジルでは日清食品とタッグ組んで事業展開。そしてペルーでは2002年から即席麺の製造を開始する。

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No.6697 Yatekomo (Spain) Parrilla (Cup)

No.6697はスペインのGallina Blanca、Yatekomo Parrilla (Cup)。Parrillaはスペイン語でグリルのことで、たぶんバーベキュー味と同じような意味で使われているのだろう。

▲EU製で味の素グループとのコラボだよん、とある

カップ側面に「Edición Limitada」と書いてあるのは限定版という意味。「限定」が期間を指すものか地域を指すものかは不明。同社のWebサイトには本製品に関して外観の写真こそ一応載っているが、口上をはじめとした諸情報が空欄になっていて、なんだか訳アリな様子が伺える。

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No.6696 Saikebon (Italy) Noodles Pollo

No.6696はイタリアのStar、Saikebon  Noodles Pollo。欧州で最近流行りはじめてきた、スープが極端に少ない袋麺でチキン味。

最近この場で何度も書いていることだが、即席麺分野においてはイタリアStar社のSaikebonとスペインGallina Blanca社のYatekomoは兄弟関係(Star社が弟)にあり、双方の親がポーランドの味の素でOyakataブランドを展開している。それぞれは古くからある総合食品メーカであり即席麺以外では独自にビジネスを展開している。ポーランド味の素の即席麺事業はまだ20年程度であるが、欧州でMaggi、Nissinに次ぐ程度の存在感は持っている。

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No.6695 Indomie (Morocco) Goût Crevette

No.6695はモロッコのSawamag (Salim Wazaran Maghreb)、indomie Goût Crevette。海老味である。モロッコ製インドゥミーはNo.6675のチキン味、No.6685のビーフ味に続いて今回が三度目の紹介。

▲No.6685ビーフ味だけバーコードの様式が違う!

モロッコ製インドゥミー三種を見比べると、No.6685のビーフ味だけバーコード数字が一般的なEAN(5 285000~)で、他の二種は主に米国で使われるUPC(0 89686~)であることに気が付いた。ビーフ味は市場で、他はスーパーでの購入。流通経路を分けているのかな?おまけにEANの冒頭582はレバノンの国籍項だよ(モロッコは611、UPCには国籍項が無い)。理由を妄想するのが結構楽しい。

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